【評判悪い？】ドコモ光の口コミやお得な契約方法を徹底解説

光回線とは光ファイバーケーブルを通じてデータを送受信する高速通信回線を指し、大容量データをやりとりする現代のインターネットには欠かせない技術です。毎日触れるインターネットでは回線速度や品質が重要で、不満を感じているなら乗り換えを考えましょう。

そして、乗り換えの選択肢のひとつとして多くの方に選ばれているのがドコモ光です。大手キャリアのドコモが展開する光回線、ドコモ光の契約数は、なんと700万件以上*。2015年のドコモ光サービス提供開始以来、今もユーザー数を順調に増やし続けています。

そして、ドコモ光は口コミ評判も高いのが特徴です。今回は、ドコモ光のリアルな口コミを徹底解剖し、なぜドコモ光がおすすめできるのかをご紹介します。

*「ドコモ光」の契約数が700万を突破（公式ホームページより/2021年2月22日）

こんな方におすすめ！

「ドコモ回線のスマホを使っている」

「家族もドコモを利用している」

「対応エリアの広いプロバイダを探している」

ここからは、ドコモ光に関する評判・口コミを紹介します。良い口コミばかりではなく、悪い口コミも同時に見ることで、ドコモ光の本当の評価がわかります。全体的にはスマホのセット割やアフターサービスの点が好評な反面、一部で回線速度や工事の遅さに関する低評価口コミがありました。それぞれをくわしく見ていきましょう。

ドコモ光は、ドコモのスマホセット割を利用できる点で、ドコモユーザーにとってはかなりお得です。口コミの通り年間換算で考えるとかなりの金額になるため、ドコモ携帯をすでに契約している&契約を考えている場合に最適です。このユーザーは通信品質にも満足しており、総合的な満足度も高いようでした。

アフターサービスも回線契約には重要なポイントです。乗り換え時のキャンペーンもドコモ光は充実しています。光回線ケーブルは非常にデリケートで、特に工事や修繕で傷ついてしまい、インターネット利用に支障を来す場合があります。ドコモ光なら復旧作業も迅速対応ですぐにかけつけて対応してくれるため、予期せぬトラブルでも任せられます。

ドコモ光の回線はフレッツ光と同じ回線を使っています。他の光回線と同等の最大1Gbpsなので、ドコモ光だけが遅いとは言えません。回線速度が遅いと感じる場合は、モデムやルーター、終端装置の不具合や設定ミスが関わっている場合もあります。ドコモ光はアフターサポートも充実しているので、すぐに連絡してみましょう。

目安としては、開通工事が終わるまで約2週間～1ヶ月ほどが目安です。年末や繁忙期など、場合によっては開通工事が遅くなる場合があります。工事自体は大抵の場合は短時間で済みますが、戸建てで引き込み工事を行う場合は1～2時間ほどかかります。もし対応の遅さを感じた場合は、カスタマーに連絡してみましょう。

ここからは、ドコモ光回線の特徴を紹介していきましょう。「月額料金」「サポート体制」「回線速度」「工事対応」の4つのポイントです。どれも回線を選ぶうえでかなり重要なので、ひとつずつくわしく見ていきましょう。

月額料金に関しては、どの光回線も実は大差がありません。各業者はセット割やキャンペーンなどで差をつけている場合が多く、ドコモ光もスマホとのセット割で安くなります。具体的に各社の料金を実際に見てみましょう。

※料金は全て税込表示です

トラブルが起こった時の対応として、内容によって問い合わせ先を変えたほうが、よりスムーズに解決に導けます。回線の不具合については、ドコモ光に連絡しましょう。ルーターの故障はプロバイダ経由での購入であればプロバイダへ、それ以外はメーカーへのお問い合わせします。

ドコモ光に関する問い合わせはドコモインフォメーションセンターでほとんどの問題を解決できます。大抵の場合は、1～2分ほどですぐにつながります。受付時間は午前9時～午後8時で、平日だけでなく土日や年末年始も受け付けているので、平日働いている人にもうれしい配慮です。また、AI窓口もあります。

