階段上におすすめのベビーゲート17選｜穴開けないタイプも！階段上不可はなぜ？

好奇心が旺盛な赤ちゃんは、動き回れるようになってくるといろいろなものに興味を持ち始めます。階段やキッチンなど、大人にとってはあまり危険ではない場所でも、赤ちゃんにとっては危険性が高いです。

特に階段は、少し目を離した隙に上から落下してしまう危険性が高いです。そのため、階段上にはベビーゲートの設置が必須になります。赤ちゃんの転落事故を未然に防ぐためにも階段ガードについて、選び方や役割についてまとめました。

階段上用にネジなしの突っ張り棒タイプ・ネジ留めタイプのおすすめのベビーゲート17選も紹介します。また、「階段上不可のベビーゲートがあるのはなぜ？」「賃貸でも使える穴開けないベビーゲートの代用品」についても必見です。ベビーゲートを選ぶ際の参考にしてみてください。

ベビーゲートは、赤ちゃんに入ってほしくない場所の入り口や、階段上・キッチンなど、赤ちゃんにとって危険性が高い場所への侵入を防ぐアイテムです。赤ちゃんは自分で自分の身を守るのは難しいので、ベビーゲートを設置して対策を行う必要があります。

赤ちゃんの行動を、朝から晩までずっと目を離さず見張っているのは限界がありますよね。そんなときにベビーゲートを設置していれば、トイレに行ったり家事をしたりと、育児にも少し余裕が生まれますよ。

ベビーゲートは、赤ちゃんが1人で動き回れるようになってきたら設置するのがおすすめです。生後6か月頃になると赤ちゃんはハイハイをし始めるため、だんだん自分で動き回れるようになります。

2～3歳頃になると、「だめ」といった言葉を理解し始めるので、設置をやめる家庭も多いです。しかし、階段は大人でも転落する危険性がある場所ですので、万が一の転落事故を防ぐために、長期間設置しておくのがおすすめです。

ここからは、階段上に設置するベビーゲートの選び方についてご紹介していきます。赤ちゃんの身を守るための大切なアイテムですので、慎重に選ぶようにしましょう。また、賃貸だと使用できないものなどもありますので、あわせてチェックしていきましょう。

何よりも重要なのは安全性です。子供が1人で開けられないようになっているか・揺らしても外れたり、倒れる心配がないかどうかなど、予期しない子供の行動で子供に危険が及ばないかの工夫がされているのをしっかり確認しておきましょう。

ベビーゲートの取付方法には、「突っ張りタイプ」「ネジ留めタイプ」「自立タイプ」の3種類があります。壁に穴をあけなければ設置できないものや、賃貸でも設置しやすいものなどさまざまありますので、チェックしていきましょう。

ネジ留めタイプのベビーゲートは、賃貸では壁に穴が開いてしまうため設置しづらいです。穴開けないネジなしのベビーゲートなら、突っ張りタイプがおすすめです。突っ張りタイプは、固定部分が突っ張り棒になっており、壁を傷つけずに固定できるのが特徴です。

特に賃貸では、退去の際に原状回復義務が生じるので、壁への穴あけは避けたいです。突っ張りタイプのベビーゲートでも、きつく固定していたために壁に凹みができてしまう場合もあります。そうならないために、突っ張り棒と壁の間に1枚パッドを挟むのがおすすめです。

ネジ止めタイプは、設置の際に壁に穴をあけてネジで固定するのが特徴です。3種類の中で、1番頑丈でしっかりと固定できます。転落の危険性がある階段上に、頑丈なベビーゲートを設置したい方におすすめです。

持ち家であれば自己判断でいいですが、賃貸の場合は取り付けの際に、壁に穴をあけてもいいのかを必ず管理者に確認しましょう。

「ベビーゲートは壁がない場所では設置できないのでは？」と思われる方もいますが、自立式のベビーゲートであれば壁なしの場所や階段下にも設置可能です。自立タイプは、設置の際に壁などを一切傷つけず、置くだけで設置が完了できるのが特徴です。簡単に持ち運びができ、必要な時にだけサッと設置できます。

