オーガニックの紅茶おすすめ10選｜見分け方は？選び方や人気ブランドもあわせて紹介

オーガニックの紅茶は無農薬・有機栽培で作られていて、体にも環境にもやさしい商品です。しかし、紅茶はダージリン・ウバなど種類が豊富にあり、どれがいいのか分からないですよね。

オーガニックは、生産する国によっても表記や条件が違うので注意が必要です。また、紅茶はダージリン・アッサム・セイロンなど、さまざまな茶葉の種類や生産国などに違いがあります。

そこで、本記事ではオーガニックの紅茶の選び方、おすすめ10選を紹介します。オーガニックの紅茶の選び方が分からない、プレゼントに贈る高級で安心な紅茶を探している方はぜひチェックしてみてください。

オーガニック紅茶には、オーガニック・BIO・無農薬などさまざまな表記があります。日本は、化学合成農薬・化学肥料を使っていない商品には「有機JASマーク」が付けられています。

BIOは、フランスのオーガニックマークです。しかし、オーガニック＝有機ではなく、世界各国によって細かい基準があります。ただし、化学合成農薬・化学肥料・遺伝子組み換え技術は使用していないため、オーガニック紅茶の基準として注目してみてください。

ダージリンティーは、ストレートティーが美味しいと人気です。世界三大紅茶の1つで、インドのダージリン地方の標高2,000m以上の高地で栽培されている品種です。茶葉の収穫時期で味わいが少し変わるため、ファーストフラッシュ・セカンドフレッシュなど収穫時期にも注目してみましょう。

ダージリンティーは「紅茶のシャンパン」と呼ばれるほど、フルーティーで華やかな香りをしています。風味や味わいをより楽しむなら、ストレートティーで飲むのがおすすめです。

アッサムティーは、重厚感ある甘みとコクが特徴です。インド北東部にある世界最大の紅茶の産地・アッサム地方で栽培されています。紅茶の栽培環境に最適な地方で作られているため、独特で重みのある甘みのある味に仕上がっています。

アッサムティーはミルクとの相性が良く、ミルクティーにするのが人気です。ストレートティーでは、深いコクを感じられます。ただし、10～11月に収穫されるオータムナルは、渋みが強いので苦手な方が多いです。

セイロンティーは、アイスに合う紅茶として人気です。スリランカの旧国名・セイロン国が由来で、スリランカ産の紅茶の総称です。世界的に有名な紅茶の産地が複数あり、日本に輸入される紅茶の約6割がセイロンティーになります。

そのため、ヌワラエリア・ディンブラ・ウバなどたくさんの種類の茶葉を生産しています。特におすすめなのが、標高1,800～2,000mの高地で生産されるヌワラエリアです。ヌワラエリアは、セイロンティーのシャンパンと呼ばれていて、爽やかで繊細な味わいが魅力です。

ウバティーは、刺激的な風味と渋みが特徴です。スリランカのセイロン島南東部のウバ地方の標高1,800mの高地で栽培されています。「ウバ・フレーバー」と呼ばれるメントール系の爽やかな香りと独特な渋みが特徴です。

このウバ・フレーバーは、クオリティーシーズンと呼ばれる旬の時期しか採れません。ただし、独特の風味が強いので、苦手な方も多いです。そのため、初めてウバティーを飲む方は、ミルクなどを入れて飲みやすくするのがおすすめです。

キーマンティーは、クセのある風味が好きな方におすすめです。世界三大紅茶の1つで、中国の西部にあるキーマン地方で栽培されています。栽培時期が6～9月と短く、少量しか採れない貴重な紅茶です。

蘭やバラに似た香りで、渋みが少ない甘くてまろやかな味わいです。スモーキーフレーバーともいわれていて、独特のクセのある味わいなので好みが分かれます。ストレートやアイスティーで飲むのが人気です。

本格的な香りを楽しむなら、茶葉タイプがおすすめです。茶葉の蒸らし時間・温度などによって、紅茶の香り・味わいが自分好みにできます。ティーバッグや粉末などのタイプよりカテキン・ポリフェノールなどの栄養素を多く摂れるのもメリットです。

ただし、紅茶を淹れるのに手間がかかるのがデメリットです。しかし、淹れる時間も紅茶のいい香りが楽しめるので、優雅なティータイムを過ごしたい方はぜひ茶葉から淹れてみてください。

ティーバッグは、手軽に飲みたい方におすすめです。茶葉を計量する手間もなく、お湯を注ぐだけで初心者でも簡単に紅茶を淹れられます。ティーバッグの構造も進化しており、紅茶のエキスを効率的に抽出してくれるので美味しい紅茶を味わえます。

