千葉で肝斑治療ができるクリニックおすすめ10選｜保険適用は？選び方も

年齢を重ねるごとに目立つ顔のシミ。少しでもシミがあると顔が暗く見えて、実年齢よりも老けて見えてしまいます。実はシミにもいくつか種類があり、原因や対策が違うことを知っていましたか？30代以上から目立つぼんやりとした色素班が、肝斑と呼ばれているシミです。

自宅で行える肝斑の治療には限度があるため、きれいに消すにはクリニックでの本格的な治療が欠かせません。しかし、クリニックを初めて利用する方にとっては、どのように選べばいいのか迷ってしまいますよね。

そこでこの記事では、肝斑治療ができるクリニックの選び方と千葉県でおすすめのクリニックを20選紹介していきます。治療方法なども紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

肝斑（かんぱん）とは顔にできる色素斑のことで、いわゆるシミの一種。一般的にシミと呼ばれている老人性色素斑は、ターンオーバーが崩れてメラニンが色素沈着している状態です。一方、肝斑は女性ホルモンが崩れると発生するとされています。

老人性色素班はシミの輪郭がはっきりとしていますが、肝斑は境目がぼんやりとした状態で現れます。また、まばらにできるのではなく、頬骨位置に左右対称で発生するのが大きな特徴。女性ホルモンが乱れやすくなる30～40代に発生することの多いシミです。

頬骨に沿って帯状に発生したり、目尻下やこめかみ周辺に小さく広がったりします。一度出てきた肝斑は紫外線や摩擦で悪化してしまうため、なかなか改善しないのが厄介な点です。

肝斑の治療方法は大きく分けて、内服薬外用薬治療・ピーリング治療・レーザー治療の3つがあります。レーザー治療が一般的ですが、肌に大きな影響を与えるので手軽に行える治療から始めるのがおすすめです。ここからは、3つの治療方法を詳しく解説していきます。

一番手軽にスタートできる肝斑治療が、内服薬・外用薬治療です。肝斑に効果的な内服薬やクリームを用いて、長期的に治療を行います。直接肌に手を加える治療法ではないので、比較的リスクが低いのが嬉しいポイントです。

肝斑治療の内服薬として多くのクリニックで使用されているのが、トラネキサム酸と呼ばれるもの。肝斑のもととなるメラニン色素の生成を抑える効果が期待できる内服薬です。服用から約4～5週間で効果が現れると言われています。

市販薬を利用する場合は、トラネキサム酸を配合した第1類医薬品※がおすすめです。

※薬剤師による情報提供・指導が必要です

肝斑治療で使われる代表的なピーリング治療は、肌の表面にある古い角質を除去するケミカルピーリングです。古い角質を取り除き、ターンオーバーを正常化させることを目的としています。ターンオーバーが正常化すると通常のサイクルでメラニンが排出され、肝斑の軽減に繋がります。

レーザー治療は肝斑の組織に直接アプローチする治療方法です。肌に害のない程度のレーザーを照射して肝斑を薄くしていきます。1回のレーザーで完全に消えることはなく、複数回繰り返すと効果が発揮されます。レーザー治療には3つの種類があるので、それぞれ詳しく見ていきましょう。

レーザートーニングは微弱なレーザーを顔全体に照射して、ゆっくりとメラニン色素を薄くしていくレーザー治療です。高エネルギーなレーザーよりも時間がかかりますが、かさぶたができにくいメリットがあります。長期間ダウンタイムを取れない方にとって嬉しいポイントです。

レーザートーニングの1つで、QスイッチYAGレーザーは2つの異なる波長を用いた医療用レーザー。波長を使い分けて施術できるため、色素班の種類に合わせて適切なレーザーを照射できるのが強みです。肝斑だけでなく老人性色素班やそばかす、あざなどが混合している肌に適しています。

また、メラニン色素にだけ反応してレーザーが照射されるので、通常の肌へのダメージを最小限にできるのが特徴です。

ピコレーザーは照射時間の短いレーザーを照射できる医療レーザー。ナノ秒よりもさらに短いピコ秒単位で照射できるので、肌への負担や痛みが少ないのが特徴です。メラニンを細かく砕き、体の外へ排出しやすいように働きかけてくれます。ダウンタイムが少ない点もメリットです。

