離乳食におすすめのヨーグルト7選｜赤ちゃん向けの市販ヨーグルトは？小分けも紹介

赤ちゃんの離乳食は、ヨーグルトがおすすめです。ヨーグルトにはカルシウム・タンパク質などが豊富に含まれており、栄養価が高い食品として知られています。店頭でも気軽に購入できるため、多くの家庭で利用できて便利です。

しかし、子供に初めてヨーグルトを与える場合は「離乳食初期の1歳～1歳半の乳児に与えていいの？」「大容量か小分けタイプのどれがいい？」など気になりますよね。赤ちゃんにヨーグルトを与えるのは、生後7ヶ月～8ヶ月の離乳食中期からとされていますが、量や食べさせ方など細かな注意点があります。

そこで、本記事では離乳食のヨーグルトの選び方・注意点・市販のおすすめ7選を紹介します。プレーンヨーグルト・ベビーヨーグルト・加糖ヨーグルト・ビヒダスなど、さまざまなヨーグルトを紹介するので参考にしてください。

ヨーグルトを使った離乳食は、離乳食中期の7～8ヶ月頃から始まります。乳製品であるヨーグルトを使った離乳食は、食物アレルギーの心配があるので離乳食初期では与えません。しかし、粉ミルクを飲みなれた赤ちゃんであれば後々は与えても大丈夫です。

初めてのヨーグルトは、無糖タイプのヨーグルトを少量ずつ与えましょう。月齢が増えるごとに徐々に量を増やして、離乳食完了期の1歳～1歳半頃になれば加糖タイプを与えても大丈夫になります。ベビーヨーグルトなど、赤ちゃん向けに作られたものがあるので月齢を確認してみましょう。

初めてのヨーグルトは、平日の昼間に与えましょう。初めての食材は、赤ちゃんがアレルギーなどを引き起こす可能性があります。

そのため、万が一の際にかかりつけ医の診療時間に対応してもらえるように、平日の昼間の時間帯がおすすめです。ヨーグルトに限らず、初めて食べるものは2時間程度赤ちゃんの様子を観察するようにしましょう。

ヨーグルトの食べさせる量にも注意しましょう。赤ちゃんは、ヨーグルトを食べ過ぎると下痢・嘔吐を引き起こす可能性があります。1回あたりの量は、下記を目安に与えるようにしましょう。

• 離乳食初期　50g程度
• 離乳食中期　60～80g程度
• 初期後期　100g程度

ヨーグルトを加熱するのかどうか気になる方も多いですよね。基本的に、赤ちゃんに冷たいヨーグルトは与えないようにしましょう。赤ちゃんに与える際は、食べやすくなるように人肌に加熱してから与えるのがおすすめです。

冷蔵庫から出してすぐの冷たいヨーグルトは、お腹を冷やして下痢などを起こす可能性があります。ただし、60℃以上に加熱すると乳酸菌やビフィズス菌などのいい菌が死滅してしまうので、加熱温度には注意が必要です。

赤ちゃんの離乳食に使用するヨーグルトは冷凍しないようにしましょう。余ったものを冷凍したくなりますが、冷凍したものを解凍するとタンパク質が分離してしまい、水が出てきて美味しくありません。赤ちゃんも食べづらくなってしまいます。そのため、食べ残しがないよう、1回に与える量を少量にするなど工夫しましょう。

赤ちゃんに与えるヨーグルトは、プレーンヨーグルトの発酵乳を選びましょう。発酵乳とは、無脂乳固形分が8.0以上のもので、それ以外のものは「乳等を主要原料とする食品」に該当します。

離乳食に与えるなら発酵乳が好ましいため、ヨーグルトのパッケージに「発酵乳」と表記があるものを選びましょう。

赤ちゃんの月齢に合わせて無糖・加糖タイプを選びましょう。以下で、赤ちゃんの月齢に合わせたタイプ・与える量の目安を紹介します。

赤ちゃんの与えるヨーグルトは、無添加のものがおすすめです。無添加とは、防腐剤・香料・保存料・合成着色料などの添加物が入っていない製品です。赤ちゃんは胃腸はデリケートで大人より化学物資の影響を受けやすいので、なるべく避けた方がいいとされています。

また、無添加は法律上の表記ルールがないため、「無添加」と表示があっても防腐剤だけ無添加で着色料は使用しているものなどがあります。そのため、原材料の品目の「／」が入った後のものが添加物なので確認するようにしましょう。

