デッサン用品おすすめ18選｜初心者も必見！選び方も

人物や石膏像をリアルに描写したデッサンは、どのような道具を用いて描かれているのかご存じですか？デッサンを描くためには鉛筆のほかにも、必要な道具がいくつかあります。

デッサンを始めようと思っている方には、初心者向けのデッサン用品セットがおすすめです。しかし、自分に合ったデッサン用品をこだわって選びたいけど、どこに着目して選べばいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。

本記事では、デッサンに必要な道具や選び方のポイントを紹介します。また、人気メーカーやおすすめのデッサン用品18選も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

鉛筆は芯の硬さによって、色の濃さが変化します。デッサンで豊かな表現をするためには、芯の硬さが異なる鉛筆を上手に使い分けるのが大切です。

鉛筆は芯が柔らかいほど色が濃くなり、硬いと薄くなります。はじめは4B～2Hを目安に、必要な鉛筆を用意しましょう。よく使う3Bや2Bは、複数本買っておくのがおすすめです。

練り消しは描いた部分を消したいときに役立つアイテムです。一般的な消しゴムよりも柔らかく、消したときに紙を傷めにくいのが特徴です。また、消しゴムは消しカスが出ますが、練り消しは出にくいのもメリットです。

練り消しはメーカーによって硬さが異なるので、自分が使いやすいものを選びましょう。練り消しが黒くなり消えにくくなったら、新しいものに交換するタイミングです。

鉛筆デッサンには画用紙を用います。画用紙は種類によって、目の粗さが異なるのが特徴です。初心者の方には、さまざまな表現を試しやすい適度な粗さのある画用紙がおすすめ。

また、画用紙はスケッチブックとばら売りがあります。スケッチブックは持ち歩きや保管がしやすいのがメリットです。少ない枚数を購入したいときは、ばら売りを検討しましょう。

カッターは、鉛筆を削るときに使用します。カッターで削るのは慣れるまで難しいですが、鉛筆削りよりも芯の長さを自由に調整できるので便利です。

広い面積を塗りたいときは芯を長めに出したり、細かい描写をしたいときは芯を尖らせたりと、削り方を工夫しましょう。初心者の方は怪我のないよう、削り方をよく確認してから行ってください。

擦筆やティッシュは、描いた部分をこすってぼかしたいときに使用します。広い面積をぼかしたいときは、ティッシュやガーゼを使うとスムーズです。

細かい部分は擦筆を使ってぼかしましょう。擦筆は太さがさまざまなので、ぼかしたい面積に合わせて選ぶのがおすすめです。太さの異なる擦筆がセットになっているものも販売しています。

定着液はデッサンを描いたあとに使うアイテムです。デッサンを紙に定着させる役割があり、鉛筆や木炭の粉飛びを防ぎます。

定着液の使い方は、画面から30～40cmほど離して均一に吹きかけるだけです。描いたデッサンを綺麗に保管しておきたい方は、定着液を忘れずに用意しましょう。

イーゼルはスケッチブックやカルトンを立てかけて、絵が描けるアイテムです。大きいサイズの画用紙にデッサンを描く方は、イーゼルがあると便利です。

画用紙を丁度いい高さに調整できるため、デッサンが描きやすくなりますよ。また、自分でスケッチブックやカルトンを持つ必要がなく、よりデッサンに集中できるメリットがあります。

鉛筆は、柔らかいものがB、硬いものがHと表されています。また、BでもHでもないFがありますが、これはHとHBの間の硬さです。

3Bや2Bといった柔らかい鉛筆は練り消しで消しやすく、デッサンの描きだしに用いられることが多いです。反対にHなどの硬い鉛筆は、細かい部分をシャープに描き込みたいときに活躍します。

鉛筆の素材は、グラファイトとカーボンの2種類があります。一般的なデッサン用の鉛筆はグラファイトから作られており、鉛のような色合いが特徴です。

一方でカーボンの鉛筆は、深みのある黒色をしています。木炭のような質感で、グラデーションを作りやすいのがポイント。また、粉飛びしにくく、画用紙が汚れにくいメリットもあります。

三菱鉛筆は1887年に創業した老舗の文房具メーカーです。長年にわたり多くの人に愛用されている鉛筆「ユニシリーズ」は、使ったことある方も多いでしょう。

三菱鉛筆には定番のユニと、より書き味にこだわって作られたハイユニがあります。また、デッサン用の鉛筆を揃えたい方には、22種類の鉛筆が入ったアートセットもおすすめです。

ステッドラーは1835年に創業したドイツの文房具メーカーです。芯の素材が異なる、さまざまな種類の鉛筆を製造しているのが特徴。

定番のグラファイトで作られているシリーズ「マルスルモグラス」は、全24硬度の幅広いラインナップが魅力です。ドイツ製の本格的な鉛筆を選びたい方に、おすすめのメーカーです。

道具を1から揃えたい初心者の方には、鉛筆や練り消しが入ったデッサン用品セットがおすすめです。デッサンに必要な基本の道具が揃うので、すぐにデッサンをはじめられます。

ただし、デッサン用品セットは画用紙が含まれていないことが多いです。セットの内容を確認して、足りないものは買い足しましょう。

鉛筆ホルダーは、短くなった鉛筆を持ちやすくするためのアイテムです。デッサンの枚数を重ねていくと、鉛筆の消耗も目立ってきます。

デッサンが描きにくくなったら、鉛筆ホルダーを活用しましょう。ホルダーを回転させるだけで、簡単に鉛筆の取り付けできます。

デッサンをより正確に描きたいときは、測り棒があると役立ちます。石膏像や人物を描くときは、形が合わないとデッサンが上手く描けないですよね。

測り棒は、モチーフの比率を測るアイテムです。正確な比率を知るためにも、持ち方や使い方を把握して正しく使いましょう。

デッサンよりも短時間でスケッチしたいときは、クロッキー帳を使いましょう。クロッキー帳は画用紙よりも紙が薄く、安価で買えるのが特徴です。

デッサンの前に手を動かしたいときはもちろん、出先で絵を描きたいときにも便利です。大きさもさまざまなので、使いやすいサイズを選んでみてください。

デスケルはデッサンの構図を決めるときに役立つアイテムです。デスケルを通してモチーフを見ると、デッサンの構図を決めやすくなります。

デスケルを選ぶときのポイントは、画用紙の比率に合う種類を選ぶことです。比率が合わないとデッサンが狂ってしまうので気を付けましょう。

デッサン用品は鉛筆・練り消し・カッター・画用紙・定着液などがあります。鉛筆は芯の硬さによって書き味が異なるので、硬いものと柔らかいものを用意しましょう。本記事を参考に、使いやすいデッサン用品を選んでみてください。

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