ネジ留めや突っ張り作業なのが不要で、女性1人でも取り付けが簡単です。しかし、自立タイプは完全に固定しているわけではないので、体重がかかると重みで倒れる可能性があります。そのため、階段上のような危険な場所にはあまり向いていません。

購入後にサイズが合わず設置できなかったといったケースを防ぐため、購入前に必ず設置場所の横幅を測定するようにしましょう。サイズが合っていないベビーゲートを設置してしまうと、きちんと固定できない場合もあり危険です。

また、横幅だけではなく高さも考えて選ぶようにしましょう。あまり低めのものだと、立ち上がった時に乗り越えられる可能性もありますので、簡単には乗り越えられない高さのベビーゲートがおすすめです。

ベビーゲートは、比較的安価な「プラスチック製」、木のぬくもりを感じられる「木製」、より頑丈に作られている「スチール製」の主に3種類の材質で作られています。どんなベビーゲートを探しているのか、必要に応じて選びましょう。

プラスチック製のベビーゲートは、他の2種類と比較すると安価に購入できるのが特徴です。ベビーゲートは、赤ちゃんが大きくなると使用しなくなる場合が多いので、できるだけコストを抑えたいところです。

また、プラスチック製のベビーゲートは、軽くて扱いやすいのも特徴です。デザインもかわいくてポップなものが多く、見た目で選びたい方にもおすすめです。

木製のベビーゲートは、やさしい木のぬくもりを感じられるデザインが特徴です。木製のものはプラスチック製のものよりは強度があります。

また、木で作られたベビーゲートは、家のフローリングなどと同じ系統のカラーなので、インテリアともよく馴染みます。シンプルでナチュラルなデザインのベビーゲートをお探しの方におすすめです。

スチール製のベビーゲートは、3つの材質の中で1番頑丈なのが特徴です。耐久性や重量もあるため簡単には倒れず、階段上への設置に1番適しています。

また、スタイリッシュなデザインのものが多く、カラーも白や黒などが多いので、インテリアの邪魔をせず設置できます。頑丈でスタイリッシュなデザインのベビーゲートをお探しの方におすすめです。

ベビーゲートは、デザインを重視して選ぶのも1つの方法です。ぶつかっても赤ちゃんが怪我をしないものや、使用しないときには収納しておけるものなど、種類はさまざまです。特徴をチェックし、必要に応じて選びましょう。

メッシュタイプは、枠組み以外の面の部分がやわらかいメッシュ素材になっており、赤ちゃんがぶつかってしまっても痛くないのが特徴です。

また、透け感があるのでベビーゲート越しでも赤ちゃんの様子を確認でき、赤ちゃんもママの姿を確認できるので、少し離れていても安心してくれますよ。

柵タイプのベビーゲートは、赤ちゃんの様子をしっかりと確認できるのが特徴です。ベビーゲートの中では最も一般的なタイプで、種類も豊富に販売されているのでお気に入りの1点を見つけやすいです。

また、扉がついているタイプであれば、通りたいときにまたがなくても通れるので使い勝手もいいです。両開きタイプであれば、どちらの方向からでも開閉できるのでおすすめです。

面タイプは、赤ちゃんから向こう側が見えにくくなっているのが特徴です。赤ちゃんは好奇心旺盛なので、成長するにつれてどんなものにでも興味を持ち始めます。階段が見えてしまうと、ベビーゲートの向こう側に行きたくなってしまうのです。

興味を持たせなければ近づく可能性も減りますので、最初から見せないように面タイプのベビーゲートを設置するのがおすすめです。

ロールタイプのベビーゲートは、使用しないときにはロール状に収納できるのが特徴です。フックを外せば開閉も簡単に行えます。収納後には、枠組みなどが残らないのでつまづく心配もないです。

面の部分には、やわらかいメッシュ素材や布を使用している場合が多く、赤ちゃんがぶつかってしまっても痛くありません。収納してしまえばインテリアの邪魔もしないのでおすすめです。

ベビーゲートは、国内外の多くのメーカーから発売されています。コスパのいいメーカーや、世界各国で人気を集めているメーカーなど、さまざまあります。お気に入りのメーカーを見つけて、その中から選ぶのもおすすめです。