1歳未満の赤ちゃんは、はちみつが含まれていないものを選んでください。1歳未満の子がはちみつを食べると「乳児ボツリヌス症」を発症する恐れがあります。

乳児ボツリヌス症とは、便秘・哺乳力の低下・元気の消失などの症状が現れます。そのため、離乳食初期・中期でははちみつが入っていないか必ず確認しましょう。

赤ちゃんはすっぱい味が苦手な子が多いため、酸味がやさしいものを選びましょう。プレーンヨーグルトは酸味が強いイメージが多いですが、中には酸味が弱く食べやすくなっているヨーグルトが販売されています。

自前にママ・パパが味見をして、酸味がマイルドなものを選びましょう。1歳以上であればほんのり加糖タイプを選ぶと食べやすくなります。

家族みんなでヨーグルトを食べるなら、大容量がおすすめです。赤ちゃんが食べる量は少量なので、家族でシェアして食べるほうがコスパがいいです。ただ、大容量は一度開けたら早めに食べきらないと鮮度が落ち、飽きる可能性があります。

その点、小分けタイプは食べきりサイズなのでいつでも新鮮です。いろんな味が楽しめるアソートタイプなら飽きません。また、洗い物が出ないのも助かります。

明治ブルガリアヨーグルトは、長年愛される信頼のメーカーです。「明治ブルガリアヨーグルトLB81 プレーン」は、国産の生乳と乳製品のみで作られた無添加なので、赤ちゃんにも安心して与えられます。

また、健康に役立つ成分を加えた食材として認められた特定保健用食品に認定されています。まろやかな酸味でシンプルな味わいなので、ぜひ試してみてください。

ダノンビオは、味わいがまろやかで赤ちゃんでも食べやすいと人気です。4つの小分けパックになっているので、少量ずつ使えて衛生的だと評判を集めています。

ダノンはほかにも販売される「ベビーダノン」は、野菜や果物が取れる離乳食用のヨーグルトも販売しています。離乳食を作らなくてもそのまま与えられるので、手軽で嬉しいママの味方です。

ビヒダスは、酸味がまろやかで赤ちゃんが食べやすい味だと人気です。ほかのプレーンヨーグルトが食べれなった方は、ビヒダスのヨーグルトを与えてみましょう。

また、ビヒダスは特定保健用食品に認定されている商品です。国産の生乳と乳製品のみの無添加なので、安心な製品を与えたい方におすすめです。

ヨーグルトを使った離乳食を何にしようと迷っている方も多いですよね。ここからは、簡単で美味しい離乳食のヨーグルトレシピを紹介します。

甘くておいしいバナナヨーグルトの離乳食レシピを紹介します。バナナはつぶしたものを冷凍しておけば1週間程度持つので、使う量だけ解凍しましょう。

【材料】

• バナナ　1本
• プレーンヨーグルト　小さじ2

【作り方】

1. バナナをフォークでつぶす
2. 製氷皿に1を入れて凍らせる
3. 2を500Wのレンジで30秒加熱する
4. 3が解凍できたらヨーグルトを加えて混ぜる

離乳食中期におすすめのさつまいもヨーグルトの離乳食レシピを紹介します。ほのかな甘みでお腹も満たされるレシピでおすすめです。

【材料】

• プレーンヨーグルト　小さじ2
• お湯　大さじ1
• さつまいも　10g

【作り方】

1. さつまいもの皮をむいて水にさらす
2. 1を柔らかくなるまで茹でる
3. さつまいもをすりつぶす
4. 3とヨーグルトを混ぜる

きなこは栄養価が高く、離乳食中期にぴったりです。ここからは、混ぜるだけで簡単なきなこヨーグルトの離乳食レシピを紹介します。ただし、赤ちゃんがむせないようによくかき混ぜて与えてください。

【材料】

• プレーンヨーグルト　大さじ1と1/2
• きなこ　適量

【作り方】

1. ヨーグルトときなこをよく混ぜ合わせる

離乳食を食べるときは、安定感のあるベビーチェアを準備しましょう。ダイニングテーブルと同じ高さで使えるハイチェアは、ママ・パパの目線で食べさせやすくて便利です。

チェアの高さが調節できたりテーブルが取り外せたりできるので、食事だけでなくさまざまな用途で使えるのも魅力です。ぜひ離乳食を始めるなら、便利なチェアもチェックしてみましょう。

離乳食には、赤ちゃんが安全に食べられるヨーグルトを選びましょう。離乳食初期・中期・後期で味や量などに注意しなければならないので、ぜひ本記事のヨーグルトの選び方、おすすめ商品を参考に選んでみてください。

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