楽天アンリミットはホームルーターとして使える？メリットや注意点も！

楽天UN-LIMT（楽天アンリミット）は、楽天モバイルのデータ容量無制限で3,278円（税込）/月の業界トップクラスを誇るお得な新プランです。オンラインで契約が可能で、初期費用・工事不要のため、届いたらすぐにWi-Fiが使えます。

楽天モバイルでは、スマートフォン以外にポケットWi-Fiが展開されていますが、据え置きルーターはありません。しかし、楽天アンリミットのSIMカードをお手持ちのルーターに挿せばホームルーターとして使用できます。しかし「電波状況はどうなの？」「ほかのWiMAXと比べてどうなの？」と不安要素はたくさんありますね。

そこで今回は、楽天アンリミットを実際にホームルーターとして利用した方の口コミ・評判を調査しました。良い口コミだけでなく、悪い口コミにも注目しているので楽天アンリミットが自分のライフスタイルに合っているかどうか検討する材料にしてください。

ここでは、実際に楽天アンリミットをホームルーターとして利用している方の口コミや評判を紹介します。楽天アンリミットについて検索すると「繋がらない」「電波状況が弱く安定しない」など不安になるキーワードが出てきますよね。良い口コミと悪い口コミそれぞれから「実際のところどうなのか？」を見ていきましょう。

まずは楽天アンリミットの良い口コミを紹介します。「ご自身のライフスタイルにマッチすればかなり使いやすい」「低速モードでも繋がりやすい」など、使いやすさへの評価の声が見られました。

楽天アンリミットをホームルーターとして利用している方からのネットでの評判は、悪い口コミも見られるものの、実際の声としてはネットの提供エリアやライフスタイル・使用頻度などがマッチしていればかなり使いやすい様子です。

楽天アンリミットのエリアは人口カバー率97％を突破（2022年3月時点）しており、よほど山間部でない限りほとんど繋がるようになりました。ご自宅と活動域が楽天アンリミットのエリア内であれば、不便を感じることはないようです。

楽天アンリミットのエリア内では快適なデータ通信が可能で、パートナー回線に切り替わった場合も問題なく使えるようです。しかし、何か困ったことがありサポートを利用したい場合は対応に時間がかかるのが唯一の不満という口コミでした。

大手キャリアの場合は、サポート体制が整っており時間をかけずに対応されますが、楽天アンリミットの場合は自由な契約期間や価格もリーズナブルな反面、サポート体制は最小限になっています。大手キャリアの信頼性よりも手軽さを求める方には楽天アンリミットがおすすめです。

ここからは、楽天アンリミットを実際に利用した方の悪い口コミを紹介します。「電波状況が悪い」「サポートセンターの電話対応が悪い」などの不満の声がありました。

楽天アンリミットの電波状況は、電波の障害となる高層ビルの多い都心部では繋がりにくいことが多く、地方でも楽天モバイルのエリア内でないと通信が弱いケースがあります。使用状況や頻度によって通信の安定に不満を感じる方も少なくありません。

そのため、上記の口コミの通りサブの携帯や子供用のスマホとして使う方も多くみられます。リーズナブルであるためうまく使い分けすれば便利なキャリアです。

楽天アンリミットのサポートセンターは、新プランに切り替わってから大変問い合わせが混みあっており、電話では繋がらない状況が続いているのが現状です。繋がっても対応に時間がかかるなどの声が多くみられます。

しかし、こういった口コミの反面、サポートを受けるほど困らないなどの口コミも見られました。電話回線や回線速度に関して不安な方は、公式サイトの問い合わせフォームから質問するのがおすすめです。

ここまで楽天アンリミットを実際に利用した方の口コミを紹介しました。ここからは、楽天アンリミットがホームルーターとして使えるのがどうか・注意すべきポイントなどを解説していきますのでご覧ください。

楽天アンリミットの料金プランは、初期費用も工事費用も無料で契約期間の縛りもありません。月額料金も使った分によって～3GB・～20GB・20GB以上と段階的に料金があがるため、あまり使わない方は料金を抑えられ、たくさん使いたい方は20GB以上で無制限のデータ通信が可能です。

しかし、データ量無制限になるのは楽天モバイルの回線のみになります。楽天モバイルの回線エリア内でも、パートナー回線に切り替わると使い放題にはなりません。使い放題にするには、楽天エリア内でルーターの設定をバンド3固定にします。

そのため、楽天モバイルの使い放題を生かしホームルーターとして活用する方も多くいます。楽天回線なら工事も不要でSIMカードをルーターに挿すだけで無制限にデータ通信が可能です。月額の料金も抑えられるため、ご自宅でWiMAXプロバイダよりもお得にインターネット回線を繋げられます。

ここでは楽天アンリミットをホームルータとして使うメリットをご紹介します。光回線を引いてのインターネットに比べてどうメリットがあるのかなど解説しているので、契約をご検討の方はぜひ参考にしてみてください。

