スノーボード用サングラスおすすめ15選｜スキーにも！雪におすすすめの偏光レンズ

「スノーボードを楽しむのは冬だからそんなに紫外線は強くない」と思いがちですよね。冬でも雪の積もったゲレンデは雪の反射光もあり、意外と紫外線は強いです。それに加え、標高が1000m高くなると紫外線が約10%増加するといわれています。

そんなスキー場に欠かせないのが紫外線から目を守るサングラスやゴーグルです。中でもサングラスには豊富なデザインやレンズ色があります。どうせならスノボウェアと合わせて格好良くコーデしたいですよね。

そこで、本記事では機能とファッション性に優れたおすすめのスノボサングラスをメンズとレディースに分けて紹介します。また、サングラスの選び方やブランド、「スノボでサングラスは危ない？ダサい？」といった疑問点についても解説します。自分に似合ったサングラスで格好よくゲレンデライフを楽しみましょう。

目に入る光には、主に太陽から直接の光と地面を反射した光の2種類があります。アスファルトのでは反射する光は太陽光の10～20％ですが、雪の場合は何と80～90％も反射してしまうのです。

なので、一面雪のゲレンデでは普段の約1.5倍もの光が目に入ります。それが雪目（目の日焼け）の原因となり、目の充血や目ヤニが多くなりひどいと激しい痛みを伴うなどの症状が出ます。それを防ぐために、スキー場ではサングラスやゴーグルが必須なのです。

スノボ選手のほとんどはゴーグルを使っています。競技のような速度と急激な回転にはゴーグルが最適です。しかし、スノボをスキー場で快適に楽しむのであれば下のような点でサングラスの方がおすすめです。

• レンズが曇らないから常に視界が保てる
• 天気がいい日でも目の周りが蒸れない
• ランニング・アウトドアなど他用途でも使える
• 圧迫感がない

ただし、転倒した時に外れやすく、ひどければ怪我の原因にもなります。初心者のサングラス着用は危ないですのでゴーグルがおすすめです。

サングラス選びには紫外線透過率のチェックは大切ですが、同時に通常の光を通す割合を示す可視光線透過率もチェックしましょう。可視光線透過率は数値が低いほどより多くの光をカットし、レンズの色は濃くなります。天候に関わらず、幅広いシーンで使う場合は30～50％程度、ナイターの場合はもっと数字の大きいものがおすすめです。

レンズの色の濃さと紫外線の通しやすさはまったく関係はありません。紫外線透過率1.0%以下・紫外線カット率99％以上またはUV400と表示されているものがおすすめです。UV400の数値は紫外線の波長で、400はほとんどの紫外線をカットします。紫外線効果の数値のない商品もありますが、そのような商品は避けた方が無難です。

偏光機能とはものに反射した光をカットする機能です。ゲレンデでは太陽からの光と雪に反射した光が目に入りまぶしさを感じます。そのため、色の濃いレンズを使い可視光線透過率を下げて、視界全体を暗くするのが一般的です。しかし、偏光レンズを使えば、雪に反射した光をカットして視界の明るさを保ちながらまぶしさを防げます。

偏光サングラスには下のようなメリットがあり、特にゲレンデでは偏光機能付きのサングラスがおすすめです。

• あまり視界の明るさを落とさずにまぶしさが防げる
• ゲレンデの凸凹が見やすくなる
• 反射した紫外線もカットでき目を守れる
• 視界のギラつきを減らし目が疲れにくい

デメリットは以下の2点です。

• 熱と水に弱い（濡れっぱなしにせず、こまめに拭く）
• 液晶画面が見にくい（対策されている液晶もあるので購入前に確認を）

偏光度（偏光率）はパーセントで表示され、数値が大きいほど優秀な偏光機能を持ったレンズです。偏光機能付きのサングラスを選ぶなら偏光度が90％以上のものがおすすめで、クリアで見やすい視界になります。基本的に、偏光度の高いレンズほど可視光線透過率が低い濃い色のレンズです。

ゲレンデでのサングラスはファッションの一部としておしゃれで格好良く決めたいものです。そのためにもウェアや帽子などとのバランスを考えたトータルコーデで考えましょう。

普段使いもしたいなら眼鏡のような二眼レンズ、スポーティーに決めたいのなら長距離陸上選手が使うような一眼レンズがおすすめです。二眼レンズにはフレームのデザインが豊富にあります。デザインの種類を簡潔に紹介します。

• ＜スクエア＞
  角が取られて丸みを持ったデザインです。最もオーソドックスで人気があります。
• ＜ウェリントン＞
  スクエアタイプの中で角が少し丸みを帯びているデザインです。シンプルなデザインで日本人の顔にもマッチしやすいのが魅力。
• ＜オーバル・ラウンド＞
  レンズフレームが丸いデザインで顔の印象を柔らかくしてくれます。レトロな雰囲気がおしゃれさを演出してくれるのが魅力です。

イエロー系のレンズは視界を明るくし、コントラストを強調します。雪が降ったり霧が出たりして見通しが悪く、少しでもクリアな視界を確保したい時に使うと効果的です。また、ナイターを楽しむのにも最適な色で明るい視界を確保してくれます。ただし、可視光線透過率は高めで、日差しの強い日はまぶしさを感じる可能性があります。

