成城石井の紅茶おすすめ12選｜ティーバッグ・茶葉も【JAFTEA・サンチャなど】

ひと息いれたり仲のいい知り合いが集まったりすると、お茶を飲みながら歓談しますよね。何を飲むかはお茶菓子によって変わる場合が多く、和菓子系であれば日本茶、洋菓子系であればコーヒー・紅茶が多く選ばれています。

紅茶は茶葉から淹れるのはもちろん、ティーバッグで手軽に楽しめるのも魅力です。来客時に紅茶を淹れて出したり、ギフトに贈ったりとさまざまな場面で親しまれています。アールグレイやアッサムなど種類豊富な茶葉があるので、好みに合わせて選べるのも楽しいですよね。

今回はいつでも手に入れられる成城石井の紅茶について解説します。JAFTEA・サンチャなどの人気メーカーや、ペットボトルで飲める紅茶も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

人々の間でお茶が飲まれるようになったのは、出土した遺跡や書物より紀元前の中国と考えられています。それがさまざまなルートを辿って世界中に拡がりました。その過程でお茶の製造や飲み方も多様に分かれていき地域独自のものとなっていきます。

オリエント文化のひとつとして欧州に伝えられたお茶は発酵させていくうちに紅茶に進化し、上層階級の贅沢な趣向品として愛好されるようになりました。またお茶はプランテーションの品目にもなって栽培された歴史もあるのです。

日本でもブレークタイムの飲みものとして紅茶を愛好する人は少なくありません。本格コーヒーを淹れるよりも手軽なのも人気に理由のひとつになっています。ところがコーヒーの種類を豊富に取り揃えている店は多数あっても、紅茶派を満足させる品揃えができている店はまだまだ多くはありません。

そんな中にあって成城石井は世界各国の紅茶を幅広く取り揃えていて、紅茶好きを満足させてくれます。またコスパに優れたラインナップも魅力的で、リピートするファンも多くなっているのが特徴となっています。

アッサムはインド北東部にある世界最大級の紅茶生産地です。茶葉の収穫時期や製造方法によって味や香りが異なるのも特徴となっています。紅茶生産に最適な高温多湿の気候で生み出されるアッサムティーは、濃厚で独特の甘い香りが魅力です。

発酵が深いためストレートで楽しむとコクが強く感じられる場合もあり、多くの人からミルクティーに最適な紅茶として親しまれています。

インドは世界有数の紅茶生産国で、産地の多くが高温多湿の北東部に集中してします。ダージリン地方はアッサム地方より北西に位置する紅茶産地で、エベレストの麓にある標高2,000mほどの高地での栽培となっています。

収穫時期によって異なった香りや味が楽しめるダージリンは、そのフルーティな風味から「紅茶のシャンパン」とも称されて、爽快さと渋みを感じる深いコクのある味わいが特徴です。またダージリンは世界三大銘茶のひとつとなっています。

ウバティーはセイロン島の東南部にある標高1,800mほどの高地で栽培されているハイグロウンティーです。他の紅茶にない独特な香りが特徴で、カップに注ぐ際にあらわれるゴールデンリングが魅力を引き立ててくれます。

また、年に数週間の旬に摘まれた茶葉は「ウバ・フレーバー」と称されるメントール系の爽やかな香りに魅せられる愛好家も少なくありません。ウバティーも世界三大銘茶のひとつです。

セイロンはインド洋の浮かぶスリランカの旧国名で、そこで生産される紅茶の種類は多岐にわたります。島の大きさは北海道くらいなので生産される地域によって風味も味わいもさまざまです。また日本では紅茶の約60％をセイロンから輸入しているので、馴染み深い紅茶のひとつとなっています。

島国で内陸部は高い山に覆われているため、東側と西側では乾季と雨季が反転するほど気候も異なり、産出される紅茶も地域ごとに特徴的です。茶葉は「ハイグロウンティー」・「ミディアムグロウンティー」・「ローグロウンティー」が栽培されています。

紅茶を購入する際にどんな種類にするかだけでなく、茶葉タイプにするかテーバックタイプにするかでも迷ってしまいます。テーバックはあらかじめ決められた分量となっているので、いつでも同じ濃さの紅茶を手軽に楽しめて魅力的です。

茶葉タイプは淹れるタイミングで分量を調整できるため、気分などで濃さを変えて飲めます。また複数の茶葉を混ぜると、無限とも言える配合が可能です。自分だけのオリジナルブレンド楽しんでみましょう。

紅茶は特別な時間を過ごす際に楽しんだり、日常的な生活習慣の中で飲んだりします。スペシャルな時間は、ちょっと贅沢紅茶を選んでみましょう。しかし普段飲みはコストパフォーマンスが大切です。

