加湿器用水溶性アロマオイルのおすすめ28選｜どこで売ってる？見分け方は？

精油はオイル成分でベタベタするのでアロマ加湿器に使えない場合が多いです。しかし水溶性アロマオイルなら、精油を水に溶けやすく加工したものなので、加湿器用アロマとして使えて香りが楽しめます。

精油ほど香りは強くないですが、比較的安価で購入できるので気兼ねなく使えるのも魅力です。ただ、どこで売ってるか・普通のアロマオイルとの見分け方など、水溶性アロマオイルについてよくご存じでない方も多くいます。

そこで今回は、加湿器に使える水溶性アロマオイルの使い方や買う場所について解説します。おすすめの水溶性アロマオイルもブレンドあり・なし別にご紹介しますので、ぜひ最後までご覧になってください。無印やダイソーで買える？などの疑問にもお答えします。

水溶性アロマオイルは元々水に溶けないアロマオイル（油分）を、乳化剤などを混ぜ水に溶けやすくしたものです。加湿器などでアロマの香りを楽しむために改良された商品です。また、水蒸気蒸留法によって精油を抽出する際にできる、香りのついた水（アロマウォーター）も水溶性アロマオイルに含まれます。

エッセンシャルオイルや100％精油と表記のあるものは、水溶性ではありません。水溶性アロマオイルの見分け方は、商品ごとの成分表示を確認します。メーカーごとに表記は異なりますが、「精油・可溶化剤」「香料・乳化剤・水」などと書いてあります。

エッセンシャルオイル（精油）は油分なので水に溶けませんが、水溶性アロマオイルは水に溶けるのがメリットです。水に溶けやすく加工させているので、さまざまな使い方ができます。

水溶性アロマなら基本的にはどのアロマ加湿器にも対応します。油分でベタつくことがないのでお手入れも楽で故障も防げます。また水に溶ける性質なので、お風呂にたらしてアロマバスに使ったり、アロマスプレーも作れるのも魅力です。

水溶性アロマオイルのメリットはエッセンシャルオイル（精油）より安く購入できることです。水溶性アロマオイルがエッセンシャルオイル（精油）より安く購入できるのは、純粋な精油に水分・アルコール・乳化剤などをを混ぜ、加工して作った人工的なものだからです。

安価なので、いろいろな香りを手軽に楽しむことができます。アロマ初心者の方は、手頃な価格で購入できる水溶性アロマから試してみてください。

アロマ加湿器に使える水溶性アロマは人工的に作られたものと紹介しました。つまり100％の精油とは異なり、純粋な植物の香りを楽しむことはできないということです。

またメーカーごとに水溶性の加工方法や用いる成分も違うため、同じラベンダーの香りをとってもアレンジ次第で香りの特徴が異なります。購入する際は実際に香りを試してから購入するのがおすすめです。

加湿器には気化式・スチーム式・ハイブリッド式・超音波式など種類が多くあります。アロマ加湿器として使えるのはハイブリッド式と超音波式です。なおアロマディフューザーは香りを拡散する機能のみで加湿はできません。

超音波式は電源を入れたらすぐにミストが噴射されて便利です。スチーム式は沸騰した水の蒸気で加湿するため雑菌対策にもなります。アロマオイルを使用する際は、精油対応のものと水溶性アロマオイル対応のものがあるので確認して使いましょう。

フルーティー系は柑橘系の果物から抽出したもので、オレンジ・レモン・グレープフルーツ・ゆずなどみずみずしくさわやかな印象の香りがします。くせがないため老若男女どなたにも親しみやすいため、アロマ初心者の方におすすめです。またフルーツ系の香りが好みの方に向いています。

フレッシュさを感じられる香りなので、気持ちを前向きにする効果に期待できます。疲れている時や元気になりたいときに使ってみてはいかがでしょう。

フローラル系はローズ・ジャスミン・金木犀などの花から抽出したアロマオイルです。ラベンダーもフローラル系で、どの香りも甘く華やかさがあります。多くの女性が好む香りで、香水などにも多く使われています。