ローズやピンク系のレンズは、晴れた日のまぶしさを抑え、曇りの日は視界をクリアにしてくれます。また、コントラストは強めで雪面の凹凸などのゲレンデ状態が見やすく滑りやすい色です。全天候型のサングラスなので、色に迷ったらローズやピンク系を選んでおけば間違いがありません。ファッション性も高いカラーでおすすめです。

黄色やオレンジの光が強いと人はまぶしいと感じます。その黄色やオレンジをカットしてくれるのがブルー系のレンズです。淡い色調でゲレンデのまぶしさが抑えられるので長時間の使用でも目が疲れません。晴天時にはおすすめの色で、クールな印象を与えます。しかし、雲が厚い時や夕暮れ時などは視界が暗くなる場合があります。

グレー系のレンズはすべての光を均等にカットするので、裸眼で見たのと色調が変わらず自然な見え方になります。ゲレンデ周辺の大自然をそのまま楽しみながら滑りたい方におすすめの色です。また、最も防眩効果が高い色で日差しの強い日のゲレンデにも適しています。濃いめのカラーにすればよりクールな印象を演出できます。

ミラー系のサングラスはファッション性も高く人気があります。余分な光がサングラス表面で跳ね返され晴れた日の視界はクリアで使いやすいサングラスです。しかし、おしゃれ感の高いミラー系サングラスは曇天時や夕暮れの薄暗い時の使用はおすすめできません。視界が悪く周囲の安全の確認ができなく危険です。

オークリーは1975年創業のモトクロス用のゴーグルで人気を博したアメリカのメーカーです。その後、いろいろなアイウェアを世に出し世界トップクラスのアイウェアブランドとなりました。特に高機能なスポーツサングラスは多くの独自技術を使った最高水準で、トッププロも多く愛用しています。また、日本人にも合うアジアンフィットの製品も豊富です。

スワンズは1911年創業の東大阪市に本社を構える山本光学が1972年に設立したスポーツアイウェアのブランドです。

元々の光学技術を最大限に生かし、透明性・耐衝撃性・耐熱耐燃性に優れたポリカーボネート製のレンズを中心に紫外線カット率99％以上のサングラスを作っています。日本人が日本人のために設計したサングラスのため、フィット感も抜群です。

1923年にアメリカ陸軍航空隊からパイロット用サングラスの開発要請を受け、1937年に一般販売されレイバンの歴史が始まりました。最大の魅力は米軍MIL規格を実現する高性能レンズと耐久性です。デザイン性も高く多くの芸能人やセレブが愛用しています。機能とファッション性の両方にこだわりたい方におすすめのブランドです。

スミスは1965年創立のアメリカ生まれのアイウェアメーカーです。スノーゴーグルを多く取り扱っていましたが、今ではフィッシング・サイクリング・トレッキングなどのスポーツアイウェアを幅広く取り扱っています。アメリカのブランドですが、日本で販売されている商品は国内生産され、日本人に最適化されたサングラスです。

ユニクロは言わすと知れた日本ブランドで、安い価格で販売されています。紫外線カット率99％・UV400のサングラスが1,500円程度で、店も多く手に入れやすいサングラスです。色の付いていないレンズが多いですが、スポーツサングラスもラインナップされています。ブランドやレンズカラーにこだわらない方におすすめです。

スノボでサングラスをかけている人も見かけますが、スノボは転倒がつきものの危ないスポーツです。転倒した際にフレームや鼻当てで怪我をする可能性があります。一方で、通気性のよさから曇りにくいのはメリットです。

ゴーグルは鼻当てにクッションがあるため、壊れにくく怪我しにくいように作られています。ズレにくいのと雪が入ってきにくい点もメリットなので、初心者のうちはスノボをするならゴーグルを使用するのがおすすめです。

メンズのスノボコーデは、全身黒でまとめたモノトーンコーデがおすすめです。黒のサングラスと黒系のウェアでまとめることで、真っ白のゲレンデの中でシックにきまります。また、サングラス・ボードを差し色にしたコーデも人気です。ダーク系でまとめて原色で色をさしましょう。

レディースのスノボコーデは、全身白でまとめたかわいいコーデがおすすめです。上下で白のトーンを変えたり、アイボリーなどとグラデーションさせるコーデも人気があります。また、明るい色でまとめたコーデもゲレンデで映えるのでおすすめです。

スキー場までの道のりではサングラスは荷物として持ち運ぶのが一般的です。そんな時にサングラスケースがあれば安全に持ち運べ、汚れも防げます。素材や大きさなどいろいろな種類があり、ブランドメーカーのケースも人気です。同じメガネケースでも自分のお気に入りのデザインであればサングラスへの愛着もさらにわきます。

スノボを楽しむなら必須のサングラスです。目を守り、滑りやすい視界が確保できるお気に入りのサングラスを見つけてください。そして、スノボウェアと合わせたおしゃれコーデで白銀のゲレンデを楽しみましょう。

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