※クリックすると該当箇所にジャンプできます。

楽天モバイルはSIMカードをスマホやポケットWi-Fiに挿してインターネットの利用ができますが、ホームルーターにSIMカードを挿して初期設定をすれば、ご自宅で固定回線としての利用が可能です。光回線の場合工事が必要になりますが、楽天回線の場合は工事不要でインターネット回線を開通できます。

また、光回線の場合はプロバイダとの契約により月額料金も高くつきますが、楽天アンリミットの料金プランを利用すれば、20GB以上無制限でインターネットが使い放題です。どれだけ使っても月額3,278円（税込）に抑えらえます。毎月の通信料を安くしたい方や工事の手続きが面倒な方にピッタリです。

大手キャリアの光回線の料金を比較してみると、楽天アンリミットの料金が格安であることがわかります。ほかの光回線は契約期間の縛りもありますが、楽天アンリミットなら契約期間の縛りもなく、月額料金が3,278円（税込）で利用が可能です。

固定回線の料金を抑えたいなら光回線よりも楽天アンリミットをホームルーターとして利用するのをおすすめします。、

楽天アンリミットは、最低利用契約期間の縛りがありません。ほかのキャリアやWiMAXプロバイダなどは契約期間の縛りがあり、契約期間内に解約すると契約解除手数料（違約金）が発生します。楽天アンリミットは違約金も発生しないため、いつでも解約可能です。

解約手続きは、my楽天モバイルのページから簡単に行えます。違約金は発生しませんが、オプションを月途中で解約した場合や、製品分割請求が残っている場合は料金の支払いは継続しますのでチェックしてから手続きしましょう。

契約期間や違約金が発生しなければ、ご自宅の電波状況が楽天アンリミットに合っているか実際利用して試すことができます。万が一電波状況が悪い場合は気軽に解約できるのも嬉しいポイントです。

楽天アンリミットのエリアは人口カバー率97％突破（2022年3月末時点）とカバーエリアに自信を持っています。よほどの山間部でない限り不便なくインターネットが使える状況です。しかし、高層ビルなど電波の障害になる場所や、マンションや地下などは建物などの立地条件により繋がりにくい場合があります。

そのため、楽天アンリミットをホームルーターとして使いたい場合は、提供エリア内でなければ安くてもメリットがありません。ご自宅が提供エリア内に入っているかどうか、電波状況はどうかチェックしてからホームルーターとして利用するのがおすすめです。

楽天アンリミットはデータ無制限で利用できますが、パートナー回線でデータ通信を行った場合は通信量によって速度制限がかかります。パートナー回線エリア内で利用する場合は5GB/月のデータ容量の制限があり、5GBを超えた場合の通信速度は1Mbpsです。

1Mbpsの通信速度になった場合は、動画やアプリのダウンロードに時間がかかってしまいます。データ量無制限なのが楽天アンリミットのメリットなので、データ容量に制限があるのは意味がありません。必ず楽天アンリミットのエリア内であるかチェックしてから利用しましょう。

楽天アンリミットの提供エリア内でも、電波状況によってパートナー回線に自動で切り替わる場合があります。ホームルーターとして利用したい場合は、楽天アンリミットの回線であることが必須です。そのため、パートナー回線に切り替わらないようにホームルーターを設定しなければなりません。

設定方法はホームルーターの機種によりますが「バンド3」に固定すれば、利用したいバンドだけを掴んでくれるため、パートナー回線への自動切り替えが回避できます。しかし、バンド3の設定は簡単でなないため、機器に慣れていない初心者の方にはハードルが高い作業です。

楽天アンリミットをホームルーターとして利用する際におすすめしたいルーターをご紹介します。それぞれ楽天アンリミットと相性がよい仕様になっているので、どれを選べば良いか迷った場合ルーターを選ぶ際の参考にしてみてください。

※機種名をクリックで詳細にジャンプします。

楽天アンリミットをホームルーターとして利用するのにおすすめなのが、NTTドコモの5G対応のホームルーター「docomo home 5G HR101」です。ドコモ初の5G対応ホームルーターで、楽天アンリミットのBAND3に対応しています。

使用方法は楽天アンリミットのSIMカードをホームルーターに挿し、管理ページから初期設定を行います。あとはコンセントから電源を取るだけでインターネットが使用可能です。ホームルーターのスペックが高いため、快適な通信速度が実現できます。

楽天アンリミットをホームルーターとして利用するのにおすすめの2台目のルーターはI-O DATAの「WIN-CS300FR」です。SIMカードを直接挿して使える4G/LTE回線対応のホームルーターになっています。無線LANやWi-Fi接続の両方に対応可能です。

また、同時接続は16台まで可能で、スマホやパソコン・タブレットなどを接続したい場合に便利です。初期設定の方法は、ルーター本体にスマホやパソコンを接続すると、APNの設定画面に自動的に変わり簡単にできます。