普段飲みには、成城石井のオリジナルブレンド紅茶『ロイヤルブレンド』を試してみてください。アッサム・キーマン・キャンディがバランスよくブレンドされていてストレートでもミルクティーでも楽しめます。

また、インドやセイロンやケニアなどの茶葉をブレンドした、イングリッシュブレックファーストもファンが多いブレンド紅茶です。

ゆったりとした時間の流れを楽しめる紅茶は、ギフトとしても多く選ばれています。成城石井の紅茶ラインナップで贈答用として人気を誇っているのが、ウィッタードで人気のアールグレイとバラ香るイングリッシュローズのセットです。

キャディ缶は絵柄が美しくおしゃれなパッケージが特徴で、茶葉を使い切ったあとも小物入れとして活用できるデザインが人気となっています。またクスミティーも歴史ある紅茶専門店の風味と色とりどりの美しい紅茶缶がギフト用としても最適です。

トワイニングはイギリスのハンプシャーに本社をおく紅茶ブランドの企業です。同社が1706年にロンドンに出店した紅茶店は世界初としても知られています。リーフティーもティーバッグも多く揃えられている人気ブランドです。

300年以上の歴史を持つ同社の紅茶は、ビクトリア女王の時代から愛飲されていてイギリス王室御用達の称号を授かってきました。御用達の称号は5年に1度の厳しい審査をクリアしなければならず、高いクオリティが維持されている証となっています。

アーマッドティーは1986年にイギリスのサウサンプトンで開かれた小さなティーショップが起源となっている紅茶ブランドです。外販は家庭でも店の味が楽しめるようにと缶入りのアーマッドティーの販売から始まっているのも特徴となっています。

今でも製品化前の最終確認はオーナー自信のテイスティングがおこなわれていのが同社の紅茶へのこだわりです。今でも創業当時からのコンセプトである「自分が家で飲みたいと思う紅茶しか販売しない」にもとづいて生産された紅茶が世界中で楽しまれています。

ウィッタードは正式にはWhittard of Chelsea（ウィッタード オブ チェルシー）と少し長い名前で1886年に創業されたイギリスの老舗紅茶ブランドです。一度は倒産したものの多くを見直して再ブランド化に成功し現在にいたっています。

同社は高い品質と美しいパッケージが特徴で、イギリス以外の世界各国で愛されています。創設者の理念である「毎日のティータイムを特別なものにする」は今でも引き継がれています。

ハムステッドはキーラン・タワディがインドのダージリン地方で環境を大切にする茶園所有者の理念に感銘を受けて、その茶園の茶葉を使って1989年にロンドンで立ち上げられたブランドです。

創業当時から自然環境を守る有機農法でつくった茶葉にこだわっていて、すべての紅茶はオーガニックとなっています。さまざまな種類を販売していますが、やはりブランドを代表するのはダージリンです。

マリアージュフレールは1954年にパリで創業されたフランス初の茶類輸入会社です。当初はバニラなどを高級ホテルなどへの卸すのが主な事業で、その名残でフレーバーティーはバニラの香りが多くなっています。

マリアージュフレールの紅茶は35ケ国500種類以上の豊富なバリエーションが特徴です。特に人気なのが代名詞とも呼ばれる「マルコポーロ」で、バニラのような甘い香りとフルーツのような香りがミックスした、芳醇な香りがします。

ジャフティーは紅茶習慣が根付いているヨーロッパではなく、原産地のひとつであるスリランカで1944年に創業された老舗紅茶メーカーです。同社のこだわりはシングルオリジンティーとなっていて、同じ農園で栽培された茶葉のみでつくられています。

シングルオリジンティーは茶葉が本来もつ味わいを損なわずに、個性を楽しめる魅力が特徴です。質のいいセイロンティーをマスターテイスターが厳選しており、しっかりした風味と口当たりの良さが味わえます。

フォシオンは1886年にパリで創業された美食にかかわるトップブランドです。同社が送り出す製品は伝統に裏付けられた技術と開発力で生み出されていて独創性も豊かです。日本では紅茶だけでなくジャムブランドとしても人気です。

同社の紅茶はフレーバーティーの種類の豊富さが特徴で、アップルティーの愛飲者も少なくありません。また季節に合わせてラインナップを変えてくるので、紅茶で季節を楽しめるのも魅力です。

1999年に創業されたヌミティーはカリフォルニアに本社をおく紅茶ブランドです。正式名称の「Numi Organic Tea」からもわかるように、同社はオーガニックにこだわり地球環境問題に対しての取り組みや公正取引と公正労働にも携わっています。