ただし、ドコモ光の問い合わせ窓口は混雑で電話が繋がらないこともあるので、料金の引き落としなどの問い合わせに関しては契約したプロバイダに連絡するようにしましょう。

回線速度の速さは、まず「回線の種類」で大きく決まります。固定回線の種類は電話回線、ADSL、CATV、そして光回線です。ADSLは2024年までのサービス終了が決まっており、地域によってはすでに終了しています。現実的にはCATV、そして光回線の2択ですが、速度においては圧倒的に光回線のほうが有利です。

そして、次に重要なのが「プロバイダ（代理店）」です。回線速度は利用者数や混雑度によっても異なります。単に規模が大きい＝混雑ではなく、「ネットワーク規模に対して利用者数が多い」と混雑度合いも相対的に上昇し、速度が遅くなります。また、IPv6方式に対応しているかどうかも重要です。

そして「回線の配線方法」も大事です。部屋まで光ファイバーを通す「光配線方式」のほかに、部屋までの分配は電話線を使用する「VDSL方式」、LANで分配する「LAN方式」があり、後者2つは集合住宅で主に使用し、光回線方式よりも速度は遅めです。

「デバイス（ルーターや使用機器）・現場の環境」が影響している場合もあります。ルーターが古かったり設定の関係、パソコンのスペックが低い、LANケーブルが適合していないなどが原因で、速度が低下してしまう原因になります。各プロバイダを利用するインターネットユーザーの平均速度を見てみましょう。

*みんなのネット回線速度（みんそく）より

年末年始や引っ越しシーズン（3～4月、9月）など、繁忙期は工事スケジュールが混み合い、遅くなってしまう場合があります。約1ヶ月ほど遅くなる場合があるのでそれらのシーズンを避けるのが無難ですが、もし回線工事が必要以上に遅い場合はまずドコモのインフォメーションセンターに連絡しましょう。

それでもダメな場合は、ホームルーターを契約するのがおすすめです。ホームルーターは家で使えるWi-Fiで、固定回線とは違い、回線工事が不要、コンセントがあるだけで使えます。

ここからは、ドコモ光を契約する場合の実際のメリットについて解説します。「契約プロバイダは27種類」「セット割でお得に」「対応エリアは全国」「多くの場合で工事費が無料」「一度申し込めばずっと安い」「dカードGOLDにｄポイントが10％還元」「解約金が安い」の7つのポイントを見ていきましょう。

ドコモ光を利用してインターネットを使う場合はプロバイダの契約も必須です。プロバイダとは、インターネット接続業者を指し、自宅とインターネットをつなぐために必ず契約しなければいけないものです。ドコモ光で選べるプロバイダは27種類あるので、価格競争が起こりやすく安いプロバイダを探しやすいのがメリットです。

契約自体はドコモが一括して行うので、複雑な手続きはありません。とくにおすすめな「GMOとくとくBB」「ドコモnet」「@nify」の3つの業者の特徴をまとめました。

運営実績20年以上の安定感に加え、最大55,500円バックが魅力です。さらにdポイントが2,000ポイントも付くなど、キャンペーンが豊富です。とくとくBBからのホームページ限定で最大35,500円キャッシュバック、他社からの乗り換えで20,000円還元など、料金を重視するなら魅力的なプロバイダです。

新規工事料金が無料だったり、高速Wi-Fiルーターが無料など、お得なプランを提供しています。しかもただ安いだけでなく、インターネットセキュリティのマカフィマルチアクセスが1年無料だったり、とくとくBBならではの特典も付いています。

ドコモnetの最大の特徴は、すべてドコモがトータルサポートしてくれる部分です。回線だけでなくプロバイダもドコモにお任せすると、問い合わせも簡単に行なえます。また、ドコモ光1ギガ/20ギガどちらでも新方式のIPoEでネット接続が行えます。また、追加料金無しでIPv6通信を行えるのもメリットです。