フローラルの柔らかな甘い香りは心を落ち着かせる効果に期待できます。ストレスや不安があるときに使うのがおすすすめで、特にラベンダーは寝付きの悪い時に使うと自然に眠りにつけるので試してみてください。

ハーブの葉や花から抽出したアロマオイルがハーブ系です。ハッカ・ペパーミント・ローズマリーなど、どの香りもさわやかな香りがします。清涼感がありクールな香りなのでリフレッシュするのにぴったりです。

眠気覚まし代わりにもなる香りで、集中力を高めたい時に使うのがおすすめです。頭がすっきりするので仕事や勉強に行き詰まった時に使ってみてください。頭痛や風邪の時にもおすすめです。

ウッディ系の香りは樹皮・葉・枝から抽出されたアロマオイルです。ひのき・ユーカリ・ティートゥリーはまるで森林の中にいるようなさわやかで清々しさを感じられる香りがします。

葉のフレッシュさと木のぬくもりを感じられるので、リフレッシュやリラックスといった効果が期待できます。ストレスが溜まったときや気分転換をしたいとき、また心を落ち着かせたいときに使うと気分が一新できるのでおすすめです。

スパイシー系は香辛料から抽出されたアロマオイルです。シナモン・ジンジャー・ブラックペッパーが代表的。香りに刺激を求める方、個性的な香りが好みの方におすすめです。

刺激的な香りが多いため、他の系統の香りとブレンドして使うのに向いています。いつもの香りにブレンドすると香りに奥行きが出て魅力あふれる香りが作れます。スパイシーな香りは消化機能をサポートする効果に期待できるので、食欲のないときに使ってみましょう。

オリエンタル系はアジアの国々の植物から抽出したアロマオイルで、エキゾチック系とも呼ばれます。個性的なイランイランやパチュリーが代表的です。アジアンテイストのインテリアに合わせて使うと雰囲気が出ます。

お香を炊いたような香りで強めに香るのでオリエンタルな香りが好きな方におすすめです。お香を炊くと気持ちが落ち着くのと同じ効果を期待できます。

精油を売っている場所は知っていても、水溶性はどこで買えるのか迷う方もいるかもしれません。基本的にはコスメショップや雑貨・バラエティショップなど多くの店舗で購入できます。

100均ショップのダイソーには超音波式アロマ加湿器用のアロマウォーターがあり、ラベンダー・ベルガモットなど種類も豊富です。無印良品やニトリにもアロマオイルはありますが、水溶性ではなくすべて精油なので気をつけましょう。

また東急ハンズやロフトでも取り扱いはありますが、在庫がない場合があるので事前に確認するのがおすすめです。ネット通販でも購入できますが、香りを試したい場合は店頭での購入がいいでしょう。

加湿器に水溶性アロマを使う方法は簡単です。アロマ加湿器の使い方を以下に紹介するので参考にしてみてください。

• アロマ加湿器で水溶性アロマオイル対応可であることをチェック
• アロマオイルは単体でもブレンドしても使える
• ただし混ぜ方によって好みの香りにならない場合があるため、ベースの香りに追加して香りを楽しむのがおすすめ
• ブレンドしたアロマオイルもあるので活用するといい
• 使用量は各メーカー異なるため、パッケージに記載された容量や用法を守る
• 少しづつ調整していくと強すぎるなどの失敗が防げる

お水なしで楽しめるアロマディフューザーもおすすめです。加湿器のような加湿効果はないものの香り自体を楽しむことができます。アロマディフューザーは季節を問わず使えて便利です。

デザイン性のあるアロマディフューザーを使うと、インテリアにもなり香りをお部屋全体に広げられます。気分を変えたり、アロマの効果に期待してアロマオイルを楽しみたいなら、アロマディフューザーがおすすめです。

水溶性アロマオイルは精油を水に溶けやすく加工したものです。本来は精油は使えない加湿器でも水溶性アロマオイルなら多くのアロマ加湿器で楽しめます。水溶性アロマオイルを使って潤いながら香りも楽しみましょう。