コンセントに挿すだけのおすすめWi-Fi6選！デメリットやドコモとauのWi-Fiもご紹介！

コンセントに挿すだけのWi-Fiは「ホームルーター」「置くだけWi-Fi」「コンセント型Wi-Fi」とも呼ばれていますが、工事が必要な光回線との違いや、どこで契約できるのかが気になりますよね。

実はホームルーターはWi-Fiの契約とセットで、インターネットから申し込むのがお得なんです！光回線と比べるとデメリットもありますが、最短で申し込みの翌日から利用できるなど、メリットも満載です。

この記事では、コンセントに挿すだけのWi-Fiのメリット・デメリットとおすすめ6選をご紹介します。「Wi-Fiのコンセントを抜くとどうなるのか」「Wi-Fi契約なしで使えるのか」の疑問についてもお答えします！ドコモとauのWi-Fiも登場するので、ぜひ最後までご覧ください。

ホームルーターは端末自体にWi-Fiを飛ばしてインターネットに接続する機能があるため、工事の必要がありません。一方、光回線（固定回線）を導入するには、回線を室内に引き込む開通工事が必要です。開通工事は時間と費用がかかるだけでなく、賃貸住宅では工事ができない場合もあります。

「ホームルーターと光回線の工事費用」

今すぐインターネットを始めたい人には、届いたらすぐに利用できるホームルーターがおすすめです。プロバイダによっては最短即日発送に対応しているため、早ければ申し込み日の翌日には端末が届きます。

一方、光回線は申し込みから開通まで3週間～2か月かかります。工事は立ち合いが必要なため、場合によっては仕事を休む必要があります。

「ホールルーターと光回線の申し込みから開通までの期間」

ホームルーターの設定は、Wi-Fiに接続したことがある人ならすぐに分かるような簡単なものです。Wi-Fi接続が初めての方でも、ホームルーターと一緒に設定（接続）方法が書かれた説明書が届くので、説明書の手順通りに進めれば問題ありません。

「ホームルーターとスマホ/タブレットの接続手順」

1. 接続するスマホ/タブレットのWi-Fi設定画面を開く
2. ホームルーターに記載のネットワーク(SSID)名を選択する
3. ホームルーターに記載の暗号化キーを入力する

「ホームルーターとパソコンの接続手順」

1. パソコンの無線LAN機能をONにする
2. 無線LANアイコン（電波の形をしたアイコン）をクリックする
3. 「ネットワークとインターネットの設定」でWi-Fiを選択する
4. 表示されたSSID一覧からホームルーターに記載のSSID名を選択する
5. ホームルーターのWPSボタンを長押しする
6. SSIDの下部に「接続済み」、あるいはデスクトップ右下にWi-Fiのアイコンが表示される

ホームルーターはLANケーブルやモデムが必要ないため、室内がスッキリ見えます。一方、光回線はルーターとモデムやONUをケーブルで接続するため、どうしても見た目がごちゃごちゃしてしまいます。配線の乱雑さが気になる人はホームルーターの導入をご検討ください。

ホームルーターはコンセントに挿さなければいけないため、持ち運びができません。機種によってはコンセントがある場所なら自宅以外の場所でも使用できますが、対応するデバイスは限られます。

現時点では、登録住所以外での使用を制限しているプロバイダが多いため、外出先で頻繁にインターネットを利用する人はモバイルルーターがおすすめです。

ホームルーターにもデータ無制限のプランがありますが、回線の混雑状況に応じて速度制限がかかる可能性があります。速度制限を気にせずインターネットを楽しみたい人は、光回線の導入を検討しましょう。

ホームルーターはモバイル通信の電波を受信しているため、電波が届きやすい場所に置くのが基本です。設置場所を変更しても改善が見られない場合は、固定回線を検討しましょう。※電波の入り具合は建物の構造によっても異なります。

「ホームルーターの設置にふさわしい場所」

• 外に通じる窓の近く
• 床から1～2m離れた場所
• 周囲に障害物のない場所

「ホームルーターの設置に向かない場所」

• 台所など水回りの近く
• 金属製品の近く
• 家電製品の近く

Wi-Fiの種類は大きく分けて「ホームルーター」「光回線」「ポケットWi-Fi」の3つ。ここではそれぞれのWi-Fiの特徴と、どんな人におすすめかを解説していきます。

次の条件に当てはまる人は、ホームルーターがおすすめです。

• 工事したくない/できない
• すぐにWi-Fiを使いたい
• 引っ越しが多い
• モバイルWi-Fiよりも安定した通信環境を求める
• 室内での利用がメイン
• 複数のデバイスを同時接続したい

すぐにWi-Fiを使いたい人は、工事不要のホームルーターがおすすめです。室内利用がメインで複数のデバイスを同時接続したい人、モバイルルーターよりも安定した通信環境でインターネットを楽しみたい人などもホームルーターが適しています。

