パウダーワックスおすすめ24選｜魅力・デメリットは？【女性にもおすすめ】

スタイリング剤のパウダーワックスは、髪をナチュラルに整えたいけれど、一般的なワックスやムースではペタっとしてしまい、上手くセットできない方に向いています。

パウダーワックスは粉のワックスではなく、パウダー樹脂入りのワックスを指し、一般的なスタイリング剤とは使用感が異なります。マットな質感でヘタリづらいため、ボリュームをキープします。ワックスの形状はいろいろありますが、この記事ではパウダーワックスの形状ごとにおすすめの24選を紹介します。

パウダーワックスの選び方をはじめ魅力とともにデメリットもあわせてお伝えするので、ぜひ商品選びの参考にしてください。

パウダーワックスと聞くと、画像のようなパウダー状のワックスをイメージする方が多くいらっしゃいます。しかし実際は、パウダー状のものだけではありません。ワックスの形状に関わらずパウダー樹脂が含まれるものはパウダーワックスと定義され、パウダーのほかにジェル・ワックス・スプレーなどがあります。

通常ワックスはべたつくイメージですが、パウダーワックスはオイルフリーのものも多くマットな使用感が主流です。コシがなくてボリュームを出しづらい髪質の方や、毛量が少なくてお悩みの方に人気があります。

パウダーワックスの一番の魅力は、ベタつきの少ないナチュラルでマットな仕上りです。ふんわりと空気を取り込むように軽く仕上がりのキープ力もあります。スタイルを整えるとともに、ヘタリがちなヘアスタイルのボリュームアップを演出できます。

パウダーワックスはパウダー樹脂入りのワックスのため、乾くとドライでマットな質感になります。つけすぎるとボリュームが出づらくなるため、髪の質や量などで適量を調節し、髪全体に満遍なく付けるのがコツです。

汗や水への耐久性があるうえに乱れづらく時間が経過してもヘタらないため、ふんわりと軽い質感をキープできます。

パウダーワックスの魅力でもある汗や水にも耐えるセット力ですが、それゆえにシャンプーで落としづらい点がデメリットです。落としづらさは崩れにくさに比例するため、二度洗いが必要な場合もあります。

髪や頭皮の健康を考えると、スタイリング剤をきれいに洗い流すのは必須ですが、洗いすぎるのもよくありません。刺激が少なく洗浄力も高いアミノ酸系のシャンプーや、頭皮や髪を保湿できる成分入りのシャンプーで洗うのがおすすめです。

パウダーワックスは、一般的なスタイリング剤では思うようにスタイリングできない方におすすめです。崩れにくいセット力で、ボリュームアップを演出できます。

髪が細い軟毛の方は髪を根元から立ち上げたりボリュームを出そうとしても、一般的なワックスやムースではなかなか思ったとおりのスタイリングができません。

粉末タイプは一番パウダーワックスらしさを感じるテクスチャです。粉末状でべたつかないため、ムラになりづらくドライに仕上がります。使い方は、髪が乾いた状態で立ち上げたい根元に、パウダーワックスを直接振りかけ、両手でもみ込むようになじませてください。

ポイントは空気を含ませるイメージで、髪を根元から立ち上げます。粉末タイプのパウダーワックスは、つや感なしでナチュラルにボリュームアップを演出したいときにおすすめです。

ジェルタイプはチューブ入りのものや、通常のワックス状のポッド入りのものもここに含みます。見た目は一般的なジェル状のワックスと同じです。適量を手にとって薄くのばした状態で髪全体に均一になじませます。

一般的なワックスと違うのは、パウダー樹脂入りのためべたつきがないところです。粉状では出ないつや感や束感がでます。適度なつや感とボリュームが欲しいときにはジェルタイプのパウダーワックスがおすすめです。

