【2024】アシックスのメンズスニーカーおすすめ16選｜おしゃれで普段履きにも！

天気がいい週末や連休になると、おしゃれな人はカジュアルファッションに身を包んで、いろんな場所に出かけています。ウェアに合わせて足元までセンス良くコーディネートしている姿を見ると誰しも真似したくなります。

老若何女を問わず多くの人たちがスニーカーでのおしゃれを楽しんでいる様子は、まるでストリートでのファッションショーを見ているようです。独自のデザインや機能を満載したアシックスなどの人気ブランドのモデルをみると、同じものが欲しいと感じる人も多いのではないでしょうか。

今回は日本が世界に誇るスニーカーを発売しているアシックス社について紹介します。ブランド展開や特徴に合わせて、選び方やメンズのおすすめスニーカーを解説します。普段履きできるアシックスのスニーカーでコーディネートを決めてみましょう。

アシックス社の前身は鬼塚喜八郎によって1945年に設立された「鬼塚株式会社」で、翌年には当時は最も難しいとされていた「吸着盤型バスケットボールシューズ」の製造を開始しています。そして1977年にジィティオとジェレンクと対等合併して現在の「株式会社アシックス」となりました。

アシックス(Asics)はラテン語で「もし神に祈るならば、健全な身体に健全な精神があれかし、と祈るべきだ」をあらわす古代ローマの詩人ユウェナリスの句にもとづいています。

アシックスブランドはサッカーや野球などの競技用にくわえ、ランニングやウォーキングシューズになどでの使用に適したシューズを中心に展開しているブランドです。近年ではマラソンやバレーボール競技などでの高いブランド力が発揮して、国内における同業界での売り上げ高はトップクラスです。

同社はクッション性や通気性に加えてグリップ性にもこだわった製品を国内外で展開しています。アシックスブランドのロゴはスポーツブランドらしいシンプルさが特徴です。

オニツカタイガーはレトロ感があるスポーティーカジュアル的なブランドです。アシックスブランドで採用されている基本機能も搭載していてオフの生活をおしゃれに楽しめる製品が展開されています。

ファッションブランド的要素が強いオニツカタイガーは、ロゴもファッショナブルなデザインなのが特徴です。またカジュアルなスポーツファッションも展開しています。オニツカタイガーは1977年の合併及び社名変更時に消滅してしまいましたが、2002年に復活したブランドです。

またスポーツとファッションの中間の位置づけであるアシックスタイガーというブランドもあります。独自のカラーや素材、アメリカンストリートファッションの要素を取り入れているのが特徴です。

アシックスの大きな特徴のひとつとして、日本人の足についてよく調査して開発されている点が挙げられます。国内企業ならではの研究で生み出された足へのフィット感が優れたシューズのラインナップが魅力です。

足の甲が低く幅も狭い欧米人の足の形に対して、日本人の足は甲高幅広傾向になっているため、海外製のスニーカーでは満足できない場合もあります。特に競技用シューズでは履いた際のフィット感が大切なので、日本人の足について知りつくされているのは大きなアドバンテージです。

アシックスはスポーツシューズの機能として衝撃吸収を重要視し、多くのシリーズにGEL(ゲル)を採用しています。GEL(ゲル)はヒール部分にシリコンを主原料としたゲル状の緩衝材を搭載した機構です。

競技に合わせて3種類のゲルが揃えられていて、着地の際に脚にかかるショックをやわらげてくれます。その他にもヒールの倒れ込みを抑制するデュオマックス機能や捻じれを抑えて安定させるトラスティック機能などの搭載も特徴です。

何より大きなアシックスの魅力は、創業してから長きにわたって世界中のアスリートを支えてきた実績です。アシックスは常に最先端のテクノロジーや素材開発をすすめていて、多くのアスリートから絶大な信頼も得ています。

アシックスのアグレッシブな技術革新よって生み出されるハイテクシューズが、世界中の競技従事者を魅了しつづけているのも特徴のひとつです。それが新たな信頼を生み出し続けています。

