日本画用絵具おすすめ16選！おすすめメーカーや使い方も紹介！口コミ付き

スケッチや絵葉書を描くときにも使える、日本画用絵具はご存知ですか？日本画用絵具は一見難しそうに見えますが、初心者でも気軽に絵が描ける魅力的な絵具です。

日本画用絵具には種類がいくつかあるので、自分が使いやすいものを選びましょう。また、絵具以外にも筆や筆洗など、必要な道具を揃える必要があります。

本記事では、日本画用絵具の選び方や使い方を紹介します。また、おすすめの日本画用絵具16選も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

岩絵の具は、鉱石を砕いて作られた粒子状の顔料です。一般的なチューブ絵具のように接着剤が練り込まれていないため、膠と呼ばれる接着剤を自分で混ぜて使います。

粒子の粒が大きいほど色彩が濃く、反対に粒子が小さいほど色彩が淡いです。天然の鉱石から作られた天然岩絵の具と、人工的に作られた新岩絵の具があります。

水干絵の具は、胡粉や土を染めて作られた顔料です。接着剤を含まないため、岩絵の具と同様に膠を混ぜて使用します。固められて販売されているものを、乳鉢などですり潰して使用します。

比較的安く手に入る水干絵の具は、日本画を描く際の下塗りとして使われるのが一般的です。透け感のないマットな仕上がりで、混色して使う使い方もできます。

顔彩は顔料に接着剤である膠やでんぷんを加えて、乾燥させた固形絵具です。水をつけた筆で絵具を溶かせばそのまま使える、短時間で絵が描ける画材です。

コンパクトで持ち歩きしやすいので、外でスケッチをしたいときにも便利。混色したいときは、絵皿があると役立ちます。難しいテクニックを必要としないため、初心者にもおすすめの絵具です。

チューブ絵具は最も一般的な絵具なので、使った経験がある方も多いでしょう。水彩絵の具やアクリル絵の具のように、チューブから出した絵具を水で溶いて使います。

粒子が細かく色彩も鮮やかなので、さまざま表現がしやすいのも特徴です。透明水彩だけでなく、不透明水彩としても使える絵具を探している方にもおすすめです。

吉祥は、京都にある創業100年の日本画材料メーカーです。岩絵の具・水干絵の具・顔彩をはじめとした、各種日本画材料を取り扱っています。

顔料の接着剤として使う膠や、基底材となる和紙・絵絹も販売しています。水干絵の具に接着剤が混ぜてあるチューブ絵具は、初心者にも使いやすく人気です。

ナカガワ胡粉は1967年に創業した、比較的新しいメーカーです。岩絵の具・水干絵の具・膠などを取り扱っています。また、日本画を描くのに必要な、各種道具も取り揃えています。

初心者向けに一通り道具が揃うキットも販売しており、日本画を体験してみたい方におすすめです。はじめてでどれを買えばいいかわからない方は、ぜひキットを手に取ってみてください。

上羽絵惣は1751年に創業してから日本画材料の製造・販売を続けている、老舗のメーカーです。近年では伝統技術を用いて作られた、胡粉ネイルも話題を呼んでいます。

公式オンラインショップでは、手軽に使いやすい顔彩を取り扱っています。顔彩を試してみたい方には12色セットや10セットがおすすめ。本格的に揃えたい方には、全色セットもあります。

日本画材料は種類が多いので、初心者の方には初心者セットがおすすめです。初心者セットには絵具や筆、膠液、絵皿など、日本画を描く際に使う道具が一通り入っています。

描き方の手順がわかるものを選べば、普段絵を描かない方も安心して日本画をはじめられます。初心者セットはamazonでも購入できるので、ぜひチェックしてみてください。

はじめに岩絵の具と水干絵の具の使い方を紹介します。岩絵の具や水干絵の具は顔料なので、接着剤である膠を混ぜて使いましょう。

絵皿に使う分の絵具を出したら、膠を少量入れて指で練ります。絵具と膠が混ざったら、水を適量いれて濃度を調整し、筆に絵具を含ませて絵を描きます。

顔彩やチューブ絵具は、接着剤が練り込まれている絵具です。そのため、自分で接着剤を加える手間がなく、一般的な絵具と同じように使えます。

顔彩は水を含んだ筆で触れると、絵具が溶けだします。混色する場合は筆でいくつかの色をとって、絵皿で混ぜましょう。筆が汚くなったら筆洗で洗うと、顔彩を綺麗に保てます。

岩絵の具や水干絵の具を購入する際は、そのほかの必要な道具も確認しておきましょう。日本画を描くときに揃えたいのは、筆・絵皿・筆洗・膠・紙などです。

日本画の道具は、日本画材料店や公式オンラインショップで購入できます。以下におすすめの道具3点を掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

日本画用絵具は気軽に使える顔彩から、本格的な岩絵の具までさまざまです。初心者の方には、必要な道具が一度に揃う初心者キットがおすすめです。本記事を参考に、日本画用絵具で絵を描いてみてください。

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