肝斑は健康を害する症状ではなく、美容・審美の範囲に含まれます。そのため、肝斑にかかる治療費は保険適用外です。レーザー治療やピーリング治療はもちろん、内服薬・外用薬も例外ではありません。しかし、一部のクリニックでは特定の内服薬のみ保険を適用している場合もあります。

肝斑治療は1回きりでは終わらないため、何度も通うことを考慮して選びましょう。費用面ばかりを気にしがちですが、クリニックによって使われている機器が異なるので、設備にも注目することを忘れずに。ここからは、肝斑治療クリニックの選び方を8つのポイントに分けて解説します。

肝斑は1回の治療で完全に消えることはなく、何度もクリニックに通う必要があります。1回の料金はそれほど高く設定されていなくても、トータル金額は高額になります。その点を頭に入れて、総額が予算内に収まるかどうかを事前にチェックしておきましょう。

肝斑治療の回数は肝斑の濃さによって変わるので、通院回数は人によってさまざまです。

施術する医師が頼りなければ、不安を持ちながら治療することになります。不安を取り除くためにも、医師の実績や腕前を事前に確認しておきましょう。詳しい医師情報はクリニックのホームページに開示されています。できるだけ経験豊富な医師が在籍するクリニックを選択するといいです。

クリニックに定期的に通うことを考えて、自宅から距離の近いクリニックを選びましょう。自宅から遠いクリニックを選ぶと徐々に通うのが億劫になり、途中で治療を断念してしまうこともあります。

仕事帰りに利用したい場合は、職場近くにあるクリニックか自宅と職場の中間にあるクリニックを選ぶといいです。また、店舗数の多いクリニックであれば、引っ越し先でも支店を変えるだけで治療の続きが受けられるのでおすすめです。

充実した設備が整っているか、最先端の設備を取り入れているかどうかも選び方の重要ポイントです。たとえばレーザー治療を受けたいときに、数種類のレーザー機があれば選べる幅が広がります。

また、最新の設備を取り入れていれば、より安全面や効果を追求した機器で施術してもらえます。

はじめて美容外科を受ける方は不安を胸にクリニックを訪れます。初回カウンセリングの際に、利用者の不安を汲み取った対応をしてくれるかどうかも確認してください。不安を取り除けない不親切な対応をする場合は、信頼関係が築けず不安を抱えながら施術するはめになります。

どんな些細なことでも、親身になって話を聞いてくれるような対応が理想的です。

初回カウンセリングのときに、クリニックの雰囲気もチェックしておきましょう。リラックスして施術を受けられるかどうかは、クリニックの雰囲気に左右されます。担当医師の対応はもちろん、まわりのスタッフの立ち振る舞いや接客態度なども判断材料になります。

肝斑治療は比較的リスクの低い治療とはいえ、施術後に何が起きるかはわかりません。万が一のときを考えて、必ずアフターフォローに対応しているクリニックを選びましょう。問題が起きた際に、すぐ無料再診を行ってくれるクリニックがおすすめです。

クリニックを選ぶときは、実際に利用した方の口コミや評判も見て参考にしましょう。クリニックのホームページに口コミが掲載されている場合がありますが、クリニック側が選んだ口コミなのですべて信用できるものとは限りません。

リアルな口コミ・評判をチェックしたいときは、口コミサイトやSNSを確認するといいです。いい口コミだけでなく悪い口コミも投稿されているので、クリニック選びに役立ちます。

肝斑治療をするにあたって生活習慣やスキンケアの見直しもしましょう。女性ホルモンの乱れが肝斑の主な原因なので、生活習慣の整えは欠かせません。それだけでなく、普段のスキンケアをシミ対策に特化するとなおよしです。以下のようなシミ対策向けの化粧水を積極的に選びましょう。

年齢を重ねるごとに気になる肝斑は、女性ホルモンの乱れで発生するシミです。自宅でできる対策には限りがあるので、思い切って美容クリニックで肝斑治療を受けてみませんか。本格的な肝斑治療を受けて、理想的な美肌を手に入れましょう。

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