スプレータイプは、パウダー樹脂を含む液状のワックスです。手を汚さずに使えるため、持ち歩いて外出先で気軽にヘアスタイルを整えられます。前髪やサイドをピンポイントで立ち上げるのに向いてるため、女性におすすめです。

スプレー式で見えづらい場所にもピンポイントで使えるため、トップや後頭部のボリュームアップの演出にもおすすめします。根元にスプレー後、もみ込むように髪になじませましょう。

パウダーワックスを使うメリットとして、セット力の高さと崩れにくさがありますが、効果が高いほどに落としづらくなります。髪や頭皮の負担を考慮すると、洗い流しやすいパウダーワックスがおすすめです。

製品によっても変わりますが、一般的な落としやすさはパウダー＞スプレー＞ジェルの順になっています。裏を返せば落ちにくいほどキープ力が高いためどちらを取るかは悩ましいところですが、毎日使うものなので負担が少ないものがおすすめです。

パウダーワックスを含むスタイリング剤は、香り付きのものが少なくありません。店頭でテスターがある場合は、自分好みの香りかをチェックしましょう。

テスターがない場合やネットなどで購入する場合は、商品説明欄で香りをチェックするほか、使用した方の口コミでの香り情報も参考にするのをおすすめします。

パウダーワックスは、一般的なスタイリング剤よりもマイナーなアイテムです。そのため品揃えの多い、マツキヨなどのドラッグストアやドンキなどのバラエティストアで購入できます。

また、資生堂のパウダーワックスは、デパートなどの資生堂販売店での購入も可能です。近くに資生堂販売店がない場合には、AmazonなどのECショップでも買えます。

ここで、パウダーワックスの詳しい使い方を、粉末・ジェル・スプレーに分けてお伝えするのでチェックしてください。また、商品によって推奨する使用方法が違う場合もあります。使う前に一度、容器・箱に記載された使用方法を確認しておきましょう。

【粉末タイプ】

• ボリュームを出したい箇所の髪を持ち上げて根元にパウダーを振りかける　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　粉末が大量に出てしまう可能性もあるため少量を手にとり出して使用するのもおすすめ
• 粉末を揉み込むように馴染ませ、ふわっと髪の根元を持ち上げる
• トップの毛をつまんで、毛の流れを整える
• 毛先に動きをつけたい場合には、粉末を手に取り毛に馴染ませてからスタイリングする

【ジェルタイプ】

• 適量を手に取りよく伸ばす　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　テスクチャが固めの場合には手のひらで温めながら伸ばす
• 動きをつけたい場所にジェルを馴染ませる
• 思いどおりにスタイリングする

【スプレータイプ】

• 使用前に容器をよく振る
• 髪に根元に吹きかけ、よく揉み込む
• 馴染んだらスタイルングする
• 毛先に動きをつけたい場合も上記同様

パウダーワックスは基本的に乾いた髪に使用します。濡れている場合には、髪の根元を持ち上げながら乾かしましょう。

デメリットでもお伝えしましたが、パウダーワックスはキープ力の高さからシャンプーで落としにくいのが特徴です。しかし、落としにくいパウダーワックスも、落とし方をマスターすれば驚くほど落としやすくなります。その方法はシャンプー前の予洗いです。下記で予洗いの手順を紹介するので、チェックしてください。

【予洗い手順】

1. お湯で頭皮や髪全体を濡らす
2. 頭皮にシャワーを当てながら（2分程度）優しくマッサージする　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　このひと手間で頭皮の汚れが浮き、スタイリング剤などが落ちやすくなる
3. 予洗い後、いつもどおりにシャンプーで洗う

髪や頭皮の健康のためにも、パウダーワックスの効果的な落とし方をマスターしておきましょう。

パウダーワックスは、普通のスタイリング剤でボリュームダウンしてしまう髪質の人に特におすすめのアイテムです。パウダーワックスで根元からボリュームアップを演出して、ナチュラルでエアリーなヘアスタイルを叶えましょう。

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