20代向けのオールインワンおすすめ9選｜ドラッグストア・市販で買えるプチプラも

「20代はまだ肌のうるおいもハリもあるから、お肌のお手入れも簡単！」と思いがちですが、実は20代はホルモンバランスや生活習慣の乱れ、代謝がいいゆえの皮脂悩みなど、意外と肌トラブルが多く発生する時期なのです。

スキンケアはしっかりしたいと意識はしながらも、忙しくて時間がない方も多いかと思います。そんな時の強い味方がオールインワンジェルです。ドラッグストアで販売されているプチプラ商品も豊富で、1つで化粧水・乳液などすべてのスキンケアをまかなってくれるオールインワン化粧品は忙しい方の味方です。

しかし、「本当に効果があるの？」「1つで本当に大丈夫？」と不安な点もありますよね。そこで今回は20代の方におすすめなオールインワンジェルをご紹介します。自分の肌質に合ったものを選んで、しっかりお肌のケアをおこないましょう。

オールインワンコスメは化粧水・乳液・クリーム・美容液など、スキンケアに必要なアイテムが一つにまとまったものです。これが入っていなければいけないといった定義は特になく、複数の化粧品がひとつになっていれば、一般的にはオールインワンと呼ばれています。

メリットはなんといっても時短でスキンケアができる点です。また、複数の化粧品を買いそろえる必要がなく、コスパがよくなります。一度でケアができるために、こすったりパッティングする回数が減るので、肌への負担が少なくて済みます。

デメリットは使い分けができない点です。「今日は化粧水だけにしたい」「クリームだけは別の製品を試してみたい」といった使い方はできず、強制的にライン使いとなります。

ドラッグストアでは、2,500円以下のプチプラ商品を中心に豊富なラインナップのオールインワンジェルがあります。この記事で紹介する商品の多くはドラッグストアで購入できるので、ぜひ使用感や効果をチェックしてみてください。

オールインワンで、一番種類が多いのがジェルタイプです。ジェルタイプはさっぱりとした使い心地ながらも、しっかりと潤いを抱え込みます。そのため肌にもすっと入り込みみずみずしく長時間うるおいをキープしてくれます。

乾いた肌をすぐにうるおわせたい方には、ジェルタイプがおすすめです。ジェルそのもの保湿力に加え、バランスよく油分を配合した商品であればさらにうるおい力を高めてくれます。

ミルクタイプはオールインワン化粧品の中でも、特に水分量が多くなっています。油分と水分のバランスもいいので、普通肌・混合肌の方におすすめです。また肌なじみのいいテクスチャーで、お肌の柔らかさを引き出してくれる効果も期待できます。

ジェルタイプ同様にうるおいキープに適しているため、ジェルタイプだと少しうるおいが足りないなと感じた場合は、ミルクタイプを試してみることもおすすめします。

ローションタイプは着け心地がとても軽く、化粧水だけをつけた時のようなさっぱり感があります。ベタつきをあまり感じないため、ベタつくのが嫌な方におすすめです。ただし、さっぱり感が強く、乾燥肌の方は物足りなさを感じてしまうかもしれません。

その場合は顔全体に馴染ませたあと、もう一度乾燥が気になる部分に重ね塗りをしてしっかり馴染ませると、ベタつかないまま保湿力を上げることができます。

オールインワン化粧品の中で、特に高い保湿力をもつのがクリームタイプです。油分の含有率が多く肌表面の皮脂を補ってくれるので、敏感肌・乾燥肌におすすめです。肌にツヤを与えてくれる反面、べたつきが出てしまうこともあり、ベースメイクを崩してしまう場合があります。

化粧崩れが気になる方は、就寝前のケアにクリームタイプを使い、メイク前にはべたつかないさっぱりタイプを使うといったように使い分けをしてみましょう。

10代の頃から皮脂が多くニキビに悩んでいた方は、20代前半は特にその肌体質を引きずりニキビ・肌荒れが多くなってしまいます。そうしたお肌に悩んでいる場合は、油分をできるだけ控え保湿成分がたっぷり入っている、ジェルタイプやローションタイプがおすすめです。

保湿成分、皮脂分泌のコントロールには

• ヒアルロン酸
• セラミド
• ビタミンC誘導体
• プラセンタ

肌荒れ対策には

• グリチルリチン酸ジカリウム
• アラントイン
• サリチル酸

こうした成分が入ったオールインワン化粧品を選びましょう。

※ニキビを防ぐ有効成分配合の医薬部外品のみ該当します

敏感肌の場合は、刺激のある添加物をできるだけ避けて、保湿成分が高い商品を選びましょう。敏感肌の方は、肌の防御力が弱っているため、しっかり保湿をしてお肌を外部の刺激から守ってあげることが大切です。