ただし、茶葉タイプに比べると少しコストがかかるのがデメリットです。また、スーパーでも手軽に購入できるので、忙しい方で手軽にサッと飲めるものをお探しの方に最適です。

粉末タイプは、お湯を注ぐだけで簡単に美味しい紅茶が淹れられます。また、水でも美味しい紅茶ができるのが嬉しいポイントです。ティーバッグよりも作り方が簡単で、紅茶専門店などの商品が販売されています。

ただし、粉末タイプは個包装のものの種類が少ないのが難点です。包装が大きいものはチャック式などで持ち運べますが、少しかさばるのがデメリットです。

ペットボトル・紙パックタイプは、サッと飲めて移動に便利です。作る手間もなく、場所を問わず手軽に持ち運べるので、紅茶を淹れるのが面倒な方にぴったりの商品です。

ただし、ほかのタイプの紅茶よりコストが高くなります。また、カテキン・ポリフェノールなどの栄養素がほとんど摂れないのがデメリットです。そのため、とにかく手軽に摂りたいとき・移動用専用の紅茶におすすめです。

オーガニックの紅茶は、産地によって味・香りに特徴があります。世界三大銘茶は、インドのダージリン・スリランカのウバ・中国のキーマンです。それぞれ見た目・味・香り・おすすめの飲み方が違います。以下で表にまとめたので、参考にしてみてください。

飲みやすいようにフレーバーを付けた紅茶もおすすめです。苦みが苦手な方は、柑橘系のフレーバーがスッキリとした後味で飲みやすくなります。ローズ・ジャスミンなどは華やかな香りで、リラックスしたいときに最適です。

おやつタイムに飲むなら、チョコ・キャラメルなどの甘いフレーバーも人気です。ほかにも爽やかなベルガモットやミントの香りなど、さまざまなフレーバーのものがあるのでぜひこだわってみてください。

ギフト用のプレゼントに贈るなら、ちょっと高級なものを贈りましょう。オーガニックというだけで安心感と高級感がありますが、さらにパッケージがおしゃれなもの・紅茶専門店などのものを贈ると喜ばれます。

海外のオーガニック紅茶の人気ブランドはもちろん、和菓子や和食に合う和紅茶もおすすめです。自分ではなかなか買わないような珍しいものや高級なものを贈りましょう。

Choiceは、1989年にアメリカ・シアトルで誕生したオーガニックティーブランドです。中でも、香りがいいダージリンティーがおすすめです。ティーバッグタイプで、手軽に飲みやすくなっています。

また、Choiceのオーガニックティーはデカフェの製品があるため、妊婦中や授乳中、寝る前にも飲めるのが魅力です。

English Teaは、ロンドンの紅茶専門店メーカーです。スリランカの茶葉を使用していて、紅茶のラインナップが豊富なのが特徴です。イングリッシュブレックファスト・ダージリンなどが販売されていて、原料はすべてオーガニックにこだわっています。

また、日本での有機JASマークの取得も行っているので、より安心です。カラフルなパッケージで、プレゼントとしても喜ばれます。紅茶以外にも、ルイボスティーなども人気のブランドです。

ひしわは、日本の緑茶・麦茶・紅茶などを販売するティーメーカーです。日本で初の有機JASマークの認定を受けているメーカーで、無農薬栽培・有機栽培をしています。

また、アッサムブレンド・ダージリンブランド・生姜地紅茶などさまざまなラインナップがあるのも魅力です。ティーバッグタイプのものと茶葉タイプがあるので、好みで選びましょう。

えいこく屋は、1978年創業の紅茶専門店です。インド・スリランカなどの世界中の紅茶を輸入していて、厳しい審査を通過した品質の高い紅茶を低価格で販売しています。

アールグレイ・ウバ・ダージリンなどの茶葉・ティーバッグタイプのオーガニック紅茶を販売しています。有機JASマークも取得しているので、安心の商品です。

カルディでは、インド・スリランカなどのさまざまな国のオーガニック紅茶が品揃えられています。なかなか手に入らないような茶葉・ティーバッグ・紙パックなどさまざまな紅茶が展開されているので、お近くにカルディがある方はぜひ立ち寄ってみてください。

美味しい紅茶を飲む際に、ティーカップなどにもこだわるのがおすすめです。アフタヌーンティーなど、おしゃれなシーンにぴったりなティーカップセットがAmazonなどの通販サイトで多数販売されています。この機会にぜひ紅茶道具を一式揃えてみてはいかがでしょうか。

オーガニック紅茶は、化学合成農薬や化学肥料などを使っていない安心な商品です。パッケージがかわいいブランドもあるので、プレゼントにも喜ばれます。ぜひ本記事の選び方やおすすめ商品を参考にしてみてください。

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