とにかく安いベビーゲートを探している方には、西松屋での購入がおすすめです。ベビーグッズに特化しているメーカーなので、安いからといって質が劣るわけではありません。しっかりと安全性は確保したうえで、安く販売されています。

ベビーゲートは、成長につれていずれ使わなくなるものなので、できるだけコストを抑えて購入したい方におすすめです。

日本育児のベビーゲートは、種類が豊富でお気に入りのベビーゲートが見つかりやすいのが特徴です。突っ張り式からネジ式、自立式のものまですべて揃っています。また、デザインも豊富にあり、シンプルでスタイリッシュなものから、かわいらしいデザインのものまでさまざまあります。

中でも設置方法を選ばないのは、ロール式のベビーゲートです。ロールネットはいろいろな方向からでも引き出せるため、斜めの間口でも取り付けできます。ロック機能付きで子供が開けられないように工夫されています。使用しない時はロールを収納しておけば、生活導線の邪魔になりません。

ベビーダンは、育児先進国であるデンマーク発祥で、世界各国から人気を集めているメーカーです。赤ちゃんの安全を1番に考えて作られており、高いクオリティを保っています。

ヨーロッパ特有のスタイリッシュでおしゃれなデザインで、北欧風のインテリアが好みの方におすすめです。サイズや素材の異なるベビーゲートが多数販売されているので、より適したものを選びやすくなっています。

カトージのベビーゲートは、シンプルなデザインが多くインテリアにも馴染みやすいのが特徴です。赤ちゃんを危険から守ってくれるのはもちろん、インテリアと馴染んでくれるのは嬉しいポイントですよね。

また、サイズは60～135cmまで展開されており、自宅の階段の幅に合わせて選びやすくなっています。取り付けも簡単に行えるのでおすすめです。

Richell（リッチェル）は、ベビー用品・ガーデン用品・エクステリア・医療機器などさまざまな生活にかかわる商品を開発・製造しています。

リッチェルの木製のベビーゲートは、設置した際、足元に段差ができないバリアフリータイプです。つまづく心配がなく、車いすでもスムーズに行き来できます。インテリアに馴染みやすく、温かみのあるデザインもポイントです。

ベビーゲートを選ぶ際には、ロック機能が備わっているかどうかもあわせてチェックしましょう。ゲートを設置していても、赤ちゃんが一人で簡単に開けられてしまうものでは意味がありません。

なかには、ダブルロック機能がついているものも販売されています。ロックが1つのみの場合でも、開ける際にはボタンを押しながらなど、複数の動作を必要とするタイプがおすすめです。

どうしても目が離せない時期には、ベビーサークルの活用もおすすめです。ベビーサークルを使用すると、赤ちゃんにとって安全なエリアが確保できます。

サークルの中に、赤ちゃんのお気に入りのおもちゃなどを一緒に入れてあげると、集中して遊んでくれるので、ママも集中して家事を進められますよ。ぜひ、ベビーゲートとあわせて使用してみてくださいね。

賃貸住まいだと、直接壁に穴をあけるのは抵抗がありますよね。そこで壁に穴を開けずに設置できる、ネジ固定タイプのベビーゲートをDIYする方法をご紹介します。市販品の代用としても検討ください。

1. ネジ留め用の木材・アジャスター・丁番・ゲート（すのこなど）・ロックを準備する
2. 木材はバリがないようにきれいにやすりをかける
3. 天井と床にネジ留め用の木材をアジャスターを使って2か所取り付ける
4. 高さを調整しながら、木材とゲートを丁番を使って片方の木材に取り付ける
5. 最後にもう片方の木材とゲートを閉められるようにロックを取り付ける

突っ張り式タイプのベビーゲートは、階段上に設置不可となっています。しかしなぜ階段上不可なのか、気になっている方も多いでしょう。それは突っ張り式はベビーゲートごと階段から転落する恐れがあるからです。大変危険なので、階段上にはネジで固定するタイプを選んでください。

家の中で特に危険性が高い階段上には、ベビーゲートの設置が必須です。落下事故を防ぐためにも、ベビーゲートは慎重に選びましょう。しっかりと赤ちゃんの身を守り、育児を楽しんでくださいね。

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