おすすめのメンズ草履10選｜雪駄・下駄との違いからおしゃれなものまで紹介

本物の和装に合わせるのにぴったりの履き物は草履です。近年では草履は女性の履き物と思われがちですが、男性用のかっこいい草履も販売されており、カジュアルにもシックにも装いを整えることができて人気です。

メンズの草履についてよく知らないため、なんだかピンとこない方は多いのではないでしょうか。草履についての正しい知識を身につけると、新たな一面を知ることができ、より魅力的に履きこなしたくなります。

この記事では、メンズ草履に興味がある方に向け、雪駄や下駄との違い・上手な草履選びのコツ・おすすめ商品の情報などをわかりやすくご紹介ししていきます。ぜひ参考にして草履をおしゃれに履いてみてください！

和風の履き物というと思い浮かぶ「草履」「雪駄」「下駄」ですが、それらの違いをしっかり認識しておくのが大切です。それぞれの特徴や詳細を順番にご説明していきますので役立ててください。

草履は平安時代の中期（794年から1190年あたり）にわらじをより履きやすく改良して作られたものといわれています。その歴史をたどれば1000年もの長さがあり、素材は中国から伝わった藁が主流です。

近年のメンズ草履では、素材はコルク芯に革を巻き付けエナメル加工をしたものが主流です。

雪駄は草履の一種で、およそ400年前に雪道でも歩きやすいように草履の底面を改良したものです。藁や竹革の素材の裏に革や金属を取り付けたもので、かかとの金具からする歩行音が特徴です。近年ではビニール製のものもあり、男性のみのカジュアルな履物となっています。

下駄は、草履や雪駄と違って高さのある底をしており、非常にカジュアル寄りの履き物です。素材は木で、一般的に気軽に普段使いできるものです。唯一、雨の日にも履ける和装履物な点が便利なポイントです。

また畳表の下駄もあり、これに白鼻緒をすげると礼装としても使えます。

ここでは、メンズの和装の履き物について、どんな風に商品を選べばいいのかをご紹介していきます。和装の履き物を選ぶポイントは「価格」「素材」「デザイン」「天気」の4つです。

和装の履き物は、フォーマルかカジュアルかで値段相場がやや変わってきますが、2,000円から10,000円程度が中心になります。着る和服やイベントの種類によって、履き物の予算も合わせて考慮するのが大事です。

普段履きする場合は、草履なら革靴・雪駄や下駄ならスニーカーと同価格で考えてみてください。

和装の履き物の素材は、基本的には天然素材でできています。夏用であればパナマ素材が履きやすくて人気があります。カジュアルに履きたい方は、合皮のものや本革のものもおすすめです。

本格的な履き物屋さんではこだわりの素材を使用して作っているので、本物が欲しい方はぜひチェックしてください。

和装の履き物のデザインは、洋風のものとはまた違ったおしゃれが楽しめます。パッと見で感覚で決めるものいいですし、着物やイベントの雰囲気に寄せたカラーやデザインの商品を選ぶのも楽しです。

和装履物専門店であれば、靴の台の部分と鼻緒の種類を自分で選べるのが一般的です。

和装の履き物は、履く日の天気も一考して選ぶのが基本です。一般的には、雨の日は草履・雪駄を避け、下駄を選ぶのがおすすめです。どうしても履きたい場合は、雨対応のビニール製の雪駄や、雨カバーを付けて履くなどの工夫が必要です。

もし雨に濡れてしまった場合は、適切なアフターケアをするのが非常に重要です。

買ったばかりの和装の履き物は、鼻緒が台に対して真っすぐについているため、鼻緒の付け根部分や親指と人差し指の間が痛い場合があります。対策としては鼻緒をぐっと開いたり浅めに履いたりするのが基本的です。

高価な物や痛みが軽減されない場合は、専門店での調整を依頼してください。

和装の履き物でちょうどいいサイズ感としては、かかとがやや出る程度が正しい認識です。また、ビーチサンダルのように鼻緒の奥まで指の股を入れるのではなく、つっかける程度で履くのが正し履き方です。

深く履くと痛みの原因にもなり得ますので、試着の際には正しい履き方でするよう気を付けてみてください。

メンズの草履や雪駄は、専門店のほか、インターネットや無印良品などのショップでも販売されています。カジュアルに履きたい方や間に合わせで揃えたい方なら、ネットショップがとても便利でおすすめです。

大事に履きたい方は、専門店での購入であれば修理メンテナンスも可能なので専門店購入がおすすめです。

草履・雪駄・下駄などのメンズの和装の履き物に興味がある方に、それらの違い・商品選びのヒント・おすすめ商品などをご紹介しました。ぜひ記事を参考にお気に入りの履き物を探して、現代的でおしゃれな和装を楽しんでください！

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