ファンデーションを塗っているのに、肌がくすんで顔色が悪く見えてしまう。そんなときは、いつものベースメイクに紫色の化粧下地を使ってみませんか。使いづらいイメージのパープル・ラベンダー系の化粧下地ですが、自然にトーンアップできるため、20代・30代だけでなく40代・50代以上の方にもおすすめの商品です。

赤みと青みの両方が入った紫下地は、イエベ・ブルベを問わずどんな肌色の方でも使いやすいのが魅力。自分の肌に合う色味やテクスチャーの下地を選べば、よりきれいな仕上がりになります。

そこで今回は、パープルの化粧下地の効果と選ぶときのポイントを詳しく紹介します。人気商品をプチプラからデパコスまでたっぷり紹介するので、ぜひチェックしてください。

パープルの化粧下地は、肌が黄色く濁って見えてしまう黄ぐすみの補正におすすめ。肌悩みをカバーするときは肌悩みの反対色を使うのがポイントなので、黄色の補色である紫は黄ぐすみカバーに効果的です。

また、青みのあるパープルはトーンアップ効果が高いので、肌が透けて見えるようなクリアな白肌を演出したい方にも向いています。美しい見た目にできるよう、自分が似合う人の肌質かどうか確認しておきましょう。

*肌が潤い透き通るような印象

パープルの化粧下地の魅力は、ブルーとピンクの両方のカラー効果があるところです。ほんのりピンクの赤みをプラスしながらブルーの青みで肌を白く見せるため、華やかで女性らしい印象を与えてくれます。

パープルはピンクの化粧下地のように赤みをプラスする色ではないので、肌の赤みが気になる方でも使いやすいです。

パープルとブルーは色味が似ているため、どちらを選べばいいか迷ってしまう方も多いはず。赤の反対色であるブルーの化粧下地は、赤ら顔などのカバーにも効果的です。

ブルーは黄ぐすみカバーにもおすすめですが、パープルよりも白浮きしやすいのでつけすぎると顔だけ浮いてしまいます。肌を明るく見せる効果が高いため、ハイライトで使うのも人気です。

グリーンの化粧下地も、パープル同様に透明感*が出ます。パープルの化粧下地と大きく違うのは、グリーンはニキビ跡など肌の赤みをカバーできる点です。使い過ぎると白っぽくなり、血の気が引いたような不健康な顔色に見えてしまうため、気になる部分へのポイント使いがおすすめです。

*肌が潤い透き通るような印象

パープルの化粧下地は黄ぐすみ補正に長けているので、肌が黄色っぽくくすみやすいイエベの方に向いていると言われています。イエベの中でも、元の肌が黄色っぽい方に特におすすめで、肌の色を自然に補正してナチュラルな血色感が出せます。

逆に、ブルベの方で、元々色白な方や黄味の少ない肌の方がパープルの化粧下地を使うと、白浮きしてしまったり顔色が悪く見えてしまう場合があります。そういった方はオレンジやピンクの化粧下地を選ぶか、パープルの化粧下地の中でも白っぽくなりすぎない物を選びましょう。

パープルの化粧下地を購入する特にチェックしたいのが、白浮きしない色味です。肌馴染みを重視するなら、ピンクラベンダーのように赤みがかったパープルやパールのツヤ効果で肌悩みをカバーするタイプが使いやすいです。

店頭で色味をチェックできない場合は、情報サイトの口コミや仕上がりの写真をチェックしてみましょう。

パープルの化粧下地を初めて使う場合は、みずみずしくて伸びがいいリキッドタイプがおすすめです。リキッドタイプの化粧下地は薄く均一に塗りやすいため、厚塗り感のないナチュラルな仕上がりが魅力。

サラッとした仕上がりでべたつきやテカリが起きにくいタイプが多いので、皮脂が気になる脂性肌や混合肌にも向いています。

コクのあるクリームタイプの化粧下地は油分が多く含まれているため、しっとり感が欲しい乾燥肌に向いています。クリームタイプの化粧下地はカバー力に優れているので、黄ぐすみをしっかり補正したい方に人気。

カバー力が高い分白浮きしやすいため、光の効果で肌悩みをカバーするパール入りの下地を選ぶのがおすすめです。

化粧下地の容器には、コンシーラーのようにアプリケーターで少量ずつ出せるもの、クッションファンデのように手を汚さずパフでポンポン塗れるものなどさまざまなタイプがあります。容器の形状は、使いやすいものがストレスなくおすすめです。自分に合った容器のものを選びましょう。

