臭くならないタオルおすすめ21選｜ニトリ・無印のタオルも！臭くなりにくい方法は？

毎日使うタオルですが、その臭いに悩む方は数多くいます。しっかり洗濯をしているはずなのに、気が付くといつの間にか臭ってしまうタオル。なぜタオルには臭いがつきやすくなってしまうのでしょうか。

今回はタオルの臭いの原因を紐解くとともに、臭くならない・匂わないバスタオル・フェイスタオル・ハンドタオルをご紹介します。口コミやニトリや無印良品など人気メーカー・速乾タオルも紹介するので、ぜひチェックしてください。臭くならないタオルの性質やメカニズムも詳しく解説していきます。

タオルの臭いにお悩みの方、買い替えを考えている方はぜひ参考にして頂き、長く気持ちよく使える臭くなりにくいタオルを生活に取り入れてみてください。きっと今まで感じていたストレスが解消されます。

タオルの臭いの主な原因は、洗濯しても落ち切らなかった汗や皮脂などの汚れと、それに付着して増殖するモラクセラ菌（雑巾のような臭い）やマイクロコッカス菌（汗臭い臭い）といった細菌です。これらを除菌・殺菌しないと臭いが発生してしまいます。

また、他にも洗濯槽自体に細菌が溜まっていたし、汚れた洗濯物を長時間放置したりと、臭いが発生する原因はあらゆるところに潜んでいます。そこで、こうした臭いの影響を少しでも受けにくくするために、抗菌・消臭機能のタオルが活躍するのです。

銀イオンは微生物に対しての、殺菌・抗菌効果があります。少ない量でもしっかりと菌細胞の活動を奪えるため、臭いが出る前にあらかじめ繊維に取り込んだり、銀イオンをスプレーにしてタオルに噴射したりして使用されています。

銀イオンはタオルのみならず、いろいろな消臭製品でもよく聞く物質でスタンダードな抗菌素材です。

銅イオンは、銀イオン同様に金属の抗菌作用を活用して作られています。近年では銅イオンのほうが銀イオンより抗菌作用が高いという研究結果もあり、タオルの消臭効果はもちろんのこと、さまざまな商品に使われるようになりました。

タオルの他にもマスクや手袋など、ウイルスが気になる方にも注目される素材となっています。

竹は、竹炭が臭いを取る素材としても知られています。さらに、古来から食べ物を包んで保存用に使用されたりと、防菌効果が期待できる素材として利用されてきました。こうした性能を活用して作られたのが竹繊維を含むタオルです。

竹で作られたタオルは、自然の繊維のため小さなお子様やお肌が敏感な方でも安心して使えます。

カテキンは、染料としてタオルに使用されます。優れた防臭効果とともに殺菌効果があり、こうした性能がタオルについた嫌な臭いや、雑菌を減らす効果が期待できます。竹繊維同様に、自然の素材なのでお子さまも安心して使えます。

ただ、カテキンタオルはあまり種類が展開されておらず、選択の幅は他の素材より狭まってしまいます。

肌馴染がよく、吸水力の高い綿はもっともポピュラーな素材です。肌にも優しいので、あまり人を選ばず万人受けがいい売れ筋商品です。素材に対してとくに強いこだわりがなく、悩んでいる方はぜひ綿素材をチェックしてください。

またより肌にやさしい素材を求める場合は、赤ちゃんの肌にも安心して使えるオーガニックコットンがおすすめです。

吸水率と速乾率の高いマイクロファイバーは、まさにタオルに最適な素材です。髪の毛の100分の1しかない細さの糸で作り上げた特殊技術は、タオル以外にもフリース素材・ヒートテック機能のインナーなど日常のさまざまな場面で使用されています。

そのため肌触りにも馴染があり、タオルとして快適に使うことができます。ただし人によっては、少し刺激感を感じたりするため、触ってみて苦手だと思う方は避けてください。

通気性がよく乾きやすい素材のガーゼは特に汗をかきやすい時期、汗をかきやすい方におすすめです。ガーゼは肌触りが柔らかいため、汗を拭いたさいの摩擦も少なく、大人はもちろんお子さまの肌にも安心して使えます。

ただ速乾性は少々劣るため、放置すると臭いがつきやすくなります。多めに買って汚れた場合はすぐに洗うよう心がけましょう。

麻はさらっとした肌触りで、夏用の衣服にもよく使われる素材です。通気性がよく、乾きやすいのでタオルとして使うにも適しています。ただ、手触りはパリっとしていてフワフワのタオルが好きな方には、苦手だと思ってしまう可能性があります。

それでも麻が気になる方は、綿と麻をあわせた綿麻素材というものもあります。こちらは麻だけよりも柔らかい質感なので、チェックしてみてください。

そもそも抗菌作用のあるタオルは「菌の繁殖を抑えること」が定義のため、その効果には幅があります。そこで基準を定めているのが繊維評価技術協議会（繊技協）です。適合品には「清潔（S）・衛生（E）・快適（K）」を表すSEKマークの使用が許可されています。

独自の技術や特許で防臭・抗菌をおこなっている製品もありますが、どうしても効果が気になる場合には、この「SEKマーク」をチェックしてみましょう。

タオルには、バスタオルからハンドタオル・ハンカチまでさまざまなサイズがあります。その中でどのタイプに防臭効果のあるタオルを使いたいかを考えてみましょう。その中でもとくに多いのがバスタオルやフェイスタオルとなっています。

たとえばバスタオルは、大人なら60～70×140cmほどのサイズ、お子さまや小柄な方であれば50×100cmほどのビッグフェイスタオルもおすすめです。ご自身で使いやすいタオルサイズを選んでください。

