2024年最新！カーボンのトレッキングポールおすすめ10選！アルミとの違いは？

トレッキングポールとは、起伏のある坂道で滑落するのを防止するために、両手に持つ杖状の棒を指します。登山好きの方であれば、扱いやすいトレッキングポールが欲しいですよね。超軽量で耐久性に優れたカーボン製トレッキングポールなら、快適に登山できます。

カーボン素材は強度が高いイメージがありますが、横方向の衝撃に弱く、突然折れる危険性もあるんです。アルミ製トレッキングポールと同様に、さまざまな製品が販売されているので、商品選びで迷っている方も多いですよね。

そこで今回は、カーボン製トレッキングポールの選び方を解説した上で、2022年最新のおすすめ商品を紹介します。モンベルの伸縮式カーボン製トレッキングポールである、アンチショックも紹介するので、興味のある方はチェックしましょう。

カーボン製トレッキングポールは、他の素材のトレッキングポールに比べて軽量で、長い時間使っても腕が疲れにくいのが魅力です。アルミニウムよりもさらに比重・重量が小さく、1本100g未満の製品も存在するので、持ちやすいポールを探している方におすすめです。

素材の剛性もアルミに比べて高く、荷重をかけても曲がりづらいため、安心してストックの先に重心をかけられます。振動吸収性にも優れていて、グリップの部分に衝撃が伝わりづらいので、手が痛くなりづらいのもメリットです。

しかし、アルミニウムと違って延性がないので、大きな衝撃を与えると突然割れるのが欠点です。登山初心者の方は、折れにくいアルミ製の商品を選びましょう。

トレッキングポールの収納方式には、伸縮タイプ（テレスコーピング式）と、折りたたみタイプの2種類が存在します。伸縮タイプのトレッキングポールは、自由自在に長さを変えられるので、身長や周囲の地形に合わせて使えます。

折りたたみタイプの製品は、使い勝手に劣るもののコンパクトに収納できるため、携帯性を重視する方におすすめです。テレスコーピング式の登山用ストックは、製品によってロック方式が異なるので、固定方法も確認しましょう。

適切なサイズのトレッキングポールを使わないと、快適に登山を行えないので、身長に合わせて長さを選ぶ必要があります。一般的には、身長の0.63倍程度の長さがあれば、グリップが胸の位置に来るため使いやすいです。

高さ調整を自由に行える伸縮式トレッキングポールでは、最大高さが胸より高いものを選べば、長さ選びに失敗しづらいです。高さが変わらない折りたたみ式の製品は、購入後に後悔しないように、店頭に行って実際に使用しましょう。

ACECampのカーボン製トレッキングポールは、世界一軽量で1本につき100gしかないのが特徴です。折りたたみ式で、非常にコンパクトに収納できるので、トレッキングポールの携帯性を重視する方におすすめです。

100cm・110cm・120cm・130cmの、4種類のサイズが用意されているため、自分の体に合わせて高さを選べます。価格だけでなく希少性も高く、簡単に手にはいらないのがデメリットです。

Naturehikeのカーボン製トレッキングポールは、4種類のポールアクセサリーが付いているため、幅広い地形に対応できます。アタッチメントが充実しているのにも関わらず、1本で200gと超軽量なので、使い勝手に優れた製品を求めている方におすすめです。

最大で135cmまで伸ばせる上に、自由に高さ調整を行えるので、身長が高い方にも向いています。柔らかいコルクハンドルが搭載されていて、手が疲れづらいのも魅力的です。

日本の登山メーカーとして有名なモンベルが販売する、アルパイン カーボンポールは強度とコスパに優れているのが特徴です。カーボンだけでなくアルミニウムが使われているので、突然破損する心配がありません。

手首の負担を抑えられる、衝撃吸収構造を搭載した製品もあるので、本格的な登山を行う方に向いています。価格もリーズナブルで、カーボン製トレッキングポールであるのにも関わらず、1万円未満で購入できるのも魅力的です。

アンチショック機能付のトレッキングポールでは、衝撃を吸収するための、バネ・サスペンションが内部に入っています。商品によって衝撃吸収機能の位置が異なり、先端に付いているものもあれば、シャフトの途中に搭載されている製品もあります。

地面を突いた時の衝撃が和らぎ、手首の負担が小さくなるので、長時間使っても筋肉痛になりづらいのがメリットです。ただし、カーボン製トレッキングポールの場合は、アンチショック機能がなくても、シャフト全体で衝撃を吸収してくれます。

トレッキングポール本体にも衝撃荷重がかかりづらくなるため、カーボンが割れにくくなるのも魅力的です。ただし、重量が増加するので、持ちづらくなるのがデメリットです。

カーボン製トレッキングポールは、何の予兆もなく破損する場合が多いので、折れやすいイメージを持つ人も多いですよね。実際に金属に比べて脆く折れやすいので、一部のカーボン製トレッキングポールでは、アルミで補強されているものもあります。

製品によって折れやすさが異なりますが、一度曲がってしまうと、砕けるように折れてしまいます。折れたカーボン製トレッキングポールは復旧できないので、使用時のリスクが大きいのがデメリットです。

一部のカーボン製トレッキングポールでは、折れにくいアルミの骨組みも入っている製品も存在します。トレッキングポールの破損が心配な方は、アルミで補強された製品を選びましょう。

カーボン素材のトレッキングポールは、超軽量で衝撃吸収性にも優れているため、長時間使っても疲れづらいのが魅力です。カーボン製トレッキングポールの選び方を参考にした上で、お気に入りの製品を見つけて、登山を快適に行えるようにしましょう。