北欧風ゴミ箱おすすめ18選！小さいものから大きなものまで｜おしゃれな部屋に

暮らしに欠かせないゴミ箱は生活感が出てしまいがちなアイテムです。せっかく人気の北欧のアイテムでまとめても、ゴミ箱がおしゃれな雰囲気を壊してしまうことがあります。占める面積が小さいからといって、なんとなくゴミ箱を選んでいませんか。

また、北欧スタイルへの理解がふんわりとしていて特徴を捉えられていないのも、北欧風インテリアが決まらない理由の一つです。もしかすると、部屋のインテリアカラーとかけ離れたものを選んでいるかもしれません。

そこで、今回お届けするのは北欧インテリアにしっくりとはまるゴミ箱の選び方です。今さら聞きにくい「北欧スタイルが生まれた背景や特色」にも触れていきます。おすすめの北欧テイストのゴミ箱もピックアップしたので、ぜひ参考にご覧ください。

北欧インテリアが生れたフィンランドやスウェーデンなどの北欧の地域は、緯度が高く日照時間が短いのが特徴です。冬が長いため家の中で過ごす時間が長くなってしまいます。

そのため、外に出なくても楽しく心地のいい生活を送る工夫が考えられてきました。上質で機能性が高く飽きのこないデザインを選び、部屋の中を飾ります。お気に入りで埋め尽くされた空間は居心地がよくおしゃれなものに。快適におうち時間を過ごすための知恵が詰まっています。

北欧スタイルにはシンプルでいいものを長く使う姿勢が見られます。家具には温かみのあるウッドを使い、丸みのあるデザインで細い脚が付いています。

ホワイト・ブラウン系・グレーなどのナチュラルな色をベースに、柔らかなイエロー・ブルー・ピンクなどを加えてまとめられています。豊かな自然をモチーフにした雑貨、植物や間接照明などで部屋を彩るのが特徴です。

ゴミ箱と一口にいってもデザインやカラーは、さまざまなものが販売されています。北欧風にするならシンプルなデザインや北欧的なカラーを選ぶと雰囲気が高まります。置く場所や家族構成も考慮して適当なサイズを選びたいところです。

置く場所によって、デザインや求められる機能性は違ってきます。できれば、周囲のインテリアに馴染ませて置きたいものです。ゴミが出やすいリビング・キッチン・洗面所での選び方をご紹介します。

リビングのゴミ箱を選ぶときに重要視したいのはデザイン性です。家族が集まりリラックスする場所なので、生活感のないシンプルな形状や幾何学的なフォルムが合っています。

蓋がついていれば中身が見えず、お子さんやペットがひっくり返しても安心です。また、ゴミ箱に袋を入れて使う際は、固定できて外から袋が見えないデザインを選ぶと外観を損ねません。

最もゴミの量が多く使いやすさも求められる場所です。分別の必要があるので、仕切り付きのものやスタッキングできるものが重宝します。作業台と同素材やカラーを選ぶと統一感が生れます。素材には軽量で低価格なプラスチック製や錆びにくいステンレス製などがあります。

機能としては臭いを防ぐ蓋付き、調理中でも使いやすいペダル付き、移動が簡単なキャスター付き、抗菌タイプなどがおすすめです。

洗面所のゴミ箱は、基本的には洗面台のカラーと合わせて選ぶと悪目立ちせずに統一感が生れます。主流のホワイトの洗面台なら、似合うのは清潔感のあるホワイトかブルーです。狭い空間なのでスリムに置ける小さいサイズを選びましょう。

洗面所は水分のあるゴミが出やすい場所なので、湿気が溜まらない蓋のないタイプがおすすめです。カビなどで汚れないように清潔をキープできるものが適しています。

設置するときには事前に置くスペースを決め、収まるサイズを確認します。奥行を揃えるとラインがまとまり、部屋全体が洗練された印象に。

リビングや洗面所に置く場合の容量は5～15Lぐらい、キッチンは4人家族で30～45L程度のゴミ箱が適当です。20L以下の大きさなら一人暮らし、20～30Lぐらいの容量なら2人暮らしが目安です。

北欧スタイルを目指すなら、シンプルなラインや曲線で象られたゴミ箱を選ぶと、北欧の雰囲気に近づくのでおすすめです。できるだけ無地のものを選び、ロゴや模様はワンポイント程度に抑えたものにするとすっきりとします。

装飾を最低限まで削ぎ落とした幾何学的なデザインも北欧的です。スタイリッシュな印象に仕上がります。

インテリアをおしゃれに決めるには色を3つ程度に絞り、繰り返し取り入れるとまとまりがでます。さらに、北欧インテリアを目指すときには色のトーンを揃えるのが重要です。ゴミ箱を周囲に馴染ませるパターンとコントラストをはっきりさせるパターンをご紹介します。

壁と合わせてホワイトを選んだり、床のフローリングと合わせて同じトーンのブラウンを合わせたり。壁や床のインテリアの色とゴミ箱の色を合わせるとゴミ箱の存在感を弱められます。

イエローやブルーなどのアクセントウォールを取り入れている場合は、同色で揃えてもいいでしょう。ゴミ箱を目立たせたくない方におすすめのカラーリングです。

インテリアをナチュラルカラーでまとめている場合はゴミ箱などの小物をカラフルにしてアクセントとする方法もあります。グリーンを合わせるとリラクシーに。ブルーなら爽やかさを演出でき、イエローなら明るい印象です。スモーキーなピンクは優しく柔らかな雰囲気が立ち込めます。

差し色に複数のカラーを使うとコントラストが出ますが、分量を抑えて色の明るさやくすみ具合を揃えるとまとまりが出ます。

北欧で家具は親から子へ引き継がれ、経年変化を楽しめるウッド素材が使われます。そんなウッドをゴミ箱として迎えれば、北欧インテリアと良く馴染みおしゃれな印象になります。

明るい木目とホワイトや北欧的なカラーとのコンビは相性がバッチリです。脚のついたデザインなら、より北欧らしい雰囲気が際立ちます。

ごみ箱を置くスペースのない方やコンパクトに収めたい方におすすめなのが『ゴミ袋ハンガー』です。シンク下の扉に取り付けるタイプやゴミ袋を装着すスタンドタイプなどがあります。

スーパーでもらったポリ袋を使えて、使用しないときにはコンパクトになるのが特徴です。ホワイトやブラックを選べば北欧インテリアともマッチし、圧迫感が抑えられます。

生活していれば、必ず出てしまうのがゴミです。北欧スタイルを損ねないためにも家具と同様にごみ箱も素材・カラー・デザインにこだわって選びましょう。すっきりとした空間に変わるので、よりリラックスして過ごせます。

こちらの記事もあわせてご覧ください