2人用カヤックのおすすめ5選！基本的な漕ぎ方もご紹介！

カヤックは子供からお年寄りまで年令を問わずに楽しめる今大人気の水上アクティビティです。スポーツとして乗るのであれば高度な技術が必要ですが、レクリエーションスポーツとして乗るなら意外と簡単に乗れます。

1人乗りも楽しいですが、家族や友達と2人で乗るカヤックはまた違った楽しさが味わえます。そして、楽しさが分かってくると、自分のカヤックが欲しくなるかもしれません。しかし、カヤックにはいろいろな種類があり、どれを選べばいいか迷ってしまいます。

そこで今回は、2人乗りカヤックの種類や選び方、そしておすすめの2人乗りカヤックを紹介していきます。カヤックの有名メーカも紹介しますので参考にしてください。大自然の中で2人乗りカヤックで大自然を満喫しましょう。

カヤックにはいろいろな種類があり、それぞれに適した場所で使うのがおすすめです。波のない湖などでは、基本どの種類でも使えます。下にカヤックの種類と使う場所について表にまとめておきます。

インフレータブルカヤックは、空気で膨らませて乗るゴム製のカヤックです。そのため転覆しても挺自体は沈むことはありません。また、衝撃に強く岩や川底にぶつけても破損することはほぼありません。もしどこかに穴が空いても多気室モデルであれば浮き続けます。

運ぶ時も保管しておく時もコンパクトにおりたためとても楽で、初心者の方や気軽にカヤックを始めたい方におすすめです。ただし、目的地に着いてから専用ポンプで空気を入れる必要があります。

FRPとは繊維が入ったプラスチックで、薄くても強度が保てる素材です。そのためFPR素材を使ったカヤックは軽くて頑丈で、スピードの出る挺となり競技用などに使われています。価格は他の素材の製品に比べ高くなっています。

ポリエチレンは安く、強度のある素材です。国内製から海外製まで豊富なラインナップでお気に入りの一挺を探せるのも魅力です。また、FRP素材も含め運搬・保管は大変ですが着いてすぐに乗れるのもポイントです。

フィッシングカヤックの場合、釣り道具を積載するスペースが必要です。上に座って乗るタイプのシットオントップのカヤックは積載量も多く安定していて、フィッシングカヤックとして人気があります。

また、保管場所も考えて選ぶ必要があります。その点折りたためるタイプのカヤックは楽です。もし直射日光の当たらない保管場所がなければ、レンタル倉庫なども視野に入れましょう。車の上に乗せて運搬する場合、積載物の長さが車の長さの1.1倍までなら届け出なしで積めます。

カヤックを購入は、自分の予算の中で使い方に合ったものを選ぶのが大切です。ただし、初めてカヤックを購入される方は他にも揃えるべきものがありますので、それも含めて予算を立てましょう。他に揃える主なものには次のようなものがあります。

• ライフジャケット：カヤックに乗る際は必ず着用しましょう
• ホイッスル：高音が鳴り響くホイッスルで、救助要請用として使います
• パドル：パドルは消耗品です。いつ破損するか分かりません予備パドルもあると安心です。
• パドルリーシュ：パドルとカヤック本体をつないで、流されないようにします。
• スマホ防水ケーズ：スマホはいろいろな情報を得たり緊急連絡したりするのに必要です。
• フラッグ：釣りをする場合は立てて、他の船から見えるようにしましょう。

「モンベル」は1975年創業の日本のアウトドアメーカーで、カナダの「ライオットカヤックス」やアメリカの「パーセプション」など海外有名ブランドのカヤックを数多く取り扱っています。モンベルで取り扱っているブランドを下に示しておきます。

• WILDERNESS SYSTEMS（ウィルダネス・システムズ）
• perception（パーセプション）
• Dagger（ダガー）
• ORU KAYAK（オルカヤック）
• Riot Kayaks（ライオット カヤックス）
• Boreal Design（ボリアルデザイン）
• Aquaglide（アクアグライド）
• Scotty（スコッティ）
• Hobkey（ホブキー）

モンベルは「アルフェック」という、バックパック感覚で自由に艇を持ち歩けるフォールディングカヤックの自社ブランドを持っています。初めてのカヤックに最適な艇から長期エクスペディション仕様艇まで数多くをラインナップしています。

2人乗りタイプのセミオープン・コックピットの「コーミングカバーシリーズ」はモンベルのオンラインショップでは1万円以下で購入できる大変コスパのいい製品です。

フジタ カヌーは京都を拠点に50年以上の歴史を持つフォールディングカヤックの老舗メーカーです。製造・販売だけでなくスクールやツアーも主催しています。耐久性の高い素材使い、長く愛用できるカヤックを多数ラインナップするメーカーです。

フジタカヌーの工房には以前のモデルの細かなパーツまでストックされていて、古いカヤックの修理はもちろんカスタムパーツの依頼もできるシステムを持っています。一生使えるカヌーとして人気の高いメーカーです。

カヤックは両側に水かきがついたパドルで漕ぎます。パドルの中央を肩幅より少し広めに間隔を取って両手でパドルを持ちます。漕ぐときは、パドルを斜め45度前程度に水面入れて、ゆっくりと後方へパドルを引き、逆側の手はパドルを押す感じです。背筋を伸ばして上半身全体で水をすくい上げるのがコツです。

二人乗りの場合は、パドリングの上手な方が後席に乗ると楽に進みます。お子さんと一緒の場合は大人の方が後席の方が安全に気をつけながら漕げておすすめです。

コストコでもカヤックを取り扱っています。2人用のカヤックではインフレータブルカヤックをコストコオンラインで通常送料込みの3万円弱で販売しています。パドルやポンプも付いてお値打ちです。

また、多少の傷を気にしなければ中古も狙い目です。ポリエチレンやFRP製のものは大きな傷や穴がなければ特に問題ありません。しかし、空気で膨らませるタイプのカヤックは小さな穴でも空気が抜けてしまい、写真だけでは判断できません。信用できる店舗で実物を見ての購入がおすすめです。

カヤックで海や湖・川の普段行けないポイントに行ってみると、いつも観ている景色と違った景色を見ることができます。2人乗りカヤックで穏やかな水面を漕ぎ、景色を楽しみながらいつもの喧騒とは違う落ち着いたひと時を過ごしましょう。