10代向けの洗顔おすすめ15選｜ニキビ対策に人気なのは？市販の商品紹介

ホルモンの関係から10代に増える思春期ニキビ。自分に合った洗顔を使用すれば、ニキビを防いだり原因となる皮脂を洗浄することが可能です。

現在ドラッグストアやインターネットなどで、多くのメーカーが洗顔料を販売しています。乾燥肌用や敏感肌用など種類が多く、何を基準に購入したらいいのか迷ってしまいます。適当に購入すると肌荒れの悪化につながる可能性もあるので、慎重に選びましょう。

この記事では10代におすすめの洗顔料の選び方・おすすめ商品を紹介します。幅広く紹介するので、ぜひ最後まで読み参考にしてください。

思春期ニキビの主な原因は、成長期による皮脂の過剰分泌により毛穴が詰まり、ニキビの元であるアクネ菌が繁殖してしまうこと。思春期ニキビの後にできてくる大人ニキビとは異なり、テカりがちなTゾーン周辺にできやすいのが特徴です。毎日の洗顔で皮脂の汚れを落とし、油っこい物は多量に取らず睡眠もしっかり取るのが重要となってきます。

ホルモンバランスの関係で皮脂の過剰分泌が起こるので、通常はホルモンが安定する20代前後に徐々に治ってくるといわれています。

洗顔料で昔から親しまれているのが石鹸タイプです。石鹸タイプの場合、添加物があまり含まれていないので肌への負担が少なく、洗浄力が高いまま長持ちするのが特徴的となっています。比較的安価かつ長期間使用できるのでコスパのいいタイプです。

一方で固形石鹸であるので泡立てをする必要があり、面倒だと感じる方も。また固形石鹸は空気に触れさせたままの管理になるので、他のタイプと比較し衛生面が気になる場合もあります。

フォームタイプは最も一般的なタイプであり、泡立てやすく持ち運びもしやすいタイプです。空気に触れずにそのまま管理ができるので、清潔に管理できます。

ただ合成界面活性剤（合成洗剤）といった洗浄力の高い成分が入っている場合もあるので、刺激が強く肌に合わない方もいます。フォームタイプは種類が豊富なので、フォームタイプの中でも自分の肌に合う商品を見極める必要があります。

泡タイプは泡立てる必要がなく、洗顔料が最初から泡で出てくるのでそのまま使えます。そのため時間がなく忙しい方や泡立てが面倒な方におすすめです。しっかりとしたキメ細かい泡が出てくるので、肌に密着した洗顔が可能です。

フォームタイプと同様、合成界面活性剤など洗浄力の高い成分が入っている場合もあります。

パウダータイプは通常タイプと酵素タイプの2種類があり、どちらもしっかりと泡を立ててから使用するタイプです。手のみで泡立てるのは困難ですが、泡立てネットなどを使用するとキメが細かくふんわりしっかりと泡立つので、肌への摩擦が少なく優しく洗えます。

またパウダー状であるので乾燥しており、雑菌が繁殖しにくい仕様です。個装されているのも多く、持ち運びに便利なタイプになっています。

ジェル・クリームのタイプは水を含ませて泡立てて使用するものと、肌に乗せ優しく手でマッサージをしながら使用する2つの種類があります。水分や油分だけでなく美容成分が豊富に含まれている場合が多いので、しっとりとした使用感で乾燥肌の方におすすめのタイプです。

泡立たないタイプの場合、泡立てるタイプよりも「洗った感」がなくスッキリしないといった感想を持つ方も多いので、自分の好きな使い心地を考えて選びましょう。

乾燥肌は皮脂量が少ないので保湿力が低く、肌荒れや乾燥を起こしやすい肌を指します。そのため洗顔料で皮脂をとりすぎると、余計に肌状態を悪化させてしまいます。弱酸性のものや、洗顔時の摩擦が少ない泡立ちのいい洗顔料がおすすめです。

洗浄力の高い石鹸系よりも、アミノ酸系が多く含まれている保湿力の高い洗顔料が向いています。

脂性肌は皮脂が多く分泌され、肌の水分量も多いため、ニキビができやすく外からの汚れも付着しやすい肌です。油分が少なめで、さっぱり感のある洗顔料がおすすめです。皮脂を落とそうとごしごし摩擦をかけて洗うのは厳禁です。また、皮脂が多いからと言って保湿が不必要というわけではないため、洗浄だけでなく保湿も意識してみましょう。

