飛行機できるおすすめのベビーカー13選｜折りたたみ・サイベックスも

赤ちゃん連れでの移動に必須アイテムのベビーカー。近所に買い物に行ったり公園にお散歩に行ったりと、とても便利なアイテムです。しかし、実家が遠方だったり、海外旅行に行ったりするときは、飛行機移動になることもあります。そんなとき、折りたたみベビーカーが飛行機に機内持ち込みできるのか気になりますよね。

飛行機にベビーカーを持ち込むのに知っておくポイントは、手持ちのベビーカーが飛行機に持ち込みOKか、手荷物預けなのか・ANAやJALなどの航空会社によって規定に違いがあるのか・預けるのに料金がかかるのかなどです。

この記事ではこのような気になる疑問への情報とともに、機内持ち込みできる荷物の規定や、手荷物として預ける方法、機内持ち込みが可能なベビーカーの選び方・おすすめ商品をご紹介します。また、サイベックスのメリオは持ち込みできるのかなども紹介しているので、ぜひ最後までごらんください。

子供を抱えたまま、荷物受け取りまでの長い時間を過ごすのは大変と感じる方も多いはずです。機内持ち込み可能なベビーカーの最大のメリットとして、飛行機を降りてすぐに子供を乗せられる点が挙げられます。荷物を受け取るまでの時間を快適に過ごせます。

ベビーカーを飛行機に乗せるには2つの選択肢があります。折りたたんだときのベビーカーのサイズによって、持ち込みできるかどうか変わります。それぞれについて、基準と注意点がありますので、ご紹介します。

ベビーカーを飛行機内に持ち込むためには、サイズの規定をクリアする必要があります。航空会社によっても違いますし、国内線か国際線かによっても違いがあります。

• 例）ANAの基準（国内線）
• ベビーカーを折りたたんだときのサイズ
• 35cm＋20cm＋45cm以内　3辺計100cm（100席未満）
• 40cm＋25cm＋55cm以内　3辺計115cm（100席以上）

注意点は、ベビーカーの他に機内に持ち込める荷物が座席下に収納できるサイズの荷物1点のみ、たとえば貴重品の入ったバッグひとつだけになることです。スーツケースや大きなリュックサック、お土産などは手荷物として預けなければなりません。

持っていきたいベビーカーがサイズオーバーで飛行機内に持ち込めない場合は、手荷物として搭乗前に手荷物カウンターで手続きをして預ける必要があります。ベビーカーに取り付けたおもちゃやアクセサリー等は外しておきましょう。料金はほとんどの航空会社が無料ですが、念のため確認はしておきましょう。

注意点は、ベビーカーも含め、預けた荷物は他のお客さまの荷物とともに収納されるため、ベビーカーが汚れたり傷ついたりする可能性が高いことです。保護するためにもベビーカーカバーを被せるのがおすすめです。また、同じベビーカーを持っている人もいますので、名札を付けるなどの対策をしましょう。運行中に破損した場合を考え、保険についても各航空会社に事前に確認しておきましょう。

ベビーカーを飛行機に乗せるための規定を見ていくと、機内に持ち込みできるベビーカーのサイズは、かなりコンパクトなものに限られてきます。

そのため手荷物として預けることになる可能性は高いです。無料で借りられる航空会社がほとんどで、搭乗口までベビーカーの貸し出しをしているところもあります。うまく利用して快適に空港内を移動したいです。ベビーカーを飛行機に乗せるための、代表的な11社の規定を紹介します。

飛行機内にベビーカーを持ち込めるといい点はこちらです。

• 飛行機に乗る寸前の搭乗口まで赤ちゃんをベビーカーに乗せて移動できる。
• 飛行機を降りるときも、すぐにベビーカーに乗せられるため、大人が動きやすく、預け入れ手荷物受取レーンで抱っこしたまま荷物を待たなくていい。
• この先の移動が電車やバスになってもコンパクトにたためるので邪魔にならず、気軽に持ち運べる。

もし、機内に持ち込めず、手荷物預けになっても、搭乗口までベビーカーを貸し出している航空会社もありますので、確認しましょう。

ベビーカーを選ぶときに重要なことは安全性です。一般財団法人 製品安全協会の定めた安全基準（SG基準）をクリアしたものかどうかで選ぶのも選択肢のひとつです。

内容は「折り畳み機構などに指をはさみこまない構造や各部の強度、耐久性を規定」について、「列車のドアに挟まれたときに検知されやすい構造であること」や「車輪のストッパについて」なども書かれています。