次の条件に当てはまる人は、ポケット（モバイル）Wi-Fiがおすすめです。

• 外出先でWi-Fiを使いたい人
• すぐにWi-Fiを利用したい人
• スマホのセット割を利用して、スマホ料金も安くしたい人
• 一人暮らしで、同時接続台数が少なくていい人

外出先でWi-Fiを頻繁に使う人には、ポケットWi-Fiがおすすめです。一人暮らしの人は自分のスマホ/タブレット/パソコンに接続できれば問題ないため、同時接続台数が少ないポケットWi-Fiでも問題ありません。

スマホのサービスを提供しているプロバイダであれば、スマホのセット割でスマホ料金が安くなります。スマホの料金を安くしたい人は、ご利用中のスマホと同じ系列のプロバイダでポケットWi-Fiを申し込みましょう。

次の条件に当てはまる人は、光回線がおすすめです。

• 自宅で頻繁にインターネットを利用する人
• 安定した速度でインターネットを楽しみたい人
• 同時接続台数が多い人
• データ容量をたくさん利用する人
• 動画視聴を快適に楽しみたい人
• 光電話を安く利用したい人
• 引っ越しが少ない人

自宅で頻繁にインターネットを利用する人は、速度制限がない光回線がおすすめです。データ容量をたくさん利用する人や、動画視聴を快適に楽しみたい人も光回線が適しています。

家族と同居している人は同時接続台数が多い方が便利です。光電話を契約している人は光回線の導入で電話料金が安くなるメリットもあります。

ドコモのコンセントに挿すだけのWi-Fi「home5G/HR01」は、2021年8月に発売が開始されました。ドコモの4G/5Gのモバイル回線を使用した、下り最大4.2Gbpsの超高速通信が魅力です。データ使用量は無制限で、契約期間の縛りはありません。

ただし、3日間のデータ利用量が多い場合は速度制限がかかり、一定時間内に大量のデータを使用した場合に通信が中断される可能性があります。

端末(HR01)料金は39,600円（税込）ですが、36か月間は月額1,100円の割引（月々サポート）が適用されて、3年利用で実質無料になります。ドコモのスマホユーザー(*)は月々のスマホ料金が永年1,100円割引になる「home5Gセット割」が適用されます。

「ドコモhome5gの概要」

(*)「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト」が対象

auのコンセントに挿すだけのWi-Fi「HOME 5G L11/L12」は、ドコモと同じ2021年8月に発売が開始されました。WiMAX2+、au 4G LTE、au5G回線を同時利用し、幅ひろいエリアに対応しています。データ使用量は無制限(*1)で、契約期間の縛りはありません。

月額料金はスタンダードモード5,170円ですが、25か月間は月額550円の割引（5Gルーター割）が適用されて、25か月利用すれば実質月額が4,620円(税込)まで下がります。端末料金はL11/L12ともに合計36回の毎月割の適用で、実質0円になります。

さらに、auのスマホユーザー(*2)はauスマートバリューの申し込みで、スマホ料金が永年最大1,100円の月額割引が適用されます。より広いエリアでインターネットを楽しみたい人は「プラスエリアモード」の加入がおすすめです。

「au ホームルータープラン5G（スタンダードモード）の概要」

(*1)プラスエリアモードは月間30GBを超えると速度制限がかかります。

(*2)auスマートフォン/auケータイ/タブレット（5G/4G LTE）・4G LTE対応PCが対象

最後に、ホームルーターに関するよくある質問をご紹介します。気になることを解決してホームルーター選びにも是非参考にしてみてください。

利用したいホームルーターの公式サイトや携帯ショップ、家電量販店で契約できます。申し込み当日に利用したい人は、店舗受取サービスを利用しましょう。

支払い方法はクレジットカードのみの場合がほとんどですが、プランによっては口座振替やコンビニ後払いが選択できる場合もあります。口座振替やコンビニ払い対応のプランは割高なことが多いため、事前の確認を忘れないようにしましょう。

ホームルーターはコンセントに挿すだけで利用できますが、Wi-Fi契約なしではインターネットに接続できません。ホームルーターはWi-Fi契約とセットで考えるのが基本です。

コンセントを抜いても、特に問題はありません。コンセントを抜くと電源がOFFになりますが、数分経ってから再起動させれば、通常通り使用できます。ただし、短時間に何度もコンセントを抜くと不具合が起きる可能性があります。

ホームルーターはコンセントに挿しっ放しでも、それほど電気代はかかりません。使用後に毎回節電目的でコンセントを抜くことは、あまりおすすめできません。

コンセントに挿すだけのWi-Fi（ホームルーター）は、気軽にインターネットが楽しめる便利なアイテムです。この機会にぜひホームルーターの導入をご検討いただき、Wi-Fiを利用して快適なインターネットを楽しんでくださいね。