乾燥性脂性肌はインナードライともいう肌質であり、皮脂の分泌量が多くベタついているのに肌の内側は乾燥している状態をいいます。脂性肌と間違えられがちですが、水分量に違いがあります。

洗浄力の強い洗顔料ではなく、肌に優しく低刺激の洗顔料を選びましょう。また肌の皮脂は十分あるので、オイル系の保湿成分ではなくセラミドやヒアルロン酸といった水溶性の保湿成分が入っている洗顔料がおすすめです。

混合肌は、場所によって乾燥していたりベタついていたりする部分があるのが特徴です。人によって乾燥・ベタつきの比率が異なるので、どちらのほうが多いのか理解する必要があります。

乾燥が多い場合はヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分、ベタつきが多い場合はプロテアーゼやクレイなどの毛穴ケアがしっかりできる成分が入っているものが向いています。余裕があれば、部位によって洗顔料を使い分けるのをおすすめします。

洗顔料は商品によってかなりの価格の幅があるので、継続できる値段の商品を選ぶようにしましょう。高級なものはもちろん成分にもこだわったものが多いですが、高級だから自分に合うとは限りません。大切なのは、自分に合っていたら継続して使用していくことなので、無理なく続けられるものかどうかを購入前に考えてみましょう。

ロゼットは洗顔パスタ（クレイシリーズ）が人気であり、肌の特徴や悩みによって向いている種類が異なっています。

価格帯も1,000円以下とお財布に優しく、プチプラな商品として人気です。

【ロゼット　洗顔リフト】

プロアクティブはニキビケア専門のブランドで、ニキビを減らしたい・防ぎたい方10代にもおすすめのブランドです。アメリカの皮膚科医が作ったスキンケアシリーズでありますが、日本とアメリカで肌の質が異なるので、日本で販売されているプロアクティブは日本人の肌向けに作られています。

すべての肌のタイプが使用できるといわれており、低刺激な成分でできています。専用洗顔料はさっぱりとしながら潤いも兼ねている洗顔料です。

NOV（ノブ）は敏感肌やニキビ肌にも使える低刺激性のスキンケアを展開しており、肌が敏感な方におすすめのスキンケアブランドです。NOVの洗顔料は敏感肌用・エイジング肌用・ニキビ肌用と3種類に分かれているので、自分に合った洗顔料を選べます。

【NOV 洗顔料シリーズ】

10代は特に男性ホルモンの影響から、ニキビや肌荒れなど肌トラブルが起こりやすいです。男性は女性よりも皮脂量が多く分泌されているといわれており、べたつきなど生じやすく女性用の洗顔料では合わない場合があります。

そこでメンズ用の洗顔料であれば、デザイン・香りなどメンズも好む商品も多く販売されているので、男性用の洗顔料を使うのをおすすめします。またニキビや皮脂汚れに特化した商品もあるので、メンズの洗顔料の中でも自分に合う洗顔料を選びましょう。

洗顔料が自分に合っていたとしても、洗顔の方法が間違っていた場合肌に負担をかけてしまう可能性があるので正しい方法で行いましょう。洗顔の回数は朝・夜1回ずつにし、それ以上は肌に負担がかかるので、どうしても洗浄したい場合は水やぬるま湯のみがおすすめです。

【正しい洗顔の方法】

1. 洗顔前に手をハンドソープでしっかり洗う。
2. 入浴中であれば洗顔は一番最後にする
3. 洗顔料をしっかりと泡立てる
4. お湯は32度程度のぬるま湯にし、眉間・生え際などのすすぎ残しがないように落とす
5. 清潔なタオルを顔に優しく押し当てて水分を取る
6. 洗顔後は必ず保湿を行う

洗顔料が泡立てるタイプの場合、洗顔ネットを使うと泡立ちがかなり違うのでおすすめです。石鹸タイプやパウダータイプ・フォームタイプなども簡単にキメが細かい泡を立てられます。

100円均一や無印良品・プチプラのブランドなど、さまざまなメーカーで販売されています。

洗顔料は肌荒れやニキビを防ぐために必要なアイテムです。ホルモンの関係でニキビが出やすい10代は、自分に合った洗顔料を使い、清潔感のある肌を目指しましょう。迷った時にはこの記事を参考にしてください。

こちらの記事もあわせてご覧ください