ガーネットのピアスおすすめ13選｜選び方やおすすめ人気ブランドを詳しく紹介

ガーネットは目を引く赤と輝きが美しく、それでいて落ち着いた雰囲気を持っています。大人っぽいピアスを探している方にはぜひおすすめしたい石です。

しかし、実はガーネットはバラエティ豊かです。産地や組成などによって「○○ガーネット」と名前が変わっているだけでなく、なかには「これもガーネット？」と驚くような色のものもあります。ガーネットのアクセサリーが欲しいと思い探し始めると「これって何？　どういうこと？」など疑問がたくさん出てきて困ってしまいがちです。

そこで本記事では、ガーネットのピアスに興味をお持ちの方に向けて、ガーネットの特徴やピアス選びのポイント、人気商品などをご紹介いたします。

ガーネットは1月の誕生石です。グリーンやオレンジに近いもの、紫がかったものなどさまざまな色合いがありますが、最もよくみられる色は果物のざくろと似た暗めの赤で、和名でも「ざくろ石」という名がついています。

モース硬度7～7.5と硬度が高くて傷つきにくい石で、美しい見た目ながら比較的安価なため、魅力的なアクセサリーがたくさん作られています。宝石言葉は真実・情熱・繁栄・実りなどで、パワーストーンとしても情熱的な愛を象徴するといわれています。

ガーネットの意味は「忠実な愛」です。ガーネットは愛の継続をサポートしてれるのはもちろん、恋人の浮気を防ぐ効果もあるといわれています。「真実」「情熱」「友愛」などの意味が込められており、パワーストーンとしても人気があります。

欧米では、親が子どもに「人生に忠実であってほしい」という願いを込めて、ガーネットを贈る風習があります。一途に人生を楽しんでほしいという親の思いをガーネットにのっけてプレゼントするという素敵な風習です。

ガーネットのピアスを選ぶときには、どんなことを基準に選んだらいいのでしょうか。押さえておくべき情報と、考慮するポイントを以下にまとめました。

ピアスは形状によってスタッドピアス、フックピアス、フープピアスに種類分けすることができます。金具の形状によってデザインも違ってきますので、好みに合わせて選んでいきましょう。

スタッドピアスは、ピアスホールに軸を通し、ホールから出た部分にキャッチをつけて留めつけるタイプのピアスです。

飾り部分がピアスホール上に密着するかたちになるのが特徴です。おのずと飾り部分のデザインはシンプルになりますが、ガーネットのような色が濃く輝きのある石の場合、小さめの石一粒でも十分に映えるものとなります。

その名の通り、飾りのついたフックタイプの金具を耳にひっかけて使うピアスです。

いつの間にか落としてしまったり、やや重く負担に感じたりすることがありますが、揺れ動き、時にきらきらときらめくデザインはとても人気です。キャッチがないため、ピアスホールに通すだけでつけられて手軽なのもいい点です。

フープピアスは円形の飾りとポストおよびキャッチが一体化したデザインのピアスです。つけると、耳たぶを回り込んでリングがはまっているようなイメージになります。

円形の部分の大きさはさまざまで、大きめだと存在感がありゴージャスな印象となります。宝石を使ったフープピアスの場合、どちらかというと小さめで繊細な雰囲気のものが多数ですが、デザインによってはリング部分にチャームをプラスして華やかにすることも可能です。

ガーネットは流通量が多い石というイメージがありますが、実はいろいろなバリエーションがあり、中にはとても稀少価値が高いものもあります。ガーネットの種類をいくつかご紹介します。

アルマンディンガーネットは深い赤が特徴的なガーネットです。ざくろの種の色に近い色あいであり、ガーネットの中でも代表的な存在といえるでしょう。

アルマンディンという名前は、古代にガーネットの研磨や宝飾品の加工で栄えていた「アラバンダ」という都市の名前からきています。産出地はブラジル、アメリカ、カナダ、スリランカなど世界中にあり、日本でも産出されます。

