エメラルドのピアスおすすめ13選｜本物の見分け方は？選び方や人気ブランドもあわせて紹介

ピアスは耳元に彩を添え、顔周りを明るく華やかに演出してくれるアクセサリーです。特に本物の宝石をあしらったものはひときわ美しく、つけた人の気分を上げてくれます。中でもエメラルドのピアスは、「エメラルドグリーン」という名前のとおり緑が映えて美しい色合いで人気です。

しかしエメラルドのピアスは、ほかの宝石と比べても石の色合いや輝きなどのバラエティが多様です。もちろん大きさも大ぶりなものから小ぶりなものまであり、デザインや価格も千差万別です。そのため、いざ選ぼうと思うと目移りして選べなくなったり、どれがいいのかわからなくなったりするかもしれません。

そこで本記事では、エメラルドのピアスを選ぶときに注目したいポイントや、おすすめの商品などについてガイドしていきます。

エメラルドはダイヤモンド、ルビー、サファイアとともに世界四大宝石に名を連ねる宝石です。鉱物としてはベリル（緑柱石）のグループに属し、モース硬度は7.5～8と高めです。そのやわらかな緑色から和名では「翠玉」と呼ばれますが、5月の誕生石に選ばれたのも、エメラルドが北半球の5月を彩る新緑の色をほうふつとさせるからかもしれません。

宝石言葉は「幸運・幸福・夫婦愛・安定・希望」であり、結婚55年は「エメラルド婚」とされます。パワーストーンとしても、愛や幸せな結婚のお守りとしてはたらくとされています。

エメラルドは人工石が多数作られている宝石でもあります。特に20世紀前半に完成したチャザム・エメラルドは、天然と変わらない組成を持つ人工エメラルドとして有名です。天然エメラルドのピアスが欲しい方は、まずはそれが天然石か人工石かを確認しましょう。

なお、天然には天然ゆえの一点もののような魅力がある一方、人工には天然と遜色のない美しさと安価さという利点があります。人工石であることを明らかにしたうえで素敵なアクセサリーを作っているメーカーもありますので、こだわりがなければチェックするのもおすすめです。

それでは、エメラルドのピアスを選ぶときに注目したいのはどのようなところでしょうか。以下にそのポイントをまとめました。

ピアスをつけるときの金具の形状は大まかに3種類あり、それによってピアス自体のデザインも異なってきます。つけ心地やデザインの好みから選んでいきましょう。

スタッドピアスは、ピアスホールにまっすぐな軸（ポスト）を差し込んで、後ろから留め具で止めるタイプのピアスです。

耳たぶにぴったりと飾りがくっつくような形となり、イヤリングのように前から見て金具が見えることはありません。石そのものの色や輝きを活かした、シンプルで上品なデザインのものが多数です。

フックピアスは、ピアスホールにフックをひっかけ、耳にぶらさげるようなイメージのピアスです。

必然的にゆらゆらと揺れ動くピアスとなり、使用される石や飾りも繊細なものからやや大ぶりで目を引くものまで、バラエティ豊かになります。少し重く感じたり、落としやすかったりする欠点はありますが、人気のあるデザインです。

フープピアスは、耳につけると耳たぶをぐるっと囲む輪のように見えるピアスです。ポストも留め具も一体化しているため、落としにくいのが利点です。

宝石を用いたフープピアスには、指輪でいえばエタニティリングのように、リング状の部分に途切れることなく石が並んでいるものがよくみられます。

ジュエリーの地金は、一般にイエローカラー・ピンクカラー・シルバーカラーの3種類の色合いに分類できます。エメラルドのアクセサリーにはゴールドカラー、シルバーカラーの地金のものが多くみられます。自分の肌に似合う色や好みで選んでください。

なお、一般にゴールドは金属アレルギーが出にくいといわれますが、イエローゴールド、ホワイトゴールドなどのカラーゴールドはほかの金属を混ぜた合金ですので注意が必要です。金属アレルギーの方には、純度の高いK18・プラチナ・樹脂製などををおすすめします。

エメラルドは色が濃く、透明度の高いものほど高グレードとして扱われます。高グレードの天然エメラルドは高価です。一方、人工エメラルドや天然で色の淡いものは、1万円前後と手頃な価格で入手できます。宝石品質ではない天然エメラルドのビーズを用いたピアスなら、価格は数千円程度です。

高グレードのものはもちろん美しいですが、そうでないエメラルドにも魅力があります。グレードにとらわれず、「これこそ自分のためのピアス」と思えるようなものを探してください。

エメラルドのピアスを販売しているブランドは多数あります。そのなかでも人気のあるブランドをピックアップしました。

ポンテヴェキオは、宝飾品の企画・製造と専門店の経営を行う、1981年創業の日本の企業です。「毎日をカラフルに」をブランドスローガンとし、ジュエリーを身につける人の自信や幸せ、彩のある毎日などの演出に力を注いでいます。

ポンテヴェキオのエメラルドピアスには、シンプルなスタッドピアスや、ダイヤモンドを囲むデザインのものなどがあります。同じデザインのネックレスもあり、セットで使えるのもいい点です。

4℃（ヨンドシー）は、30代くらいまでの比較的若い層を主要購買層としたアクセサリーブランドです。楚々とした上品なデザインのものが多く、普段使いのアクセサリーとして活用する方が多数です。

エメラルドのピアスは、4℃の中でもよりカジュアルなCanal 4℃（カナルヨンドシー）のもので、シンプルかつリーズナブルです。上記のポンデヴェキオと同様、同ブランドのネックレスと合わせやすいものとなっています。

RASPIA（ラスピア）はゴールドと天然石を用いたジュエリーのブランドです。

エメラルドのピアスには、アイビーの蔓と葉を思われるロングチェーンのフックピアスや、3つのダイヤモンドを添えたスタッドピアスなどがあります。デザイン・制作・販売はすべて自社工房で行われており、一つひとつ丁寧に作られていることが見て取れる繊細な美しさを放っています。

ete（エテ）は株式会社ミルクより1994年に登場したジュエリーブランドです。シンプルで洗練されたデザインのジュエリーが揃えられています。

エテのエメラルドのピアスはシンプルな一粒のスタッドピアスですが、8本の立爪が花びらを思わせる、どこか可愛らしいデザインとなっています。

宝石はそれぞれ性質が違います。その性質に合う、適切な方法で管理することが大切です。

エメラルドは硬度は高いものの割れやすい性質があるほか、熱に弱い、紫外線の影響によって退色しやすいなど、デリケートな宝石です。保管の際は光を遮るケースに単独で収納して、割れや退色を防いでください。また、身につけたあとは柔らかい布で拭いてクリーニングし、時には専用のクリーナーでしっかり手入れすることをおすすめします。

エメラルドは優しさと大人っぽさを兼ね備える宝石で、落ち着いた雰囲気のピアスを探している方の選択肢として有力なアイテムです。あなた自身の魅力をアップする天然のきれいなグリーンを、ぜひピアスとして身にまとってください。

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