auのポケットWi-Fiの解約方法をご紹介｜必要なものは？違約金はかかる？

3大キャリアとしても有名なauのポケットWi-Fiは、高速5G通信も対応しており快適なインターネットが楽しめます。月間の通信制限もないため、インターネット・SNS・動画・ゲームと使い放題。おうちの固定回線の代わりに使用中の方もいますよね。

しかし解約に関しては少々面倒です。MVNO（格安スマホ）・モバイルルーターのようにオンライン解約は不可で、電話問い合わせをしてもショップへの来店をすすめられます。スマートフォンならMNP解約をするのも一つの方法ですが、ポケットWi-Fiの場合は簡単に解約する方法が見当たりません。

ちなみに、解約時時にポケットWi-Fiの電話番号がわからない、4桁の暗証番号がわからない場合は本人確認書類が必要になります。この記事では、auのポケットWi-Fiを解約する方法や必要書類に解約時の注意点、また乗り換えにおすすめのポケットWi-Fi5選を解説します。ぜひ最後までご覧ください。

先ほどご説明した通り、auで契約した回線はMNP（ナンバーポータビリティ）解約以外では店頭でしか解約できません。手間を感じますが、auショップに来店する必要があります。

ちなみに、昨今は感染症対策として来店予約が推奨されています。その際、予約は当日ではなく前日までに行う必要があるためご注意ください。当日は予約なしで受付となるため、待ち時間が長くなる可能性が高いです。

また、「auショップの来店には来店予約が必須？」と考える方もいますよね。結論として、auショップは来店予約なしの当日受付も可能です。3大キャリアではドコモショップのみ来店予約が必須となっています。

スマートフォンはMNP解約であれば、番号を引き継いで次のサービスに移行できるため、来店が必要ありません。ポケットWi-Fiも同様の手段がとれないのか？と考える方もいますよね。

結論として、ポケットWi-Fiのプランである「データプラン」はMNPに非対応です。音声プラン以外は通常解約しかできないのが現状です。

※こちらの内容は2022年4月以降完全に撤廃されています。現在解約金はかかりません。

auは従来モバイル端末の解約に「更新月」を設けており、この更新月の期間内に解約をしなければ、契約解除料が発生するという仕組みを採用していました。

《2019年12月25日以前の契約の場合》

2年契約…契約解除料9500円＋税別

《2022年3月31日以前の契約の場合》

2年契約N…契約解除料1000円＋税別

過去には、2年契約から2年契約Nへプラン変更した上で、安い解約金で解約するという技も流行しました。しかし、これらの契約解除料は現在完全に撤廃されています。

• POINT
  契約解除料が撤廃されたので乗り換えの自由度はかなり高い！

契約解除料が完全撤廃された今なら、完全に最終月の月額料金のみで解約できるのでは？と思ってしまいそうですが、端末の分割金が残っている可能性があります。プラン契約中は分割金分の値引きがされている場合も多く、実際は分割金を支払っている自覚のない人も多いかもしれません。

しかし、契約を解除すると当然分割金の割引もなくなります。そのため、仮に解約したとしても分割契約が終わるまでは、端末の支払いが続く可能性があります。

• POINT
  auのポケットWi-Fiは割賦契約（分割）が多め。2年以内の解約は残高に注意

auポケットWi-Fiを解約した後で、他社のポケットWi-Fiを契約したい場合は、乗り換え先のキャンペーンに注目してください。プロバイダによっては、乗り換えキャッシュバックキャンペーンを行なっているところもあります。

代表的なところはGMOとくとくBBで、解約金が0〜20,000円の場合も23,000円のキャッシュバックが受けられます。この場合、auの解約よりも先にGMOとくとくBBへの申し込みが必要です。このように、順番が変わるとキャッシュバックが受けられないプロバイダもあるため、注意してください。

ちなみにキャッシュバックキャンペーンは時期によって金額が大きくなる場合があります。今までの傾向としては年末商戦の12月、引っ越しシーズンの3月などは狙い目でした。思い立ったらすぐに解約ではなく、乗り換え先キャンペーンのタイミングも測って手続きしてくださいね。