敏感肌の方が避けるべき添加物

• パラベン
• 合成香料
• エタノール
• 石油系界面活性剤

保湿に効果がある成分

• セラミド
• ヒアルロン酸
• コラーゲン
• アミノ酸

パッケージを確認して、特に刺激がある成分は避けるように気を付けましょう。

基本的にオールインワン化粧品は、保湿に優れており乾燥肌対策がされていますが、それでもまだうるおいが足りない方は、保湿力や保水力を多めに含んでいる商品を選びましょう。油性成分を多く含み、乳化しているオールインワンは白い色味をしています。この色も選ぶポイントです。

乾燥肌におすすめの成分

• セラミド
• ヒアルロン酸
• スクラワン
• ワセリン
• ジメチコン

など、乾燥対策になる成分はたくさんありますが、まずは主に上記の成分が入っているものから試してみてください。また、植物由来の油分もあるので、敏感肌と乾燥肌をあわせもつ方はそちらもチェックしてみてください。

特に目立った肌トラブルがない場合は、保湿とうるおいがあるオールインワンに自分の欲しい成分がプラスされたものを選びましょう。たとえば、「美白がしたい」「年齢肌が気になる」などの希望があればそれぞれの商品のケアポイントに注目してみましょう。

テクスチャのタイプは、ミルクタイプ・ジェルタイプがおすすめです。さっぱりとしっとりのちょうど中間になり、水分・油分の量もちょうどいいのでバランスよくお肌のケアができます。

オールインワン化粧品はメーカーだったり使用量にもよりますが、大体朝晩使いでひとつにつき1ヶ月半～2ヶ月程もつようになっています。またプチプラのブランドなら1,000円台で購入できるものもあり、コスパはかなり良くなっています。

プラス、自分の肌質や希望の効果にあわせて予算を組んでいきましょう。肌に不安があり、高価なものを買いたいときは、できれば試供品などでパッチテストをおこなって肌荒れなどの失敗をしないように注意してください。

お気に入りのブランドがある場合は、そこから発売されているオールインワンを使うのもおすすめです。また、デパコス商品でもオールインワンを扱っているブランドは多数あるので、実際に足を運んで購入してみるのもいいです。人気なのは「ドクターシーラボ」「DHC」「オバジ」「シュウウエムラ」です。

デパコスのオールインワンはお値段は上がりますが、「保湿力」「浸透力」など質のいい成分が使われているものが多い傾向です。また、BAさんに相談することで、自分に合ったオールインへのアドバイスがもらえます。

スキンケアに力を入れる男性も増えている近年。しかし男性も、化粧品をひとつずつ揃えてじっくりケアをする時間がない、面倒くさいと思う方も多いのではないでしょうか。そんなときに、やはりオールインワンは強い味方になってくれます。スキンケアをして肌がきれいになれば、印象がアップして見えるだけでなく、髭剃り後の肌へのダメージを緩和できます。

メンズ専用のものもあれば、男女兼用のものも展開されています。男性の肌の水分量は、女性の50%以下とも言われていますので、水分・保湿に優れたものから試してみるといいでしょう。また、自分の肌悩みに応じて成分を選んでみてください。

20代は前半後半で丁度お肌のわかれ道になります。20代前半は、ホルモンバランスが崩れやすかった10代の肌を引きずり、ニキビや黒ずみに悩みやすいですが、後半になるにつれて「乾燥」という強敵が現れ始めます。オールインワンジェルは朝と夜、洗顔後に使いましょう。スキンケアの最後に使うのがおすすめです。

肌の保湿力は年齢とともに低下していくために、20代でエイジングケアをするのは早いことはありません。これから30代・40代と健康な肌をキープしていくためにも、少しでも肌の調子に変化を感じたら、クレンジング・洗顔・スキンケアを見直しましょう。

オールインワンでケアをするときは、まずメイク落とし・洗顔でしっかりと汚れを落としましょう。特に毛穴がつまってしまうと、オールインワンのうるおいがきちんと浸透してくれません。オールインワンの効果を高めるためにも、丁寧な洗顔が大切です。

肌にやさしく、汚れを除去してくれる洗顔料も発売されていますので、あわせてチェックしてみてください。

お肌は年々変化していきます。それに対応するにはスキンケアにが必須ですが、時間がない・面倒くさい・お金がかかるなどいろいろな悩みも出てきます。それらを解決してくれるのがオールインワンです。ぜひ自分に合ったものを見つけ、健やかな肌を目指しましょう。

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