頻繁に洗濯をするタオルですから、耐久力も大切です。防臭や抗菌に優れていても数回の洗濯でボロボロになってしまっては、もったいない買い物になってしまいます。素材にもよりますがタオルの寿命は約半年～1年間といわれています。

またタオルの中には、耐久力を売りとしているものもありますので、長く使っていきたい方は耐久性についてもしっかりチェックしてください。

臭くならないバスタオルを選ぶのなら、コスパも重要になってきます。防臭や抗菌といった機能に高い品質を求めるのであれば、少し高級な商品も視野に入れる必要があります。ですが、値段は幅広くなっていますので予算に応じて検討しましょう。

またタオルはセット販売も多いため、家族が多い家庭やタオルの使用枚数が多い場合はこうした商品もぜひチェックしてみてください。

お値段以上の価値ある商品を提供するニトリでは、抗菌防臭加工が施された2枚組のフェイスタオル「サクスード」を販売しています。ライトローズ・ライトグレーの2色展開で、1枚は無地、もう1枚は爽やかなホワイトとのボーダー柄です。2枚で約600円とコスパがいいので、洗い替え用で多めに備えておくのもおすすめ。

綿100％で肌触りがよく、ふかふかで気持ちがいいとネット上で好評の商品です。

シンプルで機能的な商品に定評のある無印良品では、乾きやすく使いやすいワッフル織りのタオルを販売しています。お菓子のワッフルのように凸凹のある織り方なので、肌との接地面が少なくさらっとした感触です。洗濯しても糸くずがでにくく、お手入れしやすいのも魅力です。　

ワッフル織りは吸水力に優れ、お風呂上りの体の水分を素早く吸い取ってくれます。シンプルだけれども存在感があり、おしゃれに見えるのもポイントです。

あったらいいなと思う便利なオリジナル家庭用品を多く取り揃えているカインズでは、部屋干しに特化した「室内干しに適した消臭ミニバスタオル」を販売しています。素材は綿:85%・ポリエステル:15%で、部屋干しでも乾きやすくて生乾きの臭いが出にくいのが特徴です。

ブラウン・ベージュ・グレー・ネイビーの4色展開で、ベーシックなカラーで部屋に干していてもインテリアになじみやすく生活感が出すぎません。

毎日洗濯はできない、週末にまとめてする方も多いかと思います。ですが、濡れたタオルはできるだけ早く洗いましょう。できない時は、他の洗濯ものとわけて置いてください。濡れたタオルは雑菌が繁殖しやすいため、他の服に雑菌がうつるもしくはうつってしまう可能性があります。

また、洗濯物が多くなってしまった場合、洗濯機に無理矢理詰め込み1回で洗うのは避けてください。洗濯物の容量は全体の70％ぐらいが適量とされているため、無理に入れると汚れが落ちにくくなります。

洗剤を多く入れたほうが、しっかり汚れが落ちると思いがちですがこれはNGです。必要以上に洗剤を使用すると、成分が流されきれず残ってしまう可能性があります。その結果、逆に生乾き臭が発生したり、洗濯機本体にカビが生える原因にもなりかねません。

今の洗剤は、既定の使用量で充分に汚れを落としてくれます。過度に投入するのはやめましょう。

洗い終わったタオルはすぐに干して乾かしましょう。濡れて放置している時間が長いほど、雑菌が繁殖し臭いの元となります。夜や雨の日など外に出せないときには、扇風機やサーキュレーター、ハンカチなど小さいものであればドライヤーの活用も効果的です。

半乾きも臭いの原因となるため、乾かすときは濡れた感じがないかを確認してしっかりと乾かしましょう。

漂白剤を使う場合は、白いものと色もので手順が異なるので注意が必要です。

■白ものの場合

• 洗面器に水を溜め規定量の塩素系漂白剤を入れる
• 指定通りの時間つけ置きし、その後普通に洗濯をする

塩素系漂白剤は強力で、臭いはほぼなくなります。臭いの度合いによって漂白剤を増やしてもいいのですが、やりすぎると生地が傷むので注意してください。また、塩素に付けた後は、他の洗濯ものとは別に洗濯をしましょう。

■色ものの場合

• 塩素系漂白剤はNG、酸素系漂白剤につける
• 高い温度のお湯を洗面器に溜め、規定量の酸素系漂白剤を入れる
• 指定通りの時間つけ置きし、その後普通に洗濯をする

酸素系漂白剤は塩素系より力が弱いため。何度かつけ置き洗いをしないと、臭いが再び発生する可能性があります。

いわゆる「煮沸消毒」です。大きめの鍋に、フェイスタオル1枚なら1リットル程度を基準にお湯を沸かして、少量の洗濯石けんか少量の酸素系漂白剤を入れます（洗剤は使いません）。そこにタオルを入れて沸騰状態のまま3～10分間ほど煮ます。

その後冷ましたら、普通に洗濯をおこなってください。ただし煮沸消毒は、タオルによっては色落ちや変色を起こす場合がありますので注意してください。

ここまでの方法を試しても、臭いが再発したり取れなかったりした場合は残念ながらそのタオルは諦めて、掃除用の雑巾としてリサイクル活用しましょう。臭いが取れないタオルと何度も格闘をするのはストレスになるのでおすすめしません。

臭くなったタオルは処分して、また新しく抗菌・防臭加工がされた臭くならないタオルを探してみましょう。

毎日使うタオルはいつでも清潔に使いたいものです。そこでおすすめなのが抗菌・防臭効果がある臭わないタオルです。今回ご紹介した情報を参考に、ぜひ気持ちのいいタオルで毎日を爽やかに過ごしていきましょう。

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