重い掛け布団のおすすめ7選｜デメリット・メリットは？疲れる？

「何度も目が覚めてしまう」など、あまり熟睡できない方も多いはずです。睡眠は人生の1/3を占めるといわれており、就寝中にストレスを溜めながら過ごすと、人生の1/3はストレスと付き合うことになってしまいます。

寝つきを良くする方法や熟睡感を得る方法はたくさんありますが、重い掛け布団を使ってみると熟睡感を得られることが知られています。 実は重たい布団を使うと、皆さんが想像するよりたくさんのメリットがあるのです。

今回は、重い布団で寝るメリットやデメリット、さらに重めの掛け布団は疲れるのかなどもあわせて解説していきます。最後にはおすすめの重い掛け布団も紹介していますので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。

重たい布団を使用するメリットの一つとして、布団がずれにくくなることが挙げられます。ただ「布団がずれにくくなるだけでどんなメリットがあるの？」と疑問に思う方も多いはずです。結論を言うと、布団がずれにくくなることで、寝返りの減少と睡眠時間も伸び、結果的に睡眠の質が上がりやすくなります。

これはスウェーデンの睡眠研究所の研究で明らかになりました。特に寝返りが多いことは、睡眠の質が低いことを表してます。その寝返りが減少し睡眠時間も伸びたわけなので、それだけ睡眠の質が向上したといった意味になります。

また、布団がはだけることによる寝冷えの心配もなくなるため、エアコンをつけながら寝れるのもメリットの一つです。

1番のメリットはウエイト布団が体を適度に圧迫すると安心感を得られて、リラックスできます。ハグをしたり抱き枕に抱きついたりすると分泌されると言われる「オキシトシン」は、気分を安定させる効果がある「幸せホルモン」とも呼ばれているいい分泌ぶつです。

ウエイト布団により抱きしめられるような圧迫感を感じるとオキシトシンが分泌され、誰かに抱かれているような安心感が得られます。

ウエイト布団は重量がある分、体に密着するので身体とウエイト布団の間に隙間ができにくいです。そのぶん体温が逃げにくくなるので、布団内に熱が溜まり保温性が高くなります。また肌に直接触れるので、中綿が天然素材のものを選ぶとさらにさらりと快適に使えますよ。

掛布団が重い場合、収納・ベッドメイキング・お手入れをする際の移動が大変に感じるのが一番大きなデメリットです。男性も女性もなるべくものは楽に持てた方がいいですよね。重めの掛布団を購入する際は、なるべく実際の店舗で布団を持って、重さを確認した後に購入しましょう。

寝る時など寝やすいようにベッドをきれいに直す方も多いはずです。ただ、重さがあるとベッドをきれいにするのも、それだけで大変になりますよね。特に眠たい時は、そういったことが面倒に感じるのもデメリットの1つになります。

圧迫感があると密着し保温性も高くなるので、冬場は暖かいメリットがありますが、夏場は蒸し暑く感じます。そのため、夏場には軽めの通気性のいい掛布団を使用するなど、季節によって使い分けするのがおすすめです。

重い掛け布団のメリット・デメリットは理解したけど、結局自分に合うのか分からないと思った方もいらっしゃるはずです。そんな方にために、重い掛け布団はどんな方に向いてるのかをお伝えします。下記で重い掛け布団が向いている方の特徴を紹介するのでチェックしてください。

• ある程度の圧迫感を感じながら眠りたい方
• 肌と布団の間に隙間を作りたくない方
• とにかく暖かさ重視の方
• 重さに関係なく寝返りできる方

重たい布団の定義は実は人によって異なります。質の高い睡眠をとるには、体重の約10%ほどの重さがベストです。大人なら5~7kgくらいが目安となります。

適正重量より重たいものを使用してしまうと、かえって寝つきが悪くなったり、熟睡できずに睡眠の質が下がる可能性があるので気を付けましょう。

サイズ選びはとても重要な要素です。主にシングル・セミダブル・ダブルサイズが主流で、それぞれシングル（150×210cm）なら1人用、セミダブル（170×210cm）なら体の大きい方やゆったり布団を使いたい方に、ダブル（190×210cm）なら2人用とある程度用途は決まっています。