高品質の紅茶・ハーブティーを供給するメーカーとして誕生したヌミティーは創業者の妹によってデザインされたパッケージも特徴的です。

クリッパーティーズは1984年に創業されました。紅茶の本場であるイギリスで創業されたティーブランドです。同社はナチュラルなオーガニックにこだわり、フェアーな取引と美味しさを追求する企業理念「NATURAL,FAIR&DELICIOUS」を掲げています。

同社はイギリスに初めてオーガニック紅茶を紹介したブランドとしても知られていて、今でも信頼関係の出来上がった生産者からのみ茶葉を仕入れ続けています。それが信頼性と安心感があるクリッパーティーズの紅茶の魅力です。

Pukka Herbs（パッカハーブス）は2002年に立ち上げられた植物の持つ力を活かした製品を製造・販売するメーカーです。有機ハーブの持つ美味しさとブレンド方法にこだわった同社のオーガニック製品はアワードも受賞しています。

同社のハーブティーは苦手意識のある人でも飲みやすくブレンドされているのが魅力です。またハーブティーだけでなく薬理効果のあるサプリメントも手掛けていて、オーガニックハーブブランドとしても人気を集めています。

イギリス国内で高いシェアーを維持しているのが、1869年創業の老舗紅茶ブランドであるPGtips(ピージーティップス)です。同社の紅茶はイギリスの一般家庭で日常的に飲まれている定番ブランドとなっています。

また、フラボノイドやポリフェノールを多く含んでいる一方でカフェインがコーヒーの半分以下に抑えられている製品もあるのが特徴です。今では広く普及しているピラミッド型のティーバッグは同社によって開発されました。

SAN-CHA（サンチャ）は世界最大の紅茶生産国である、インドを代表する紅茶ブランドで、インド政府の御用達でもあります。国賓に贈る紅茶も選んでいる紅茶鑑定士、サンジャイ・カプール氏による確かな品質の紅茶が特色です。

ダージリン・アッサムといったスタンダードな紅茶はもちろん、アールグレイなどのフレーバーティーも豊富です。日本ではなかなか手に入らない、最大生産国の紅茶ならではの味・香り・色を楽しめます。

成城石井で最近注目されている紅茶が、はちみつ紅茶です。ティーバッグの中にポーランド産のはちみつパウダーが入っており、淹れるときからはちみつの甘い香りを楽しめます。

茶葉はスリランカの高地、ディンブラ産です。すっきりと爽やかな風味が特徴で、はちみつの濃厚な甘さによく合います。ホット・アイスはもちろん、ミルクティーもおいしいので、お好みの飲み方で甘いティータイムを味わってみてください。

成城石井ではオリジナルブランドの紅茶をペットボトルで販売しています。「有機ダージリンティー」は無糖なので、甘くないさっぱりとした味わいが特長です。

ノンカフェインの紅茶が飲みたい方には「ルイボスジンジャーカモミール」がおすすめ。ルイボスティーにジンジャーとカモミールが加わり、香り豊かな紅茶に仕上がっています。

紅茶やコーヒーに含まれるカフェインが苦手な人も少なくありません。成城石井にはそんな人でもティータイムが楽しめる、ノンカフェインのハーブティーもラインナップされています。

有機栽培されたカモミール・ペパーミント・レモングラス・ジンジャーをブレンドした3種類のオーガニックハーブティーは、爽やかな香りとフルーティ感が手軽に楽しめて女性に人気です。

ティータイムに紅茶との相性のいいお茶うけがあると、よりゆったりとした楽しい時間がすごせます。少ししっとり感のあるケーキ類やビサクサク感のあるスケットやクッキー類などが最適です。

その日に選ぶ紅茶に合わせてスイーツもチョイスしてみましょう。成城石井にはお茶請けにマッチするスイーツも豊富に取り揃えられているので、買い物の際にはチェックしてみてください。

たまにアッサムやダージリンとアールグレイを比べようとする人がいますが、残念ながら比較できません。アッサムやダージリンは原産地をあらわす茶葉の種類ですが、アールグレイは茶葉に人工的に香り付したフレーバーティーの総称だからです。

銘柄によってさまざまなフレーバーが使い分けられますが、アールグレイにはベルガモットがくわえられています。ベルガモットは爽やかさとビターな香りが特徴で、レモンとオレンジを混ぜ合わせたようなフレーバーです。

紅茶の種類やブランドの多さには驚かされます。また紅茶について今までよりちょっと深く知っただけでいつものティータイムがより楽しめそうです。次の機会には成城石井で手に入れたひと品を味わいながら紅茶談義に花を咲かせてみましょう。

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