ウニのお取り寄せおすすめ15選！最高級ウニから激安で買える美味しいウニまで

甘く濃厚な味わいで人気の高いウニは、寿司ネタの定番高級食材としてもよく知られています。基本的に1年を通して食べられるウニは日本各地で獲れますが、地域によって獲れるウニの種類や旬の時期が異なり、それぞれ異なる味が楽しめます。

高級食材のウニは特別な日の外食として食べられることも多いですが、外食ではどうしても高額になりがちです。そこで、お取り寄せなら外食よりもリーズナブルに、自宅でも新鮮でおいしいウニを味わえます。

そこで今回は、日本で食べられるウニの種類やおいしいウニを選ぶポイント、お取り寄せ可能なおすすめウニを紹介します。自宅でも旬のウニを味わいたい方は、ぜひチェックしてみてください。

ウニは、一般的には8月前後に旬を迎えるといわれます。ただし、産地や種類によってウニの旬の時期は異なります。北海道産のウニであれば1月頃から旬を迎える種類があったり、九州産のウニは10月頃に旬となるものもあります。つまり、ウニの種類にこだわらなければ、ほぼ1年を通して旬のウニを味わえるのです。

瓶詰めなどで販売されているウニは、塩漬けで加工された「塩ウニ」です。生ウニに塩を振ることで脱水し、身が溶けるのを防いで旨味を凝縮させているため、塩ウニはおいしいままで長期保存できます。しかも、塩の効果で臭みや余分な水分を取り除いているので、塩ウニなら旬にかかわらず1年を通してウニの濃厚な味わいを楽しめます。

ムラサキウニは、太平洋側の茨城以南、日本海側の秋田以南で獲れる、長いトゲを持つウニです。6～8月が旬で、白に近い黄色の身は「白ウニ」と呼ばれることもあり、コクがある味わいが特徴です。獲れる場所によって味が変わっていき、南へ行くほど味わいが濃くなるといわれるので、産地ごとに異なる味を楽しめるウニです。

太平洋側の相模湾以北、日本海側の山口以北で獲れるキタムラサキウニは、主に北海道や東北地方で獲れるウニです。旬は9～11月頃で、比較的長い期間楽しめます。ムラサキウニと同じ長いトゲを持ちますがサイズは大きく、ボリュームがあるので寿司ネタに多く使われます。

粒がしっかりとした崩れにくい身とクセのない甘み、とろける食感が魅力です。

たわしのような見た目の短いトゲを持つバフンウニは、瓶に入った様子が馬の糞に見えることから名付けられました。東北から九州までの幅広いエリアで獲れるウニで、3～4月に旬を迎えます。生産量が少ないため、多くが加工して販売されます。サイズは4～5cmと小さく、小ぶりで鮮やかな黄色い身はウニで最も濃厚といわれるほどの甘みと旨味が感じられます。

エゾバフンウニは、7～9月に旬を迎えるバフンウニよりも大きいサイズのウニで、北海道から千葉までの太平洋側で獲れますが、主に北海道が生産地です。バフンウニよりさらに濃いオレンジ色の身は、とろけるような濃厚な旨味と味わいで、最高級ウニと呼ばれることもあります。甘みの強いものを選ぶには、鮮やかなオレンジ色の身を選びましょう。

赤ウニは東京湾以西で獲れるウニですが、佐賀県と長崎県が主な産地で、名前の通り赤褐色のトゲに平たい形状が特徴です。エゾバフンウニの旬が終わる9～10月が旬で、しっかりとした身は濃厚で強い甘みを持ちます。他の種類のウニよりも収穫量が少ないため、高級食材として高値で取引されるほど希少価値が高い種類です。

生産量日本一のウニの産地である北海道は、地域によって獲れるウニの種類と時期が異なります。北海道のウニは羅臼で獲れるバフンウニが知られていますが、積丹半島や利尻島ではムラサキウニ、襟裳などではエゾバフンウニ、松前でキタムラサキウニも獲れます。それぞれ旬の時期の異なるため、北海道では豊富な種類のウニを1年を通して味わえます。

東北地方は、北海道に次ぐウニの産地です。岩手県から宮城県にかけての三陸地方では6～8月に旬を迎えるキタムラサキウニ、青森県では4～6月にかけてキタムラサキウニとエゾバフンウニも獲れます。特に三陸地方はウニの食料である海藻類が豊富なため、ワカメや昆布を食べて育った良質なウニが獲れるエリアです。

北陸地方では、5～6月頃に旬を迎えるムラサキウニが獲れます。さらに、北陸地方を代表するウニといえば、福井県の越前海岸ではバフンウニが獲れ、それを加工した日本三大珍味の1つ「越前ウニ」が有名です。越前海岸では、毎年7月20日頃から2週間のみバフンウニ漁が解禁され、その際に獲れたウニを塩漬けしたものが、越前ウニとして出回ります。

九州地方では、前述の赤ウニに加えてムラサキウニも獲れます。ムラサキウニは3～7月頃、赤ウニは9～10月頃に旬を迎えます。熊本県の天草地方では、3月上旬にムラサキウニ漁が解禁となるので、九州で最も早い時期に旬のウニを味わえます。

九州の赤ウニは収穫量が少ない上に、そのほとんどが九州地方で消費されるため、他地方で味わえる機会が少ないことから、「幻のウニ」とも呼ばれるウニです。

ウニを食べたとき、苦味を感じた経験を持つ方は多いのではないでしょうか。その原因は、「ミョウバン」です。ミョウバンはウニの保存料として、酸化や型崩れを防止するために海水に混ぜて使用されています。しかし、ミョウバンを使うとウニに苦味や渋みが移ってしまい、本来の味が楽しめないことがあります。

ミョウバンを使用していないウニは日持ちしませんが、ウニ本来の味を楽しむには、ミョウバンが使用されていない「塩水ウニ」や「無添加ウニ」を選ぶのがおすすめです。

ウニが持つ本来の味をそのまま楽しむなら、やはり生で食べるのが一番です。ウニ独特の香りや風味をダイレクトに味わえます。おすすめは、殻のままのウニをむき身にすれば、新鮮なウニの甘みや風味を楽しめます。ごはんの上に乗せてウニ丼にしたり、すし飯と合わせて手巻き寿司にしたりするなど、さまざまな食べ方があります。

生のままのウニは日持ちせず、ウニが持つ磯の香りが苦手な方もいるものです。生ウニを日持ちさせ、食べやすくするためには「塩ウニ」にするのもおすすめです。北陸地方でも作られている塩ウニは、生のウニに塩を振って水分を抜くだけで、自宅でも作れます。保存がきく上、余分な水分を抜くことで凝縮されたウニの濃厚な甘みが楽しめます。

ウニは、料理に使ってもおいしく味わえる食材です。ウニを使った料理で定番といえば、ウニを加えたクリームパスタではないでしょうか。作り方は意外にシンプルで、刻んだオリーブオイルで炒めたにんにくにウニを加え、白ワインと生クリームを加えてひと煮立ちさせてこしょうを振ります。

これをゆでたパスタに絡めるだけで、簡単ウニクリームパスタができあがります。磯の風味をプラスしたいなら、にんにくと一緒にシーフードミックスを加えるのもおすすめです。

日本では、各地で異なる味のウニが楽しめます。複数の種類のウニをお取り寄せして食べ比べも可能なので、旬の時期を見極めてさまざまなウニの味を自宅で味わってみてはいかがでしょうか。

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