ロードライトガーネットは、紫に近い赤色を持つガーネットです。

アルマンディンと同じく産出国・産出量が多い石です。「ロードライト」、つまり「バラの花に似た」という意味の言葉がついていますが、バラよりもグラスに注いだワインの透明感を想起させられるような見た目で、良質なものは高い人気を誇ります。

グリーンガーネットは、カルシウム・アルミニウムを含むグロッシュラーガーネットの一種です。オレンジ系の色合いを持つグロッシュラーの中でも、さらにバナジウムなどの影響を受けて緑色を有したものをグリーンガーネット、別名ツァボライトと呼びます。

夏の木々のような深めの緑色はとても美しく、特に東アフリカ産のものは際立って美しいうえに稀少なので、高い価値を持っています。

マラヤガーネットは、ガーネットの中でも赤、オレンジ、ピンクなどの系統の色を示すグループ（パイラルスパイト）の石が混じりあってできたガーネットです。

それぞれの石の中間をとるような存在であるため、マラヤガーネットの中でも多様な色合いがあります。光の種類や加減によって色を変えるカラーチェンジガーネットは、マラヤガーネットの一形態です。

赤いガーネットはゴールド系の色合いと相性がいいようで、地金にゴールドを用いたピアスがとても多く見つかりますが、シルバー系ももちろん多数あります。自身の肌色や好みに合う地金のピアスを選びましょう。

金属アレルギーが心配な方は、ピンクゴールドやホワイトゴールドなどの合金は避け、k18やプラチナなどなるべく純度の高いものを選んでください。

ガーネットはとにかく幅が広い石です。宝石として扱われるものもビーズに加工されるものもあり、また宝石の中でも稀少なものから多数産出するものまで各種あるため、価格帯も広くなっています。

多くのピアスは2,000円～6,000円程の価格帯におさまるので、気軽に入手しやすいでしょう。ハンドメイド品の可愛らしいものも同じ価格帯で入手できます。ブランドものや質のいい石を使用したものなら10,000円～30,000円、稀少石ならそれ以上となります。

ガーネットのピアスを扱っているブランドには、どのようなものがあるのでしょうか。おすすめのメーカー・ブランドをご紹介いたします。

1972年創業の4℃（ヨンドシー）は、2022年に50周年を迎えました。シンプルで上品なジュエリーの数々で支持されており、現在はカジュアルなcanal 4℃（カナルヨンドシー）、エレガントで高級感があるEAU DOUCE 4℃(オデュースヨンドシー)など複数の姉妹ブランドも展開されています。

カナルヨンドシーには、複数のデザインのガーネットピアスがあります。

VENDOME AOYAMA（ヴァンドーム青山）は株式会社ヴァンドームヤマダのジュエリーブランドです。ヨンドシーと同じく1973年に創業したヴァンドームヤマダは、アクセサリーの企画と国内外での販売を手がけ、現在は複数のジュエリーブランドを展開しています。

ヴァンドーム青山のガーネットピアスには、アンティークジュエリーのような趣と可愛らしさが同居しており、何ともいえない魅力を放っています。

ete（エテ）は株式会社ミルクが手がけるふたつのジュエリーブランドのひとつです。「いつも自分らしさを大切に。」とのコンセプトで、シンプルななかに小さな工夫を凝らしたジュエリーを展開しています。

エテのガーネットピアスにはちょっと不格好なティアドロップが可愛らしいフックタイプのピアスと、シンプルな一粒ピアスとがあります。趣は違いますがどちらも魅力的な一品です。

宝石は種類によってはデリケートなものもあります。長くジュエリーを使うためには、石の性質を知ったうえでしっかり管理することが必要です。

ガーネットはそれほど繊細な石ではなく、宝石の中では取り扱いしやすい石です。ただし、温度変化の激しい場所での保管は避けましょう。また、中性洗剤や専用のクリーナーを使って時々クリーニングするのがベターです。他にデリケートな石がついていなければ、超音波洗浄機でのクリーニングも可能です。

ガーネットはとても美しく魅力的な石です。ピアスとして耳につけるとそれだけでも気分が浮き立つことでしょう。女性らしく情熱的なガーネットを身に着けて、活き活きした一日を過ごしてください。

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