キャンプで使える七輪のおすすめ15選！バーベキューコンロとの違いやおすすめメニューを紹介！

美味しいキャンプごはんを食べたいなら、七輪がおすすめです。キャンプでは普段より料理が美味しく感じると言われていますが、七輪ならキャンプごはんがさらに美味しくなります。炭を使って焼くだけで、食材が美味しくなるのが七輪の魅力ですよね。

七輪は炭の燃料効率が良く遠赤外線が強力で、表面はカリッと焼けて中身はジューシーに焼き上がるんです！ただ、バーベキューコンロとの違いがわかりにくいですし、デメリットなども気になりますよね。

今回はバーベキューコンロとの違い、キャンプで使える七輪のおすすめ15選についてご紹介します。キャンプごはんのおすすめメニュー・焚き火代わりにする方法・七輪組込式テーブルの作り方などもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

七輪はコンロと比較して、次のようなメリットがあります。

• 火熾しが簡単
• 少量の炭で使用できて、燃え残りが少ない
• 赤外線の量が多い
• コンロよりも価格が安い
• 火力調整が簡単
• 後片付けが楽
• 長期間使用できる

コンロより炭の使用料が少なくて、長期間使えるのでコスパが良いです。デメリットは以下の通りです。

• 重いので持ち運びが大変
• サイズが小さいので、大人数には不向き
• 脚がないので、高さを調整するのが難しい
• 落とすと破損しやすい
• 水をかけると溶ける

落とすと割れる危険があって、重いので持ち運ぶ際は気を付けましょう。

七輪で焼けば何でも美味しくなると言われていますが、その理由は遠赤外線が強力だからです。断熱性の高い珪藻土で作られた七輪は、炭を理想的な状態で燃焼させます。七輪に入った炭は通常より多い遠赤外線を放出し、珪藻土も遠赤外線を出すので、大量の遠赤外線で調理が可能です。

約1000℃になる炭の火力で表面はカリッと焼けて、中はジューシーになるのが七輪の魅力です。七輪は火持ちも良く、少量の炭で長時間燃焼します。

七輪は暖房としても使用可能で、焚き火台代わりにもなります。長時間燃焼するので、炭だけでも暖が取れます。七輪の耐火温度は1000℃ほどで、600℃程度になる薪を入れても壊れません。炭の上に少量の薪を加えるだけで、焚き火が可能です。

バーベキューが終わった後に、七輪に薪を入れるだけで簡単に焚き火ができます。寒い夜や冬キャンプでは七輪で食事を楽しんだ後に、そのまま焚き火で暖を取るのがおすすめです。

七輪は炭を使うので、火熾しも楽しめます。火熾しは道具無しでは難しいですが、チャコールスターターを使用すれば簡単です。着火剤と新聞紙を七輪に乗せて火をつけたら、炭を詰めたチャコールスターターを上に置きます。空気の通り道ができて、10分程度で炭に火が入ります。

空気の通る隙間ができるように、火の付いた炭を七輪に詰めます。炭を詰めたら空気窓を大きく開け、うちわで扇いで火吹き棒で空気を送ります。炭全体に火が入ったら、空気窓を開閉して火力を調整してください。

七輪は折りたためないので、持ち運びには不向きです。七輪はサイズは小さめですが、折りたたんで小さくできない上に重量もあります。小さくてもそれなりのサイズなので、折りたためないとバイクに積んで移動するのは難しいです。

ツーリングキャンプは、コンパクトな折りたたみコンロが便利です。七輪をキャンプで利用する場合は、車での移動を考えましょう。

ホームセンターのすのこに手を加えるだけで、簡単に七輪組込式テーブルも作れます。すのこの中央に七輪の胴が入る穴を開けて脚を付ければ、七輪組込式テーブルとして使用可能です。糸のこなどを使用すれば、穴は簡単に開けられます。

テーブルの脚はテーブルスタンドか、折りたたみ脚パーツを使用します。材料はホームセンターで、手に入る物ばかりです。

塩コショウを振りかけて、七輪で焼くだけでおいしい焼き鳥が簡単に作れます。炭と距離を取らずに焼くと、焼きムラができやすいです。多めの炭を使って距離を開けて焼く、強火の遠火で焼きましょう。表面は香ばしくて、中はジューシーに仕上がります。

七輪は焼魚も非常に美味しいです。網に乗せた魚と炭の距離は10cm～15cmほど開けて、強めの炭火でじっくりと焼きましょう。川魚は焼く直前・海魚は焼く20分～1時間前に、少なめの塩を振りかけます。魚が苦手な人でも、美味しく食べられると評判です。

七輪を使えば外はカリカリで、中はふわふわで湯気が立ち昇る焼きおにぎりも簡単に作れます。握ったご飯を軽く炙った後に、みそや醤油をつけて焼けば焼きおにぎりの完成です。ご飯は少し硬めに炊いて、弱火でじっくりと焼きましょう。

おにぎりは握ったばかりで焼くと網にくっつきやすいので、表面を少し乾かしてから焼くとくっつきにくいです。七輪なら外はカリッとして中はホカホカで、炭火の風味もついて非常に美味しく焼けます。

七輪があれば、キャンプでまるごとりんごのスイーツも簡単に作れます。芯をくり抜いたりんごの中にバターと砂糖を詰めて、アルミホイルで包んだら七輪に投入して焼き上げます。りんごの上にも、炭を置きましょう。串が抵抗なくりんごに刺さるまで、火が通ったら完成です。

溶けた砂糖とバターがシロップになって、りんごに絡らみます。お好みでりんごの中にラム酒やブランデーを入れたり、シナモンをかけても美味しいです。

キャンプで使える七輪のおすすめ15選やバーベキューコンロとの違いについてご紹介しました。同じ料理でも七輪で使うだけで、味がグレードアップするのは大きな魅力です。ぜひ、お気に入りの七輪を手に入れて、美味しいキャンプごはんを満喫してください。