IWCの腕時計おすすめ10選！人気モデル・安いモデルを紹介｜買うならどこ？

IWC（アイダブリューシー）は腕時計の名門ブランドです。スイス・ドイツ両国の精神性を受け継ぐ作風で、永久カレンダーを搭載したダ・ヴィンチ、プロダイバー向けのアクアタイマーといった名作を生み出してきました。

IWCの腕時計は機械式自動巻きタイプが多く、パワーリザーブ性能にも優れています。また、永久保証を受けられるため、ランニングコスト抜群です。資産価値も高いため、コレクターの間でも人気です。

以上を踏まえ、本記事ではIWCの腕時計の選び方・ブランドの魅力・おすすめ商品10選をご紹介します。盛りだくさんの情報をまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

IWCは“International Watch Company”の略称です。アメリカ人時計技師のフロレンタイン・アリオスト・ジョーンズが1868年にスイスで創業、ドイツにほど近いシャフハウゼンに工場を構えました。

華やかなブランドの多いスイス生まれながらも、ドイツの質実剛健な色合いが強いのはシャフハウゼンのロケーションによるものです。洗練されたデザインと優れた品質により、世界中の時計ファンを魅了しています。

IWCの腕時計の魅力は、スイス・ドイツ両国の文化が反映された作風です。一見するとドイツ仕込みの質実剛健な印象が強いものの、見る者を引き付ける独特の気品があり、スイスの精神性も反映されていることが窺えます。

また1868年の創業以来、一貫して永久保証を実践しているのも大きな特徴です。生産終了モデルでも修理受付に対応しており、文字通り生涯使える腕時計を提供しています。

パイロットウォッチは軍用の航空時計を元に開発されたコレクションです。デザインだけでなく機能性も踏襲しており、耐気圧・耐気温・耐磁性に優れ、高い視認性を誇ります。中でもコックピット計器をモチーフにした、パイロット・ウォッチ・クロノグラフが大人気です。

1939年に2人のポルトガル商人がIWCの工場を訪れ、マリンクロノメーター（航海用の高精度時計）と同程度の精度を持った、スティールケース仕様の腕時計をオーダーしました。これがポルトギーゼの原型です。

当時はさほど注目されなかったものの、1993年にIWCの創業125周年にちなんで復刻させたところ大ヒットに。今ではIWCの看板モデルとして浸透しています。

1984年に誕生したポートフィノは、イタリアの漁村ポルトフィーノ（Portofino）に由来するモデルです。ラインナップの中でも王道のスタイルで、クラシカルで普遍的なデザインは幅広いユーザーから支持されています。近年は自動巻きタイプのポートフィノ・オートマティックが人気です。

ダ・ヴィンチは高級時計ブランドとしてのIWCの知名度を高めた有名モデルです。1985年に登場した初代ダ・ヴィンチは永久カレンダーを搭載、付属のディスクを入れ替えれば2499年まで運用できると話題になりました。当時の店頭価格は200万円と非常に高額で、特にコレクター間で高い人気を集めています。

インヂュニアは「エンジニア」を表すドイツ語にちなんで名づけられたコレクションです。第二次世界大戦中に開発された軍用パイロットウォッチ「マーク11」をベースに、1955年に民間用腕時計として発表されました。

非常に優れた耐磁性を実現しており、機能的でありながらも価格はリーズナブルです。隠れた名作との評価も高いモデルです。

アクアタイマーは1967年にリリースされた、プロフェッショナル向けのダイバーズウォッチです。当時から200m防水・回転式インナーベゼルを標準搭載、1998年には防水性能を2000mまで高めました。現行モデルは2014年発表作品で、回転ベゼルにはアウター/インナー式が採用されています。

IWCの腕時計はムーブメントに機械式を採用しています。機械式はゼンマイを動力源とする方式で、簡単に言えば昔ながらのオルゴールと同じ仕組みです。

ラインナップは機械式・自動巻きムーブメントが中心で、7日分のパワーリザーブを行える52000系・クロノグラフに搭載される89000系などが有名。手巻きタイプでは8日分のパワーリザーブができる59000系が人気です。

高級腕時計に位置づけられるIWCには、資産としての価値もあります。IWCの腕時計はアイテム全体でおおよそ換金率45％程度と評価されており、資産価値も他の高級腕時計ブランドと同程度です。

またオーセンティックなデザインを基調とするIWCの時計は流行に左右されにくく、資産価値も大きく下がることが少なめ。特にパイロットウォッチ・ポルトギーゼの2モデルは人気が高いため、資産価値重視の方にもおすすめです。

IWCの腕時計は永久保証に大きな魅力があるため、正規店での購入がおすすめです。IWCの腕時計を取り扱う正規店は、全国でおよそ50店舗程度です。伊勢丹・大丸・三越・松屋・高島屋といった全国的な百貨店のほか、岩田屋・あべのハルカス・TOMIYAといった地方の大手商業施設でも販売しています。

楽天・YahooといったECサイトで流通しているIWCの腕時計は、大半が中古品です。保証対象外であるほか、品質・コンディションにもリスクがあります。ただし安く購入できるため、保証を重視しない方にはおすすめです。

IWCの腕時計を日常的に手入れするには下表の要領がおすすめです。参考にお役立てください。

なお、3～5年に1度は専門店でオーバーホール（総点検）を依頼しましょう。

IWCの腕時計は生涯使える高級品をお探しの方にぴったりです。永久カレンダー・長期パワーリザーブなど長く使うのに役立つ機能が豊富なほか、正規の店頭品なら永久保証が有効です。本記事を参考に、ぜひIWCの腕時計を手に入れてください。こちらもあわせてご覧ください。