毎日のベースメイクで使うなら、日焼け止め効果のあるパープル下地がおすすめ。日常的な紫外線対策ならSPF30PA+++程度、夏や屋外スポーツならUVカット数値が高いSPF50PA++++の下地が向いています。

オフィスで過ごす時間が長い方には、紫外線だけではなくブルーライトもカットできる下地が人気です。

メイクが肌の負担になりやすい敏感肌には、刺激になる可能性がある成分をカットした低刺激性の化粧下地が向いています。紫外線吸収剤や香料が肌に合わなかった経験がある場合は、できるだけ避けるのがポイント。

敏感肌はクレンジングの摩擦が刺激になりやすいため、石鹸で落ちるタイプの化粧下地を選ぶのもおすすめです。

黄ぐすみを自然にカバーするなら、イヴ・サンローランの「トップ シークレット インスタント トーンアップ」がおすすめです。偏光パールの光のヴェールで肌悩みをカバーするため、白浮きや厚塗り感が出にくい点が人気の理由。

柔らかくてとても伸びがいいテクスチャーの下地なので、不器用な方でも均一にきれいに塗りやすいです。

*肌が潤い透き通るような印象

エレガンスの「モデリング カラーアップ ベース」はトーンアップ効果に優れているので、肌をパッと明るく見せたい方に人気です。デパコスの中でも人気があるため、近場の店舗でも簡単に購入できます。

硬めのテクスチャーのSPF40PA+++と柔らかいテクスチャーのSPF25PA++の2タイプあり、好きな使い心地を選べます。保湿感があるパープル下地なので、冬でも肌が乾燥しにくいです。

RMKの「ベーシック コントロールカラーＮ」は、肌の上でとろけるような使い心地のジェルタイプのパープル下地です。半透明のジェルで素肌が透けて見えるくらい自然に仕上がるため、厚塗り感を出さずに肌悩みをカバーします。

パープルでも肌馴染みがいいピンクよりの色味なので、顔全体に使っても白浮き感が出にくいです。

ツヤツヤの肌を演出するなら、オーロララベンダーパールやダイヤモンドパウダーが入った「イルミネイティング セラムプライマー」がおすすめ。光沢感が際立つパープル下地ですが、パールが繊細でギラギラせず上品なツヤを与えてくれます。

パールの光沢感がとてもきれいなので、部分用のハイライトとして使うのも人気です。

黄ぐすみをしっかりカバーするなら、益若つばささんプロデュースの人気ブランドCandyDollの「ブライトピュアベースCC」がおすすめ。コクのあるクリーム下地で肌にぴったりフィットするため、カバー力が高いです。

SPF50+PA+++でUVカット効果にも優れているため、夏の紫外線対策でも活躍します。

無印良品の「UVベースコントロールカラー」は、ミルクのようなテクスチャーで少量でも伸びがいいのが人気です。赤みがかったピンクラベンダー系の色味なので、パープルの下地が白浮きしやすい肌にも自然に馴染みます。

サラッと仕上がる下地ですが、保湿力に優れたヒアルロン酸やシアバター入りで肌が乾燥しにくいです。無印良品で購入できる化粧下地は低価格で買えるプチプラアイテムとして人気です。コストを抑えたい方はチェックしてみましょう。

ナチュラグラッセの「カラーコントロール ベース」は、日焼け止め効果だけではなくブルーライトカット効果もあるのが人気です。天然由来の原料にこだわった下地で石鹸で簡単に落とせるため、敏感肌の方にも向いています。

ラベンダーやグレープフルーツなどの天然精油が入っているので、香りまでこだわりたい方にもおすすめです。

パープルの化粧下地は厚く塗ると白浮きして顔色が悪く見えやすいため、薄く伸ばすのがきれいに仕上げるポイント。両頬・おでこ・鼻・あごの5点に置いてから、内側から外側に向かって均一に伸ばしましょう。

下地を塗ったあとメイクスポンジで顔全体を軽くポンポン叩くと、色味が肌に馴染んで自然な仕上がりが叶います。

化粧品で揺らぎやすいデリケートな肌には、敏感肌向けの化粧下地がおすすめです。敏感肌向けブランドの「ディセンシア デイ エッセンス」は下地機能を兼ね備えた日やけ止め美容液で、敏感肌でも使いやすい設計にこだわっているのが魅力です。

ディオールの人気下地「フォーエヴァー フルイド グロウ」は86%美容液ベースで、スキンケア感覚で使えます。

ブルーとピンクのよさを兼ね備えたパープルの化粧下地は、イエベでもブルベでも使いやすいのが魅力です。今回紹介した選び方を参考にして、使いやすいパープル下地を手に入れて、美肌を演出しましょう。

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