飛行機を降りてからも、公共交通機関を使って移動する場合、取り扱いのしやすさでベビーカーを選ぶのもひとつの選択肢です。

赤ちゃんを片手に抱っこして、片手でベビーカーを折りたたんだり開いたりすることも多くなります。より手軽にたたんだり開いたりできるものがいいです。特に大人1人での赤ちゃん連れの旅の場合は、取り扱いのしやすさは大事です。

ベビーカーにはA型とB型と大きく2つのタイプがあります。それぞれの代表的な特徴をあげます。

A型ベビーカー

• 生後0ヶ月〜3歳くらいまでの子どもが使用できる。
• リクライニング機能は150度以上まで倒せる。
• 大きくて重いため、機内持ち込みはできず、手荷物預けとなる。

B型ベビーカー

• 生後7ヶ月〜3歳くらいまでの子どもが使用できる。お座りができない小さな赤ちゃんには使用できない。
• 軽量でコンパクトに折りたたみ可能、機内持ち込みできるものもある。

空港ではベビーカーのレンタルサービスを利用できます。利用条件は搭乗手続きを終えた後、つまり自前のベビーカーを利用できないタイミングです。ANAの場合は搭乗手続き時に、JALの場合は空港到着後、係員にベビーカー利用希望の旨を伝えましょう。なお、事前予約は必要ありません。

赤ちゃんや幼児を連れての飛行機移動でベビーカーの他に何があると便利でしょうか。特におすすめの、あると便利なグッズ2点をご紹介します。

• フットレスト･･･飛行機の座席と前の座席との間に、座面とつながるように置いて、フルフラットにすることで、足をのばせたり、子どもが寝たいときにゆっくり横になることができます。離着陸時以外で使用可です。窓側か、中央列の中央席でないと、他の乗客の邪魔になるので注意しましょう。
• 防臭袋BOC（ボス）ストライプパッケージ）･･･子連れでは何かとゴミが出ます。特に赤ちゃんは使用済み紙おむつゴミの処分も必要です。この防臭袋は全く臭いを漏らさず、とても便利でおすすめです。

赤ちゃんと飛行機に乗るのが不安だと思う方は多いと思います。初めて乗るなら尚更不安に感じますよね。そこで飛行機内でよくある質問をご紹介いたしますのでぜひ参考にしてください。

赤ちゃんと機内に登場する際には、おむつ替えテーブルがあるのか気になりますよね。実のところ飛行機でウンチをする赤ちゃんも多く、一般的に一部の機体を除きおむつ替えテーブルは用意されています。

とはいえ、動いている機内でのおむつ交換は大変な面もあるため、搭乗前には一度おむつ交換をしておくのがおすすめです。また、ニオイの問題などもあるため、マナーとして使用済おむつを処理できるビニール袋を用意しておくなどして対応しましょう。

大人でも苦手な方もいる飛行機における耳抜き。赤ちゃんに耳抜きをさせるには、授乳や飲み物を与える方法があります。授乳するにはケープやカーディガンなどが必要です。とはいえ、狭い機内で授乳がしにくい場合もあるので、搭乗前にはミルクなどの準備をしておきましょう。

機内サービスとしてお湯の提供とともにミルクを作ってもらえる場合もありますが、ミルク粉や哺乳瓶は用意されていない場合がほとんどなので、準備はしておきましょう。

走行性・押し具合のよさが売りのメリオカーボン。人気のアイテムになりますが、メリオカーボンは機内持ち込みが可能なのでしょうか。結論からいいますと、メリオカーボンは高さがあるため機内持ち込みはできません。

機内持ち込みを考えているのであれば、別のシリーズや別のメーカーから探す必要があります。メーカーにこだわりがないのであれば、この記事で紹介しているおすすめ商品を再度確認してみてくださいね。

赤ちゃんと飛行機に搭乗する際は荷物の乗り入れも含めると手間を取って慌てる場面が多いですよね。そのような場合におすすめしたいのが、優先搭乗サービスです。赤ちゃんや幼児を連れていれば利用可能です。

なお、待ち時間が長くなる場合がある保安検査場においても赤ちゃん・幼児がいれば優先ゲートの対応となります。あらかじめ空港スタッフに声をかけておくと対応がスムーズです。

主に機内持ち込みできるベビーカーを紹介しました。手荷物預けになってもベビーカーを借りるなど、航空会社の子ども連れへのサービスをうまく利用してください。大人の人数や荷物の内容・旅の目的によって、最適なベビーカーを選んで赤ちゃんと一緒に快適な飛行機の旅をしましょう。