ジャンドゥーヤおすすめ13選！有名ブランドや作り方も紹介｜カファレル・ロイズなど

世界中には多種多様な種類のチョコレートがありますが、ナッツの味わいや香りを存分に楽しめるチョコレートといえば、ジャンドゥーヤです。イタリアで生まれたジャンドゥーヤは、主にヘーゼルナッツのペーストをチョコに混ぜ合わせたもので、アーモンドなどその他のナッツが使われることもあります。

ジャンドゥーヤ発祥のイタリアの歴史あるチョコレートブランドをはじめとして、日本のブランドでもジャンドゥーヤを使ったチョコが販売されています。

そこで今回は、ジャンドゥーヤの基本情報とジャンドゥーヤを選ぶポイント・ジャンドゥーヤの手作り方法に加えて、おすすめのジャンドゥーヤを紹介します。

ジャンドゥーヤとは、ローストしたヘーゼルナッツに砂糖を加えてペースト状にしたものに、チョコを混ぜ合わせたお菓子です。ヘーゼルナッツの代わりにアーモンドが使われることもあり、混ぜるチョコの種類もミルクやビター・ホワイトなどさまざまです。

ナッツ入りのチョコですが、ペーストとして混ぜられているためナッツの食感はないものの、ナッツ特有の香ばしい風味が楽しめます。一部のジャンドゥーヤは、砕いたナッツを入れているタイプもあります。

ジャンドゥーヤと似たチョコレートに「プラリネ」があります。どちらもナッツを使用したチョコなので同じものと思われがちですが、これらの大きな違いはナッツの状態とチョコレートを使うかどうかという点です。

ジャンドゥーヤはナッツをペーストにしてチョコを混ぜ合わせますが、プラリネはローストしたナッツをカラメルソースと混ぜてキャラメリゼしてから粉末やペーストにします。また、プラリネはチョコを使わないこともある点も、ジャンドゥーヤとの違いです。

カカオの風味や苦味が強めで甘さ控えめのビターチョコレートを使ったジャンドゥーヤはミルクの風味や甘さが少ないため、ナッツとカカオの風味が引き立つので、よりナッツの香ばしい風味やカカオの味わいが楽しめます。

甘いチョコが苦手な方やナッツの味や香りを楽しみたい方であれば、ビターチョコレートのジャンドゥーヤが最適です。

カカオ含有率が低めで乳製品を多く含むミルクチョコレートを使ったジャンドゥーヤは、ミルクの甘さやコクの後に、ナッツの香ばしさが感じられます。甘さが強めなので、ビターチョコレートのような苦いチョコが苦手な方や甘党の方には、甘さとナッツの香ばしさ両方を楽しめるミルクチョコレートのジャンドゥーヤがおすすめです。

ジャンドゥーヤに使われるナッツの定番といえば、ヘーゼルナッツです。ヘーゼルナッツはアーモンドとカシューナッツに並ぶ世界三大ナッツの1つで、甘みは少ないものの独特の香ばしい香りと風味を持ちます。ジャンドゥーヤにしてもその風味や香りはさほど変わらず、チョコと一緒にヘーゼルナッツの味わいが楽しめます。

ジャンドゥーヤは定番のヘーゼルナッツが使われているものが多く見られますが、中にはアーモンドやピスタチオなど他のナッツを使ったジャンドゥーヤもあるので、ヘーゼルナッツが苦手な方や好みのナッツがある方にはおすすめです。ヘーゼルナッツとはまた違った風味や香りを持つナッツを使ったジャンドゥーヤは、それぞれのナッツの味を楽しめるチョコになっています。

ジャンドゥーヤは、世界各国のチョコレートブランドやメーカーで販売されているので、製造国もチェックしてみましょう。特に、ジャンドゥーヤ発祥国であるイタリアをはじめとした外国産のジャンドゥーヤはナッツペーストの割合が多く、ナッツの風味をより味わえます。

日本製のジャンドゥーヤは日本人の味覚に合わせて作られているため、初めてジャンドゥーヤを食べる方におすすめです。

ジャンドゥーヤのパッケージは、ギフトとしても贈れるデザインの箱、またはリーズナブルな簡易包装タイプがあります。ギフトとしてジャンドゥーヤを購入するならパッケージをチェックし、箱入りなど凝ったデザインの箱が最適です。

自宅で食べるなら、大容量タイプもある簡易包装タイプが価格的にもおすすめです。

1826年にイタリア・トリノで創業された「カファレル」は、ヨーロッパの王室や貴族御用達のチョコレートブランドとして広く知られています。1865年に同ブランドの職人がジャンドゥーヤを発明したジャンドゥーヤ発祥のブランドとしても知られており、200年近くに渡りピエモンテ産のヘーゼルナッツを使った伝統的な製法でジャンドゥーヤを作り続けています。

東京駅内の店舗では、東京駅限定のジャンドゥーヤチョコパイが人気です。

ヴェンキも、イタリア・トリノで1878年に創業された老舗チョコレートブランドです。ピエモンテ産のヘーゼルナッツを使ったヴェンキのジャンドゥーヤは「ジャンドュイオット」と呼ばれており、定番のジャンドゥーヤのほかにダークチョコレートを使ったタイプや、ダークチョコをジャンドゥーヤで包んだタイプなど、4種類のジャンドゥーヤをラインナップしています。

北海道土産として日本全国で人気の高いブランド「ロイズ」では、ジャンドゥーヤを使ったお菓子を販売しています。ロイズを代表する生チョコレートには、ミルクチョコにジャンドゥーヤを練り込んだタイプがあり、その他にもマカダミアナッツをジャンドゥーヤでコーティングしたチョコなどをラインナップしているので、ジャンドゥーヤをさまざまなお菓子で楽しみたい方におすすめです。

輸入食品を豊富に取り揃えるスーパーマーケットチェーン「成城石井」では、他の店では取り扱っていないお菓子を多く取り揃えています。成城石井で購入できるジャンドゥーヤは、ミルクチョコにヘーゼルナッツクリームが入ったタイプです。袋入りで気軽に購入できますが、星型のかわいいタイプは、ちょっとしたプレゼントにも適しています。

ジャンドゥーヤは一見手作りが難しそうですが、材料を揃えて普通のチョコに少し手間を加えるだけで手作りできます。ジャンドゥーヤには欠かせないヘーゼルナッツは、皮なしのホールを500g用意し、150～160度のオーブンで15分ほどローストしてから冷ましてから、粉糖50gを加えてフードプロセッサーで粉砕します。

ヘーゼルナッツと同量のミルクチョコを湯せんで溶かし、粉砕したヘーゼルナッツを加えてよく混ぜ、ラップを敷いたバットに広げてからラップで再度包み、室温で冷ますと、ミルクチョコのジャンドゥーヤができあがります。

ジャンドゥーヤを取り扱うブランドでは、ジャンドゥーヤを使ったアイスやジェラートも人気です。ロイズではジャンドゥーヤに砕いたヘーゼルナッツを加えたアイスを販売しています。ヴェンキでは、直営店のみの販売となりますが、ヘーゼルナッツやピスタチオを使ったジェラートが食べられます。

冷たく濃厚な味わいのジャンドゥーヤのアイスやジェラートも、チョコとともに食べてみましょう。

ナッツがたっぷり使われているジャンドゥーヤは、ヘーゼルナッツやアーモンドなどの味と香りを満喫できるチョコです。ギフトとしても最適ですが、自分用のチョコとしてほっとひと息つくときのお供にしてみてはいかがでしょうか。こちらもあわせてご覧ください。