アップバングにおすすめのワックス21選｜前髪を上げるのに最適！付け方は？

「アップバング」と呼ばれる髪型が流行しています。前髪を上げる、おでこを出したヘアスタイルがアップバングです。アップバングにすると、メンズなら男っぽいマスキュリンな印象に、女性ならクールさやフェミニンさなどを演出できます。

おでこを見せると、風水ではいい運気を取り込めると言われています。アップバングはさらに積極的な印象にもなるので、オンでもオフでも好感度が高いヘアスタイルだと言われています。そんなアップバングを作るスタイリング剤には、ワックスが欠かせません。

この記事では、おすすめワックスの紹介を中心に、ワックスの種類や選び方、 付け方や前髪あげるアップバングのやり方について解説しています。長時間キープできるジェルや、オーシャントリコ・ギャツビーなどの人気メーカーも紹介するので、アップバングにするワックスを探している方は参考にしてください。

ワックスはタイプ・質感・香り・キープ力などさまざまな商品が販売されています。一つのブランドでもラインナップが豊富なので、ご紹介する選び方を参考に、自分にとってぴったりのワックスを選んでください。

ワックスは、エアリーな雰囲気や、髪に動きをつけるなど、おしゃれな髪型には欠かせないスタイリング剤です。ワックスを大きく分けるとハードワックスとソフトワックスに分類できます。それぞれの特徴を見てみましょう。

ハードワックスは髪質が硬い人におすすめのワックスです。なかには髪があまりに硬くてハードワックスでないとうまくアレンジができず、ヘアスタイルが決まらない方もいます。

髪質が硬い方には「シュワルツコフ シルエット ハードワックス」（ヘンケル）や、「L14フリーハードワックス 」（リップス）などをおすすめします。

ソフトワックスは軟毛の方におすすめです。髪が柔らかいと、ハードワックスでは髪がぺたんとなってしまう場合があります。ソフトワックスなら動きのある髪型にできます。

マッシュヘアで髪にニュアンスを出したい場合もソフトワックスがおすすめです。「ピース　バウンシーカールホイップ」（アリミノ）がおすすめのワックスです。

ワックスには「クリームタイプ」・「クレイタイプ」・「ファイバータイプ」・「ソリッドタイプ」など、いろいろなタイプのものがあります。髪質やなりたい髪型で選びましょう。ワックスのそれぞれのタイプの特徴を解説します。

クリームタイプは、ワックス初心者におすすめのタイプです。髪になじみやすく伸ばしやすいうえ、軽さもあるので、スタイリングしやすいワックスです。

クリームタイプのワックスは、ちょうどいいツヤが出て髪をいきいきとした印象に見せられます。セットに慣れるまではすぐに固まるタイプのワックスではなく、クリームタイプを選びましょう。

クレイワックスは、油分が少なく、髪にボリュームがなくても髪質が柔らかくても、ボリュームを出せるのが特徴です。ただし、伸びが悪くもったりとしたテクスチャーなので、初心者には向きません。

クレイワックスは伸びにくいので、髪をいったん濡らしてタオルドライで水気をふき取ってから塗布するのがポイントです。

ファイバーワックスには繊維が含まれており、しっかりと崩れにくいスタイリングをしたい方におすすめです。毛先を遊ばせて動きを出したり、毛束感を出したりしたいときにおすすめのワックスです。

その反面、髪にボリュームが少ない方、髪が柔らかい方が使うとスタイリングが上手く行かず、ぺったりしやすくなってしまいます。

ソリッドタイプのワックスは、エアリーなスタイルや髪の毛に動きを出したいときに便利なワックスです。ソリッドタイプを使うと、毛量が少なくても、髪質が柔らかくても、ふんわりとしたボリュームを出せます。

ただし、つける量が多すぎると、重みでふんわり感がつぶれてしまうので、つけすぎないようにしましょう。

ジェルタイプのワックスは、ジェルとワックスの両方の良さを持ち合わせています。髪をがっちり固めてしまわないので、手直しがしやすいのも特徴です。

髪にツヤや光沢感を与えたいときにもジェルタイプのワックスがおすすめです。ジェルほどではありませんが、乾くのが早いため、手早くスタイリングしましょう。

グリースタイプのワックスは、水分を多く含んでおり、ウェットな質感を出したいときにおすすめです。スタイリング力が高いうえ、髪をがっちりと固めないのでアレンジしやすいワックスです。

ウェットヘアはセクシーな印象を与えがちですが、アップバングにすれば清潔感が出て、いい感じになるのでぜひトライしてみてください。

ワックスは硬いものから柔らかいものまでさまざまな質感のものがあります。ツヤ感が欲しいときはクリームタイプなど油分を多めに含んでいるワックスがおすすめです。

毛束感を出したいときはファイバータイプ・クレイタイプ・クリームタイプを使いましょう。ウェットな濡れ髪を作りたい場合はジェルタイプがおすすめです。

ワックスには香りづけがされている場合が多いです。フルーティーな香りや、女性にはフローラル系や甘めのバニラの香りが人気です。

残念ながら朝つけた時の香りが1日中持続するわけではありません。頭皮の汗や脂とワックスの成分が混ざり、不快なにおいになる場合もあるので、気になる方は無香料のワックスをおすすめします。