セキュリティサービスのマカフィーインターネットセキュリティが12ヶ月無料で利用できる特典もあります。個人情報をしっかり守り、ウイルス対策も行えるほか、迷惑メール対策機能も備わっているので、インターネット初心者にも最適です。

@nifyならキャッシュバックを始め、オプションサービスも魅力です。優待サービスや、公衆無線LANを安全に利用できるアプリや、Wi-Fiルーターのレンタルも可能です。一定期間無料などそれぞれお得な内容です。

セキュリティ対策を行えるサービスが付属していて、常時安全セキュリティ24や、ウイルスバスターfor@niftyメール、受信拒否アドレスなど、どれも役に立つものばかりです。サポート体制も適切で、@niftyまかせて365に加入すれば操作や設定に不安があってもサポートしてもらえます。

ドコモ光の目玉はスマホ契約とのセット割です。月額料金そのものが割引されるのでお得感が高く、ドコモユーザーにとってスマホ契約で割引される唯一の契約です。auスマホを使っているならauひかり、ソフトバンクを使っているならソフトバンク光といったように、キャリアの力で割引し、契約者を引きつけるサービスです。

引かれる金額は料金プランにもよりますが、たとえば5Gギガホプレミアなら1,100円も月額料金が引かれます。さらに、家族全員がセット割対象で、最大20回線まで契約できます。離れて住んでいる家族でも利用できるので、ドコモのスマホと契約すれば大手の光回線と比べてさらに安くなります。

該当地域かどうかは簡単に調べられます。ドコモ光はNTT回線を使用しているので、フレッツ光のサイトで調べましょう。地域によって、NTT東日本、NTT西日本に分かれます。北海道から長野県あたりまでが東日本、そこから西が西日本の該当エリアになります。

対応エリアは日本全国で、NTTの回線なので幅広くカバーしていますが、対応していないエリアも一部あります。また、マンションタイプか戸建てタイプかを調べられます。

本来かかるはずの工事費が条件によっては無料になる場合もあります。工事費は一度限りのものですが、だからといっても軽視はできません。工事費は数万円単位で請求される場合もあるので、無料になるかどうかは非常に重要です。

ドコモから他社への乗り換えの場合、工事費は無料にならず請求されます。かかる条件をきちんと知っておくのが大事です。

一度申し込みを行えば大体安いので、時期を狙って待機する必要はありません。期間限定でのキャンペーンがないので非常にお得感が強いのがメリットです。また、契約した後からさらにお得なキャンペーンが始まって、「まだ契約しなければよかった」と後悔……とはなりません。

クレジットカードのdカードGOLDにｄポイントが10％還元されるのも魅力です。dカードgoldは、ドコモでんきGreenの料金100円ごとに税抜10%の還元があったり、ケータイ3年保証10万円、主要空港ラウンジ無料など数多くのメリットがあり、組み合わせるとよりお得感が増します。

定期契約プランを途中で解約する場合、従来はかなり解約料金がかかっていました。しかし、現在は半額以下になっているプランもあります。たとえば戸建てタイプで定額の場合は14,300円の解約金がかかっていた旧プランに比べ、新プランは5,500円と、1万円近くも安くなります。自由に回線やプロバイダを変更しやすくなりました。

メリットだけでなく、デメリットも紹介しておきましょう。「ドコモのスマホでないとお得感がない」「ahamo対象外」の2つのポイントです。

ドコモ光は、スマホ割ドコモのスマホ回線を使っていてこそ本領発揮する通信サービスです。とくに、家族割はドコモを利用する家族が多いだけお得になるので、ファミリーでドコモを利用し、固定回線もドコモ光に揃えるのが鉄則です。

しかし、ソフトバンクやau、格安simなど、ドコモ以外のスマホを使っている場合は当然スマホ割は使えません。ドコモ光の魅力も半減してしまい、お得感もなくなってしまいます。

※料金は全て税込表示

ドコモの廉価版プランとして注目を集めているahamoは、残念ながらドコモ光のセット割の対象外です。ahamoは基本料金が2,970円、国内通話5分無料、データは20GBと、内容のわりにはかなり思い切った安いプランです。