衝撃吸収機能はナイキが「エア」、リーボックが「ヘキサライト」など独自技術を搭載しているなか、アシックスには「GEL(ゲル)」シリーズがあります。『GEL-PTG』は1983年に生まれた『ファブレポイントゲッター』のデザインをベースにして開発されたタウンユースをターゲットとしたスニーカーです。

クラッシックで洗練されたなデザインとヒール部のクッション性の硬さが特徴で、男女を問わずさまざまなコーデが楽しめます。

『GEL-LYTE（ゲルライト）』は国内と海外ランナーそれぞれの需要をひとつのシリーズで満たそうと1987年に設計された革新的なランニングシューズです。高い機能性とデザイン性は2000年代のヨーロッパで盛り上がりを見せ、日本でもストリートカルチャーに精通した層からからの支持を受けてきました。

近年では第三世代の『GEL-LYTEⅢ』に加えて復刻作の『GEL-LYTEⅢOG』が発売され、『GEL-LYTE V』の新作としてカラフルなシリーズが発売されます。最新機能を搭載しながらオリジナルモデルのシェイプが再現されていると人気を集めています。

『GEL-KAYANO TRAINER（ゲルカヤノトレーナー）』はタン部とアッパー部を一体化させて足を包み込むようにしたモノソック構造が特徴で、アッパーサイド部に挿入された樹脂製パーツでシューズ全体のサポート力を高めています。

クワガタをモチーフにしたソール部のデザインも人気のモデルをさらに進化さたのが『GEL KAYANO TRAINER EVO』です。フィット性を考慮した構造変化によりシンプルなアッパーデザインとなっています。

GEL-MAIは「舞うように走る」をコンセプトに誕生したランニングシューズです。発売当初はデザインが前衛的すぎたため、なかなか受け入れられませんでした。ところが90年代後期になって一気に人気が沸騰しました。

ハトメを外側にふったアシンメトリックなデザインは、当時の開発者が医療関係者へのヒアリングから血行障害を起こしにくい構造として考案したとの逸話も残されています。近年ではライフスタイルスニーカーとしても人気です。

『JAPAN S』は多くのバスケットボールプレーヤーに愛され続けた1981年に発売された『FABRE JAPAN S』をタウンユース向けにリデザインしたモデルです。軽量化するためにデザインされたカップソールが特徴的でクッション性も兼ね備えた履き心地のいいモデルとなっています。

クラッシックかつシンプルなシルエットのため、コーディネートしやすくファンションアイテムとしても活躍してくれる魅力のモデルです。ちなみに「S」はSportでななくShortの頭文字でローカットされているのをあらわしています。

スニーカーはそれぞれの用途に適応させるために日々進化しつづけてきました。そのためどんな使い方をするかによって選ぶべきスニーカーは変ってきます。同じウォーキングシューズであっても歩く距離によって、軽さ重視だったりクッション性重視だったりとさまざまです。

まずは、自分がどんなシチュエーションで履くのかの確認がスニーカー選びの第一歩と言えます。タウンユースの場合は機能性よりもデザイン性が大切ですが、ハイテクスニーカーにも機能美も備わっているのでチェック漏れしないように気をつけましょう。

ウォーキングやジョギングは健康志向と言いながらもファッションにこだわる人が少なくありません。セットアップなどで揃えたウェアにスニーカーのデザインやカラーを合わせ込んでお洒落するのも楽しみのひとつです。

また競技用のシューズは足への衝撃のために吸収性と軽さなどが求められていて、それが機能的なデザイン美を生み出しています。いきなり複数のデザインを見比べると迷ってしまうので、事前に好みのデザインをチェックしておきましょう。

足の形は人それぞれで、数カ所の寸法で足のサイズをあらわすようになっています。日本人は欧米の人に較べて甲高で幅広の傾向がありますが、少なくとも自分の足について長さ(サイズ)と幅(ワイズ)だけは知っておきましょう。

