ウクレレストラップおすすめ18選｜手作りもできる？選び方も

最近ではジェイク・シマブクロさんをはじめ、多くのミュージシャンがストラップをつけてウクレレを演奏をしています。コードとメロディーを一人で弾くソロウクレレは、左右の手の動きが激しく、安定感が求められるからです。

プロに限らず、初心者の方にとっても練習がしやすくなると評判です。初めはどうしても抱えるのに必死になってしまいがち。そんなときにストラップがあれば、演奏がおろそかになるのを防ぎます。

つける方が増えてきたストラップですが、どんな点に気を付けて選べばいいのか、悩むところです。そこで、種類・特徴・選び方についてお伝えします。おすすめの商品もご紹介するので、購入を検討する際の参考にしてくださいね。

ウクレレを始めた方だけでなく、すでに習っていてこれからどんどんと技術を磨きたい方にもおすすめです。支えができるため両手を動かしやすくなります。また、演奏スタイルによっては利用すると便利です。

ウクレレを始めてから2～3か月経ったけれど、なかなか上達しない方はストラップをつけてみるのも手です。コンパクトな楽器ですが、初めは抱えるだけでも難しいからです。

さらに、右利きの方は左手でコードを抑えなければいけません。しっかりと抱えないとコードを変えるときにウクレレを落とすときも。思うように弾けないとモチベーションも下がり、上達しにくくなります。

立ってウクレレを弾きたい方は、ストラップを使うと演奏が快適に。座っているときは問題がなくても、立つと弾けなくなる方がいます。それまでウクレレを支えていた太ももが使えなくなるからです。

また、テンポの速い曲や激しい曲調の場合も使用した方が安心です。ウクレレの演奏は座っても立ってもできるため必ず必要なものではありませんが、ストラップがあると重宝します。

ストラップを着けると適切な位置にウクレレをホールドできます。演奏による動きをある程度、止められるため便利です。タイプにはすぐに使えるフックタイプと、ウクレレ本体に手を加えるエンドピンタイプがあります。

フックタイプはストラップを首にかけたら、先端についているフックをウクレレの裏側からまわし、サウンドホールに引っ掛けて使います。決まった高さにウクレレを保持でき、購入したときから使えるのがメリットです。

手を離すと前に倒れて落ちるので、いつも手や腕で支える必要があります。ストラップの長さはフックがみぞおちに位置するように調節します。

両手を離しても落下しないのがエンドピンタイプです。ギターのように肩にかけて身につけます。前もって本体に穴を開けてピンを埋め込む加工が必要です。

エンドピンはウクレレを立てたときに底にあたる部分に取り付けます。もう片方はネックの根元近くにエンドピンを付けるか、紐でヘッドに結び付けます。

エンドピンは楽器屋さんやネットでも取り扱いがあります。つけたいときは、楽器屋さんに頼めば開けてもらえます。期間は1週間程度かかり、料金は2,000～5,000円ほどです。

自分で穴を開けるとウクレレにひびや割れが生じる場合もあるため、高価なものや自分で開けるのに抵抗感がある方は、お願いしてみましょう。

作業自体は簡単なので自分でもエンドピンを取り付けられます。ただ、壊してしまう可能性もあるので、惜しくないウクレレに自己責任で行ってください。

1. ウクレレの底部分の柱の位置を確認し、つなぎ目にマスキングテープを貼り、厚みの中央を定規で計ってしるしをつけます。
2. 割れ防止のためにキリで穴を開けます。
3. 挿すピンよりも小さい穴をドリルなどで開けます。
4. 開いた穴にピンを挿し、ドリルで留めます。

演奏時の快適さを左右するのがストラップの幅です。幅が広いのもは着脱がしにくいものの、肩に食い込みにくく演奏が長時間になるときに。細いものや紐状ものは軽量ですが、滑りやすく肩に食い込みがちなので短時間の際に合っています。

ストラップの長さはほとんどが調節可能なので、弾きやすい位置に変えておきます。できるならば楽器屋さんで試してみましょう。

ベルト部分の素材によっても機能性が変わってきます。好みのものや自分が演奏しやすい材質を選びましょう。特徴とともに3つのカテゴリーに分けてご紹介します。

ストラップは首回りなどで直に肌と触れる可能性があります。お肌が弱い方にはコットンや麻などの天然素材を使ったものがおすすめです。柔らかで肌馴染みも良くなっています。

