スペシャリティコーヒーおすすめ12選｜選び方もご紹介

1970年代アメリカで誕生したスペシャリティコーヒーは、コーヒーのカテゴリーの一種で、コーヒー好きなら一度は飲むべき最高級のコーヒーです。

国内産のスペシャリティコーヒーは、まだ数パーセントしか流通しておらず、ほとんどのスペシャリティコーヒーが海外産です。特に、ブラジルやコロンビアなどの南米で作られているものが多くなっています。

この記事では、スペシャリティコーヒーについて詳しく解説していきます。おすすめのスペシャリティコーヒーだけでなく、スペシャリティコーヒーに合うお菓子もご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

スペシャリティコーヒーとは、風味や香りが一定以上の評価を得たコーヒー豆に与えられる名称で、正式にはスペシャルティコーヒーと呼ばれます。

スペシャリティコーヒーに選ばれるのは、全コーヒー豆の約5パーセントのみと言われており、カップのきれいさ・コーヒーの質感・味のバランスなどから、スペシャルティコーヒー協会が判断しています。

スペシャリティコーヒーは種類がたくさんあり、どれにしようか迷ってしまいますよね。ここからは、スペシャリティコーヒーの選び方についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

風味とは、コーヒーの渋みや酸味などの味を意味するだけでなく、コーヒーを飲んだ時の舌触りなども含まれています。

また、風味はコーヒーの収穫場所や収穫年によって変化します。さらに、スペシャリティコーヒー特有の風味を味わうなら、コーヒー本来の味を感じられる浅煎りや中煎りがおすすめです。

世界各国で生産されているスペシャリティコーヒーですが、その中でも有名な産地は、ブラジル・エチオピア・ボリビアなどの南米地域です。

また、ごくわずかですが、日本でもスペシャリティコーヒーの生産が行われています。同じアジア圏では、インドネシア産やベトナム産のスペシャリティコーヒーが存在します。

産地で迷っている方には、上品で香りがよく、すっきりとした味わいのコスタリカ産のスペシャリティコーヒーがおすすめです。

スペシャリティコーヒーには、粉末のものと豆のものがあります。2つには、それぞれに異なるメリットがあります。

粉末は豆よりも手軽で飲みやすいのが特徴です。コーヒーミルなどで豆を挽く作業がいらず、お湯を注ぐだけで簡単に飲めます。

一方、豆を自分で挽く場合、挽きたての香ばしさを感じられます。また、豆は粉末よりも酸化が進みづらく、本来の味を長く楽しめます。

スペシャリティコーヒーは生産・焙煎・抽出・提供までに、たくさんの労力や費用がかかっているため、決して安くはありません。通常のコーヒーと比べると、その値段は約5倍近くになる場合もあります。

高価なスペシャリティコーヒーを安く購入したい方は、大袋やまとめ買いがおすすめです。また、コーヒー豆は生豆のほうが安く入手できるため、自分で焙煎が可能な方は、ぜひチェックしてみてください。

コーヒーは淹れ方で風味も香りも大きく変化します。下記では、スペシャリティコーヒーを手軽に美味しく飲むための、上手な淹れ方をご紹介します。

1. フィルターにコーヒーの粉末を10g入れる
2. 粉末の表面を平坦にし、95度のお湯を注ぎ、粉末全体を濡らす
3. 20秒待機しコーヒーを蒸らす
4. 3回に分けて残りのお湯を注ぐ

美味しいスペシャリティコーヒーを飲むためには、ゆっくりと丁寧に淹れるのがコツです。また、フレンチプレスを使う場合も、ゆっくりとプレスするのがポイントです。

「スペシャリティコーヒーを飲んでみたいけど、自分で淹れるのは難しそう」とお悩みの方におすすめなのが、スペシャリティコーヒーを提供しているカフェや喫茶店です。

カフェや喫茶店では、コーヒーのスペシャリストが、スペシャリティコーヒーの風味などを事細かに教えてくれます。ぜひ一度、スペシャリティコーヒーを出しているカフェや喫茶店に行ってみてください。

スペシャルティコーヒーのお供は、コーヒーの風味に合わせて選ぶのがポイントです。つまり、コーヒーの風味と同じ味のお菓子をチョイスします。

たとえば、苦味のあるコーヒーであれば、苦い抹茶のケーキがおすすめです。酸味の強いコーヒーなら、さっぱりとしたレモンケーキがぴったりです。

今回は、スペシャリティコーヒーについて解説してきましたが、いかがでしたか？理想のスペシャリティコーヒーを見つけられましたか？コーヒー好きの方も、これからコーヒーデビューをお考えの方も、スペシャリティコーヒーを飲んで、素敵な時間を過ごしてみてください。

こちらの記事もあわせてご覧ください