• POINT
  いきなり解約ではなく乗り換え先キャンペーンやタイミングをチェック！

まず月額料金を安くしたい場合は、キャッシュバックキャンペーンなども含めた実質的な料金に注目しましょう。ここでは、月額料金値引きやキャッシュバックキャンペーンのあるプロバイダ、元々月額料金の安いプロバイダなどを比較して実質料金を提示します。

※キャンペーンは2022年10月現在のものです

《BIGLOBE WiMAX+5Gの場合》

※24ヶ月目以降は月額料金があがるため2年での乗り換えがおすすめ

《GMOとくとくBB WiMAX+5Gの場合》

※24ヶ月目以降は月額料金があがるため2年での乗り換えがおすすめ

このように、細かく計算していくと案外大きな差額があると気付きます。計算するのはやや手間と感じますが、少しでも安くしたい場合はぜひ計算しましょう。

とにかくインターネット（ゲーム・動画・ナビなど）を多く活用する方には、最近流行している「データ通信容量（ギガ）上限なしのポケットWi-Fi」をおすすめします。最近は容量上限なしのプランも多く、価格も特別高いわけではないため、これからのスタンダードになること間違いありません。

ちなみに、どんな使い方をするとどの程度データ量を消費するかを表でまとめましたので、参考にしてください。

《20GB契約と仮定した使用時間》

《現実的な必要データ通信量例》

• ライン通話 毎日30分　350MB/月
• Twitter閲覧 毎日30分　3GB/月
• YouTube動画（720p）毎日2時間　40GB程度/月

➡︎ この使い方の場合、50GB以上の契約が必要に！

他社への乗り換え方法ですが、基本的にデータプランにはMNP（ナンバーポータビリティ）の概念がないため、新規契約→旧回線の解約の流れになります。もちろん順番は逆でもいいですが、その間インターネットに接続できなくなってしまうため注意。契約月は無料としているプロバイダも多いため、乗り換え先の料金プランをよく確認してください。

また、従来のネックだった契約解除金は、先述の通り現在au回線では完全撤廃されており、ここでかかる金額はありません。ただし、割賦契約（分割）の場合は端末代の残高は残っています。中にはGMOとくとくBBのように、端末代も違約金に含む形で負担してくれるプロバイダも存在します。

出費となりそうな場合は、乗り換え違約金負担キャンペーンを行なっているプロバイダを選んで、キャンペーンを受ける順序をよく確認して手続きしてください。

• POINT
  au端末の違約金は撤廃済み！乗り換えの際には端末の分割代の残高を確認しよう。

auのポケットWi-Fiを紛失・破損させてしまった場合、まずは補償に入っているかの確認をしてください。auの「故障紛失サポート」に加入中であれば、「交換用携帯電話機お届けサービス」で翌日には交換端末がお手元に届きます。

解約後の再契約はもちろん可能ですが、新規契約扱いになります。基本的に、一度解約した契約を復活させることはできません。

その回線における継続利用月数も0ヶ月に戻りますし、新規受付を終了している古いプランを継続して使用していた場合、当然そのプランの復活もできません。

ちなみに、auでは新規契約は同時に2回線までとなっています。もしも理由があって3回線目も同時契約したい場合は、翌日の手続きとなります。

auのポケットWi-Fiを利用中インターネットが繋がらない場合は、故障かと思ってしまいますよね。しかし落ち着いて、本当に故障であるのか確認をしましょう。

1. 端末の電源を入れ直す
2. 端末のSIMカードを入れ直す

これでも繋がらない場合は故障の可能性が浮上します。auショップに持ち込むか、オンラインにて故障の修理受付をしてください。

ここまでauのポケットWiFiの解約について解説してきました。契約解除料が完全撤廃されたことで、解約・乗り換えのハードルもかなり下がりましたね。またWiMAXを中心として、使い放題で高速のポケットWi-Fiも昨今では多く展開されています。ぜひご自分に合うサービスを見つけて契約してください！