大暮維人の漫画おすすめ7選｜天才的な画力で話題・大人にも人気【口コミ】

1995年にデビューし、1997年に連載した『天上天下』をきっかけに人気漫画家になった大暮維人。人物を描いても背景や機械を描いても圧倒的な画力で読者を魅了し、漫画というよりは画集を眺めているような気分を感じさせる漫画家です。

緊張感が伝わるバトルシーン、思わず笑ってしまうようなギャグシーン、ちょっと大人な描写などどんな場面でも範囲が限られた紙面で楽しませてくれます。現在までに多くの作品を提供しているので、どの漫画から読めばいいのか迷ってしまう人も多そうです。

そこで本記事では、大暮維人の魅力や人気作品について詳しく紹介します。成年漫画出身なのでお色気シーンが随所に盛り込まれていますが、それを含めても面白い漫画ばかりなので、ぜひ1度読んでみてください。

1972年に宮崎県で生まれ、1995年に成人誌でデビュー、1997年に一般誌で連載デビューをした大暮維人。実は漫画家ではなく画家志望だったが、経済的な事情で断念しています。その後、サラリーマンとして務めるも、パチンコで作った借金が膨らみ、賞金目当てで漫画を描き始めたのが漫画家を目指すきっかけとなりました。

目が大きいキャラが多く、魅力的な男性や女性が多数登場するのが大暮維人の漫画の特徴です。歴史を盛り込んだストーリーや、天才的な画力で読者を魅了するのが得意な漫画家です。

『エア・ギア』は2002～2012年までの間、週刊少年マガジンで連載していた漫画です。エア・トレックという小型モーターを搭載したインラインスケートで、技術やバトルを繰り広げるアクション漫画です。

ギャグ要素・お色気シーン・アクションシーンが詰め込まれ、大暮維人ワールドを存分に楽しめます。2006年にはアニメ化もされました。

『天上天下』は大暮維人の知名度を大きく引き上げた作品で、1997～2010年までの長期間ウルトラジャンプにて連載されていました。初期の頃は学園バトル漫画でしたが、徐々に異能の力や神話時代の力を手に入れるなどスケールがどんどん広がっていきます。最初は弱かった主人公が経験を経て成長していく姿は必見です。

『バイオーグ・トリニティ』は、2013～2018年にウルトラジャンプで連載されていた漫画です。バイオ・バグという発症すると自分とモノを融合してしまう病気がある世界で、主人公が発症し、さまざまな敵とバトルを繰り広げていきます。

大暮維人史上初の原作者を据えた漫画で、従来の作品よりもダイナミックかつ緻密な作画が見られるのが魅力です。原作者が小説家なので、設定がやや難解になっています。

『魔人～DEVIL～』は、週刊少年マガジン・マガジンSPECIALで連載された漫画です。ストーリーは、死なないように遺伝子を書き換えながらさまざまな突然変異を引き起こす魔人ウイルスが存在する世界で、主人公が魔人となり、葛藤しながらバトルを繰り広げる内容となっています。全2巻とボリュームは少なめですが、手に汗握る展開は、さすが大暮維人と思わせる作品です。

『化物語』は2018年から週刊少年マガジンで連載されている漫画です。2006年に西尾維新がファンタジー小説として出版し、2018年に大暮維人が漫画版を担当しています。基本的には小説版をベースとしていますが、所々にオリジナル要素が加えられており、小説版が好きな人でも楽しめる内容っとなっているのがポイントです。

大暮維人の作品の中でも高い人気を誇る『エア・ギア』はアニメ・ミュージカルなど映像化されています。漫画だけでも十分に世界観を楽しめますが、映像化された作品を見ると、また違った視点で『エア・ギア』が楽しめるので、気になる人はこれらもチェックしてみてください。

大暮維人が手掛けた漫画について紹介しました。圧倒的な画力とセンスで人気の大暮維人ですが、過去の作品も作者らしさが感じられるいい作品ばかりです。爽快感や疾走感などは現在でもトップクラスの画力を誇っているので、迫力ある漫画が読みたいなら、大暮維人作品を読んでみてはいかがでしょうか。

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