しかし、ドコモ光のセット割の対象はギガプラン、パケットパックのみです。ドコモ光のペア回線に設定でき、同一名義で利用請求をまとめられる点は便利ではありますが、セット割は適用できません。

実際ドコモ光の契約をした場合の開通までの流れを紹介します。難しい設定も手続きもいりませんが、工事当日になってあわてないように、流れは把握しておきましょう。

まずは基本中の基本、エリア確認です。全国エリアに対応しているドコモ光ですが、一部地域や離島には対応していない場合もあるので、しっかり確認しておきましょう。

続いてはプロバイダ選択、申込みです。オンライン、電話、もしくドコモショップなどで申し込めます。インターネット回線やパソコンや初心者の方は電話やドコモショップ店頭で、手続きを簡単に済ませたい方はオンラインで、行いましょう。住所や氏名など、必要事項を入力するだけで簡単に行えます。

申込即時開通ではなく、後日工事になります。希望日を相談し、設備状況により立会工事が必要です。平均的には、工事は手続きしてから15日〜1ヶ月なので、余裕を持って申し込みを行いましょう。また。場合にもよりますが、光ファイバーを引く電柱の状態によって、工事まで長引く可能性があります。

ルーターの接続、設定はユーザー自身で行います。使用料はかかりますが、ドコモは月額550円でネットトータルサポートを行っており、訪問サポートから修理、データ復旧、オンラインパソコン教室まで行っています。初回31日は無料なので、苦手意識がある方は申し込んでみましょう。

そして開通です。ドコモ光の光ファイバーのインターネットの世界を味わえます。まず最初に行うべきなのは、回線速度の測定です。回線速度は上り（アップロード）と下り（ダウンロード）、そしてオンラインゲームをやるならping値も重要です。回線速度計測サイトで簡単に測れるので、日中や夜間、深夜と時間を変えて実測値はどの程度なのか計測してみましょう。

最後に、ドコモ光や光回線のよくある質問と回答を見ていきましょう。「マンションだと遅くなる？」「プロバイダ乗り換えはできる？」「引越し先でも使える？」「オンラインゲームは？」の4つのポイントです。

マンションは回線の構造上遅くなりやすいです。設備の構造上の問題で、マンション内が光回線か、VDSLやLANケーブルかで決まります。マンションで遅い場合は、共用部の配電室までは光回線、そこからは速度が遅いケーブルが使われている場合です。IPv6に対応してるものを選ぶか、ホームルーターの導入を検討するのもおすすめです。

プロバイダの乗り換えは行えます。通常や事務手数料や違約金が発生しますが、乗り換えキャンペーンを実施し、実質違約金なしで乗り換えできる会社もあります。ただ、電話かドコモショップでの手続きが必要です。変更に関する書類が届くので、工事に立ち合い、プロバイダ切り替えの日にルーター設定などを行います。

回線が通っているエリアであれば問題なく使えます。ドコモオンラインや電話、ドコモショップで手続きすれば完了です。元の住所と引越し先で工事が必要になるので、あらかじめ余裕を持って行いましょう。引越し先の電柱の位置などの要因で工事日が変更になる場合があるので気をつけてください。

ドコモ光はもちろんオンラインゲームも快適にプレイできます。FPSゲームの回線速度の目安は70Mbpsです。これ以上あればスムーズでカクつきも少なく、ゲームを存分に楽しめます。ゲームによっては回線の安定性が勝敗に関わる場合もあるので、重要な要素です。

それでも遅い場合は、Wi-FiルーターとLANケーブルの規格を確認してみましょう。光回線の速度が速くても、規格が合っていなくてラグが発生するケースがあります。

ドコモ光は、とくにドコモのスマホを使っているユーザーならかなりお得になります。全国エリアで対応していたり、豊富なプロバイダ選択の自由など、さまざまな魅力があります。ぜひ今回の記事を参考に、お使いのスマホに合わせて契約を見直し、ドコモ光への乗り換えを考えてみてくださいね。