アップバングをはじめ、ツーブロック・ソフトモヒカン・ベリーショートといった髪型を作りたい場合は、ワックスのキープ力で選びましょう。

髪をしっかりホールドしてくれて、作ったスタイルを長時間保てるハードなタイプのワックスを使いましょう。固まるのが早いので、手際よくスタイルを作るようにしてください。

人気があるワックスメーカーを3つご紹介します。どのメーカーもバラエティショップやドラッグストアで手に入りやすく、品質もよく使いやすいので、迷ったらまず3つのメーカーのワックスを手に取ってみてください。

OCEAN TRICO（オーシャントリコ）は、関東を中心に、関西や仙台などに出店している人気のヘアサロン「オーシャントーキョー」が開発したシリーズです。

さまざまな髪型に対応したワックスをラインナップしています。ワックス以外にもスプレー・シャンプー・トリートメントなどのヘアアイテムを展開するメーカーです。

GATSBY（ギャツビー）は、有名メーカーのマンダムが、70年代の終わりに販売を開始したメンズのヘアケアシリーズです。製品は人気と実力を兼ね備えた美容師が監修しています。

適切なワックスを使えば、思い通りの髪型にセットできます。アップバングに適しているのは「ムービングラバー スパイキーエッジ」などが挙げられます。

軟毛でも自由なスタイリングができるワックスLIPPS（リップス）は、原宿を中心とした人気の美容室「LIPPS」の名を継いでいます。全部で18種類（2022年9月現在）のラインナップがあります。

LIPPSは、束感も毛流れも自由に作れるワックスです。しかもお湯でほとんどの油分が落ちるため、髪を健康に保てます。

ワックスを手に取ったら、手のひらでワックスをこするように伸ばしていき、手の体温で温めると髪につけるとき伸びやすくなります。初めは少し足らないかなと思うくらいの量を取り、足らなければほんの少量をつけ足すようにします。

ワックスが手のひらで伸びてきたなと感じたら、髪につけていきます。まず後頭部、次に頭頂部、その次にサイドや襟足につけ、前髪は最後につけるとつけ過ぎを防げます。前髪には薄づき程度で十分です。

アップバングのやり方をご紹介します。ワックスをつけすぎると重みで髪が下がってきてしまうので注意しましょう。まずは仕上がりをイメージして、ドライヤーで前髪を立ち上げるように乾かしてください。

ワックスをつける前に髪を乾かす段階で、ドライヤーの温風モードで前髪が立ち上がるよう、ある程度形を作りながら乾かします。乾いたら温風モードを冷風モードに切り替えて冷風をあて、スタイルを崩れにくくしておいてください。

髪の毛が乾いたらワックスをつけていきます。ワックスは先ほどの要領でよく伸ばして、髪の毛に均一にのばせるようにしてください。

後頭部・頭頂部・サイド・襟足の順番でつけていき、前髪は根元にだけ少量つけるようにしましょう。好みの形に整えたら、前髪の根元にスプレーを吹いて固定します。

前髪は見た目の印象を左右する大切なパーツです。アップバングを失敗しないようにするためには、先ほど説明したように、ワックスをつける前から形を作っておき、ワックスはつけ過ぎないよう注意してください。

アップバングの失敗例は、分け目の位置です。自分に合った位置で分け目を作らないと、アップバングが似合わなくなってしまいます。

ショートヘアをセットする場合は、前髪だけでなく髪全体を持ち上げるようにするとかっこよく決まります。このとき気を付けたいのが、ワックスの量です。あまり多いと髪が寝てしまうので、1円玉大くらいの量にしておきましょう。

ミディアムヘアをセットする場合は、前髪をセンターで分けるのがおすすめです。センター分けに違和感がある場合は、少しずらしてみましょう。また、ワックスの量は最初10円玉大で付けて、足らなければ足すようにしましょう。

ワックスのにおいやベタベタが苦手で使いたくない・ワックスを持っていないなどの場合、ワックスなしでもアップバングは作れます。方法は主に以下の2つです。

• アイロンやコテで前髪を立ち上げ、ハードタイプのヘアスプレーで固める
• アップバングの形になるようにパーマをかける

アップバングは男性だけでなく、女性にもおすすめの前髪スタイルです。ショートヘアはもちろん、ロングヘアもアップバングにするといつもと違う雰囲気になります。

たとえば爽やかさや甘い感じのフェミニンさをはじめ、ハンサムな雰囲気、爽やかなムードなど、ひと味違った雰囲気をまとえます。

ただし、ひとつ間違うとハードな印象になってしまうので、髪のどこかにふんわりとした部分や、柔らかさを感じさせる部分を作っておきましょう。

アップバングにおすすめのワックスの紹介を中心に、ワックスの選び方やアップバングの基本の作り方などをご紹介しました。アップバングにチャレンジして、オンでもオフでも清潔感がある爽やかさを演出してみましょう。

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