特にスニーカー選びでは甲の高さが重要なので、購入する際は必ず履いて靴ひもを締めた状態で歩いてみてください。甲の高さが合わないスニーカーは疲れやすく長時間歩行できなくなるので気をつけましょう。

シューズは一概には軽ければいいとは言いきれません。スポーツでもタイムを競ったり跳躍力を競ったりする競技は軽いものが求められますが、室内で行われる競技の多くは軽さより滑りにくさが重要視されます。

ウォーキング用のスニーカーはある程度の重さがあるものを選びましょう。人が歩くときは足を振り子のように繰り出す動作を繰り返します。ウォーキングにはある程度の重さがあるシューズの方が足も自然に振られて疲れにくいのでおすすめです。

スニーカーを購入する際に気になるのが価格です。機能やデザインを重視しすぎると高価になってしまうケースは少なくありません。それを防ぐためにはあらかじめ予算を決めておくのがおすすめです。

実際にどの価格帯のスニーカーが最も購入されているのかを参考にする人も少なからずいます。5,000円から10,000円程度がもっとも多く、次にもっと安い価格帯のものが続きます。高価格帯のスニーカーを購入する割合は高くないのが実状です。

ナイキの創設者であるフィル・ナイトは学生時代より日本のスポーツシューズに興味を抱いていました。卒業旅行で日本を訪れたナイトは、アシックスの創業者である鬼塚喜八郎と面談し、販売代理店契約の締結まで漕ぎつけてます。

帰国した1964年にBRS(ブルーリボンスポーツ)社を設立しますが、当初は店舗を持たない訪問販売だったため苦戦の連続でした。2年後に1号店を構えたBRSは軌道に乗り始め、日本側に製品開発の提案までする関係に発展したのです。

そんな関係も1971年に自社ブランドのシューズを発売すると、社名もナイキに変更し「オニツカ」との契約も解消してしまいます。

アシックス製品の多くに採用されている「アシックスストライプ」は、かつては「メキシコライン」と呼ばれ今では「アシックストライプ」となっています。この独特のアイコンは『LIMBER』以降は多くのスニーカーにアイコン的にも施されてきました。

「メキシコライン」はアキレス腱の保護やアッパー強度の確保目的でしたが、以降はブランドアイコンとなっています。『LIMBER』ではメキシコを目指す若者をイメージして、青と赤のラインでスピード感や熱い闘志をあらわすデザインとなっていました。

アシックスは1913年のダンロップとのゴルフシューズ分野での提携など既存製品に限らず、「Tポイント」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブや電子機器メーカーであるカシオなどとの異業種提携にも積極的です。

また、「kith」・「HAL(highs and lows)」・「AWAKE NY」などとコラボしたスニーカーも多く手掛けて、直近ではカナダのファッションブランドである「JJJOUND」とのコラボモデルが話題となっています。

アシックスはオニツカタイガーブランドも展開しています。オニツカタイガーブランドはアシックスの前身である「鬼塚株式会社」の流れをくむもので、1977年の会社統合時に消滅したものが2002年に復刻されました。

オニツカブランドが世界中から注目されるようになったのは、2003年に公開された「キルビル」で主演女優のユマ・サーマンが黄色い『Taichi』履いていたからでした。当時ヨーロッパではやり始めていたレトロブームに、オニツカのクラシカルなデザインが嵌ったからです。

オニツカのスニーカーは、NIPPON MADEシリーズとして多くの傑作モデルを手掛けています。代表的な人気モデルは、『SAMSARA LO』・『SERRANO』・『MEXICO 66』・『HMR PEAK』などです。

アシックスは自国で生まれ育った企業ならではの、日本人の足にフィットしたスニーカーを提供してくれています。伝統に培われた匠の技によって生み出したアシックスのスニーカーでオフのライフスタイルを満喫しましょう。

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