WIN-CS300FRは、最新ファームウェアで通信バンドを固定できる機能を搭載しているため、BAND3の楽天アンリミット回線を固定できるため、無制限でインターネットが楽しめます。

楽天アンリミットをホームルーターとして利用するのにおすすめの3台目は「TP-Link MR600」です。SIMカードを直接挿して使える高性能なWi-Fiルーターで、外付けアンテナが2本付いており、内蔵型の一般的なタイプのルーターよりも安定したインターネット接続を実現します。

また、楽天アンリミットが使用する「BAND3」にも対応しています。TP-Link MR600は、工事に必要がなく、コンセントに挿せばすぐにインターネットが使用でき、バンド固定の設定も不要です。機器の設定が苦手な方も楽天パートナー回線に自動的に接続されるのを回避できる設定ができます。

また、通信速度も下り最大867Mbpsの超高速を実現しているため、楽天アンリミット回線のメリットを最大限に生かせる相性の良いホームルーターといえます。

ここからは、楽天モバイルのエリアを確認する方法をご紹介します。ご自宅が楽天モバイル回線BAND3が安定して使用できることが条件です。パートナー回線ではメリットがないため、必ずチェックしてみてください。

※クリックで該当箇所にジャンプします。

楽天モバイルの提供エリアの確認は公式サイトのエリアマップからできます。まずはご自宅が楽天回線エリアかどうか住所・地図で確認しましょう。エリアマップでは、楽天回線自社エリア（BAND3）が濃いピンク色になっています。

薄いピンク色はパートナー回線にあたるため、ホームルーターとして利用したい場合エリアとしては不向きです。必ずBAND3の回線エリアにご自宅がカバーされている状態を確認してから利用しましょう。

楽天モバイルのエリアを確認する方法として、「セルマッパー」を利用し自宅近くの基地局情報を知ることができます。セルマッパーは通信事業各社のアンテナ基地局情報を地図上で確認できるサービスです。自宅近くのアンテナの出力など使用を確認できます。

また、自宅付近に構成されているアンテナ基地局の電波区画なども確認できるため、ホームルーターを置く場所などの目安にもなります。ホームルーター以外でも電波状況に不満が発生したときなど見てみるのもおすすめです。

楽天モバイルのエリアを確認する方法として、パートナー回線のエリア情報・ローミング終了時期を知ることが挙げられます。KDDIでは楽天モバイルに提供しているローミングエリアの情報と、提供終了時期を公開しており、つまりはパートナー回線提供終了時期を確認することが可能です。

楽天モバイル自社回線のエリア拡大に伴い、KDDIのローミングが終了していきます。現時点でのローミング終了エリアが確認できますが、県単位で「ローミング順次終了中・予定のエリア」「ローミング提供エリア」の確認が可能です。

ローミングサービスの終了はパートナー回線ではなく、楽天モバイルの自社回線になるのを意味するため、BAND3固定の設定なども不要になります。

ここからは、楽天アンリミットに関するよくある質問をまとめました。回線の活用方法や通信状況に関する気になる質問もありますので、ご利用を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

楽天モバイルのスマホでテザリングして、固定回線代わりのルーターとして使いたいと考える方は多くいます。しかし、楽天モバイルの回線の特徴から、固定回線にするにはデメリットが多いです。固定回線代わりに使うのであればデメリットを理解したうえで使用してください。

楽天アンリミットは、月々の通信料を安価に抑えられるのが最大のメリットですが、やはりご自宅でストレスなく快適にインターネットを利用した場合は、光回線を導入するのがおすすめです。

【テザリングを利用する場合注意が必要なポイント】

• 光回線や楽天アンリミットより電波は不安定
• パートナー回線エリアは5GB/月の制限がある
• 1日10GB程度で一時的に速度制限がかかる場合がある

楽天アンリミットとWiMAXでは実際のところどちらが良いのか、WiMAX最安値とされる「カシモWiMAX」と比較してみましょう。

最安値のWiMAXと楽天モバイルを比較してみてわかることは、楽天モバイルの回線エリア内であれば、断然楽天モバイルの方がメリットが多いです。

楽天アンリミットでインターネットを利用する際、ネットが繋がらない・通信速度が遅いなどの不具合が発生した場合は、まずは以下の方法をお試しください。

1. 本体の再起動
2. Wi-Fi・機内データのON/OFF
3. モバイルデータ通信のON/OFF
4. SIMカードの抜き差し

それでも解決しない場合は、公式サイトの「よくある質問」から該当するトラブルを検索してみましょう。または、サポートセンターに電話で問い合わせをしてみてください。

今回は、楽天アンリミットをホームルーターとして利用する方法を、口コミや評判とともに詳しく説明しました。楽天アンリミットは、ホームルーターにSIMカードを挿すだけでデータ容量無制限でインターネットの使い放題が可能です。ぜひ、快適なインターネット生活を楽天アンリミットで楽しんでください。