肩や背中の部分は服の上から覆われるので、気になるのは汗やムレです。天然素材のストラップなら通気性がいいので、心地良く演奏ができそうです。

長時間にわたりウクレレを演奏するときは、疲れにくいストラップが合っています。ナイロン製やポリエステル製のストラップなら軽量です。

丈夫な素材で扱いやすいため、ウクレレを始めたばかりの人にも合っています。種類も多く揃っているので、好きなものが見つかりやすく、誰でも持ちやすい素材です。

レザー製は滑りにくいのが特徴です。演奏中にズレてくるとなかなか演奏に集中しにくいもの。激しく弾き鳴らす曲でも、ベストポジションを保ちます。

ただ、通気性はあまりないので長時間演奏するときには、他のタイプがいいかもしれません。高級感のある見た目で、演奏するテンションも高まります。

ウクレレのストラップには豊富なデザインが展開されています。いくつか用意してそのときの気分によって変えてもいいですね。ファッションと合わせてコーディネートすれば、練習もはかどりそうです。

無地のストラップは落ち着いたものから、カラフルな色まで用意されています。シンプルに1色でまとめられたストラップは、年齢や性別を問わず誰でも使いやすいのが特徴です。

鮮やかな色ならば落ち着いた服装のポイントに。落ち着いたカラーなら仕事終わりのレッスンでもファッションに関係なく馴染みやすくて便利です。長く普段使いできるので1つ持っておくといいですね。

パッと目を惹くのが多色使いされた柄物のストラップです。ギターストラップを意識したものや、ハワイらしい柄、アニマルモチーフなど楽しくなる模様が描かれたものがたくさん揃っています。

演奏会のステージ上で使えば、より華やかなムードを演出します。使うたびにテンションが上がるストラップをお探しの方には多色使いされたものがぴったりです。

ウクレレのストラップにはエスニック柄も豊富に展開されています。ウクレレの木目調のボディにエスニック柄が良く馴染み異国情緒を感じます。アロシャツやムームといったファッションとの相性も抜群です。南国の空気感が漂います。

また、シンプルな洋服に合わせると、ストラップがとてもよく映えておしゃれにみえるのでおすすめです。

細い紐にビーズがあしらわれたストラップも登場しています。アクセサリー感覚でストラップを身につけられます。

ネックレスと変わらない形状で女性が着けやすく、ウクレレを外したときもおしゃれさをキープできます。小さくまとまるので、持ち歩きをするときも荷物になりにくいのがいいですね。

素材によってはウクレレを傷つけるので購入の前に確認したい点があります。まず、フックタイプの場合はフックの素材を確かめます。金属やプラスチック製の場合はサウンドホールに傷がつきやすいので、フックがラバーになったものがおすすめです。

ストラップピンタイプの場合は留める部分が本革かどうかチェックします。合皮は劣化してウクレレを落とすときもあります。

オリジナルのものを作りたい方のために、エンドピンタイプのストラップの作り方をお伝えします。

1. 手芸店で手芸用布ベルトと革を用意する。
2. 手芸用布ベルトを自分の好きな長さになるように切る。（70～120cmほどの間で調整）
3. 革をベルト幅に合わせて切り、縫い合わせる。
4. ポンチで穴を開ける。（エンドピン部分：10mm、ネック部分：6ｍｍ）

簡単ですが、市販されているものには1,000円以下のものもあります。手間と費用を考えると、売られている商品を買ってもいいかもしれません。

楽器の練習に欠かせないのがメトロノームです。リモコン操作で離れたところからもテンポの設定ができるものを選びましょう。皆でセッションするときに役立ちます。

そして、ライブや発表のシーンのために用意しておきたいのがマイクです。室内だけでなく屋外でも使えるように、風によるノイズを最小限にとどめる機能があるといいですね。

ストラップはテクニカルな面でも重要な働きをしますが、ファッション性もあるので、選ぶ楽しさも味わえます。その時々の服装や曲調に合わせて演出してもいいですね。素敵にコーディネートできればレッスンや演奏が待ち遠しくなりますよ。

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