しかし人により2人でも1人ずつ布団が欲しいかったらシングルを選んだり、小柄な方が2人ならセミダブルでも十分と、使用する状況にあったサイズを選びましょう。

素材により寝心地は、大きく変わります。夏などでよく汗をかく方は、吸水性に優れたコットン素材がおすすめです。コットン素材は吸水性は抜群ですが保温性もあり、いろいろな方へおすすめできます。

寒さに弱い方や冬が苦手な方は、羽毛布団がおすすめです。羽毛布団は群を抜いて高い保温性を有しており、掛け布団選びに迷った方もこだわりがなければ、まずは羽毛布団を使ってみてください。

人間は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくといわれており、お手入れしなければ布団の中は雑菌だらけになります。そこで抗菌作用や防虫加工がされているか確認しましょう。

また最近では、丸洗いできる布団も増えており、抗菌・防虫と一緒に丸洗い可能か調べてみるのも1つの手です。基本的に化学繊維でつくられている布団は洗える可能性が高いのでチェックしてみてください。

布団はデザインやカラーが豊富にあります。1番は部屋のコンセプトに合わせる形で配色などを決めていくと色合いがまとまりやすいです。おすすめなのはシンプル・ミニマムに無地なデザインやホワイト・ブラックなどの配色だと、どの部屋にも違和感なく溶け込みます。

値段にも注目しましょう。もちろん値段が高ければ、それに見合った機能や素材を選べますが、できるならコスパのいい高機能な布団を探したいですよね。

そこでおすすめなのが、ニトリやカインズなどといった、大手家具メーカーです。実際に店舗に行くとたくさん種類が並んでいるので、ぜひ検討してください。

軽い掛布団は素材によって、そのまま洗濯できるものもあります。しかし、重たく持ち運びが大変なウエイト布団は洗濯が難しい、もしくは洗濯できないケースが多いです。そのため、簡単に洗濯機で洗濯したいと思っている方にはおすすめできません。

できる限り衛生的に使いたい方には、汚れ防止のカバーを付けるのをおすすめします。

子供にウェイト布団を購入する際は、必ず最適な重量の製品を選んでください。特に子供は寝ている時に布団の重さに負けて、息が苦しくなる可能性も考えられます。実際に海外では子供が誤った使い方をして亡くなった事故も起きているので、十分注意しましょう。

自分で寝返りが打ちにくいご高齢の方、または妊娠中の方や呼吸器に疾患がある方にはおすすめしません。単純に体に圧力がかかるので胎児への悪影響を及ぼす可能性や疾患のある方は息苦しさで呼吸器など悪化につながる危険性があるからです。

そのため、使用する場合は必ず専門医に相談してください。なお、ご高齢の方は1人で使うのではなく誰かに見てもらいながら寝るなど工夫しましょう。

質のいい睡眠を確保するためには掛け布団と敷き布団にも注目しましょう。敷布団は体圧分散性と反発力を確認してください。分散性が高ければ各身体のパーツにかかる負担も分散されやすく、寝返りなども打ちやすくなります。

また反発力は低反発なら沈み込みやすく、高反発なら体動が容易です。敷布団と掛布団の両方が体に合っていることが大事なので、自分の体にあう寝具選びを心がけましょう。

掛け布団にカバーを付けると、洗濯する量が少なくなる・保温性が高まる・布団の寿命が伸びる・埃が立ちにくいなどのさまざまなメリットがあります。特に布団の綿ぼこりが立ちにくいので、ハウスダストが気になる方やアレルギー体質の方におすすめです。

以下におすすめ商品をご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

布団の重さやサイズなどは人によって好みが分かれますが、今の寝具で寝つきが悪い方や熟睡感が得られにくい方は、掛け布団など寝具を見直してみましょう。睡眠は人生の1/3を占めるほど重要です。この記事を参考に、しっかり考えて自分に合う快適な睡眠生活を送れるようにしてください。

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