一人暮らし用の味噌おすすめ10選｜少量の小さいサイズ・チューブ・パック・小分けも

一人暮らしの方は、「味噌を買っても多くて使い切れない」「一人分を作るのが面倒」などの理由から、味噌の購入をためらっていませんか？一人暮らしの方には、一人暮らしに向いた味噌の選び方があります。

味噌は味噌汁を作るだけでなく、炒め料理や煮物など、さまざまな料理に活用できます。最近では一人暮らしでも使いやすい、小さいサイズ・少量パックやチューブタイプ・小分けタイプなど、使い切りサイズで容量や容器も豊富なラインナップがあり、コンビニでも販売されています。

この記事では、一人暮らし用の味噌の選び方やおすすめ商品をご紹介します。赤味噌・白味噌・合わせ味噌などの種類があるので、参考にして選んでください。

最近増えてきているのがチューブタイプの味噌です。量が少なめでスリムなボトルなので一人暮らしでも使いやすいサイズです。チューブタイプはマドラーやお玉などで味噌をすくわなくても、キャップを開けて注ぐだけの手軽さがメリットです。

おわんに乾燥タイプの具に味噌を入れてお湯を注げば、簡単にお味噌汁が作れます。お味噌汁以外にお料理の際にも使いやすい容器のタイプです。

スティックタイプは1人分の量を小分けにパックした味噌です。個包装で密封性があるため、いつでも新鮮な味噌が味わえます。チューブタイプと同じで、お玉などが必要なくパッケージをカットするだけで手軽に使えます。

料理初心者で、1人分のお味噌の量が分かりにくい方でも1パックの量が明確でわかりやすいです。

一番新しいタイプは顆粒タイプの味噌です。味噌を短時間でフリーズドライ加工してあるため、新鮮なまま風味を閉じ込めています。顆粒タイプのメリットは常温保存できる点です。長期間保存できるため、缶詰めタイプは防災用としても販売されています。

具材と顆粒タイプの味噌を入れてお湯を注げば、お味噌汁の完成です。

味噌の種類によるものの、定番のスーパー等で売られている赤味噌や合わせ味噌などは、大パックでも300円～500円くらいのお手頃価格で販売されています。一人暮らしで使いやすい使い切りパックなら、5食入りで100円くらいの安い値段の商品もあります。

こだわりの素材や製法で作られているものは、1,000円以上の高級品もあるので、好みに合わせて選びましょう。

「白味噌」は米麹によって作られた「米味噌」の一種で、甘い風味が特徴です。産地は近畿地方の各府県と岡山・広島・香川・山口となります。 地域によってはあまり使用しない場合もありますが、関西ではお正月のお雑煮の定番となっています。

米味噌の一種で、味噌の代表的な種類が「赤味噌」です。赤茶色で、味噌といえば赤味噌をイメージする方が多いですよね。白米と相性がいいので、日本の食卓によく並びます。甘口、辛口などの種類があり、食塩や麹の割合で甘さが異なります。赤味噌は種類が多いので、好みに合わせて選びましょう。

2種類以上の味噌をブレンドしたのが「合わせ味噌」です。使用する味噌の特徴を打ち消しますが、ブレンドするとよりコクと深みのある味わいが楽しめます。代表的な合わせ味噌は、赤だし味噌やさくら味噌、米味噌と麦味噌をブレンドした調合味噌などがあります。

味噌の種類は、くるみ味噌・もろみ味噌などその他にも種類はたくさんあります。産地から地域の名称が付いている味噌も多く、米味噌では北海道味噌・信州味噌・江戸味噌など。麦麹を使用した瀬戸内麦味噌・九州麦味噌・豆麹の東海豆味噌などが挙げられます。

毎日味噌汁を食べる方や味噌料理が好きな方は、常に自宅に味噌を置いておきたいですよね。ネット通販なら全国のいろいろな味噌をお取り寄せできますが、日々の食事用の味噌は近場で買えるものがおすすめです。

近所のスーパーやコンビニで販売している銘柄なら、切らしてしまったときも直ぐに買えるので安心です。

一人暮らしの方は、調味料を購入しても使い切れない場合が多いのではないでしょうか。味噌は比較的長持ちする食品ですが、消費期限内に使い切れる内容量がおすすめです。小さいサイズや少量パックのものを選びましょう。

ちなみに1杯あたりの味噌の使用量は、だし汁150〜200ccに大さじ1〜1杯半が目安です。2人分はだし汁300〜400ccに大さじ2〜3杯、4人分はだし汁600〜800ccに大さじ4〜6杯です。この目安をもとに自分に合った内容量の味噌を選んでください。

一人分の味噌汁のレシピをご紹介します。こちらは定番の豆腐となめこを使用していますが、好きな具材でアレンジしましょう。

【豆腐となめこの味噌汁】材料：一人分 

• 絹ごし豆腐　1/4丁（75g）
• なめこ　25g
• 水　1カップ
• ほんだし　小さじ1/3
• 味噌　大さじ3/4
• 三つ葉　適量

【作り方】

1. 豆腐を約1.5cmくらいの角切りに。なめこはザルで流水しぬめりをとる。三つ葉は1cm幅で切る。
2. 鍋に水とほんだしを入れて沸騰させ、なめこを加えて煮立て、豆腐を入れる。
3. おたまに味噌を入れて煮汁に混ぜながら溶かす。
4. お椀に入れて三つ葉をのせる。

味噌は未開封であれば常温保存が可能です。湿気のない場所で約2〜3ヶ月保存できます。冷蔵庫での保存期間は約1年と長く、基本は冷蔵保存がおすすめです。味噌は空気に触れると風味が落ちてしまうので、蓋はしっかり閉じて保存しましょう。また、冷凍保存も可能で約1年間保存できます。

味噌玉にして製氷皿で冷凍保存するのもおすすめです。味噌玉とは手作りで作るインスタント味噌汁のことです。お湯をかけるだけで簡単に味噌汁ができます。ネギ・みょうが・乾燥わかめ・いりごま・鰹節・昆布だしを混ぜ合わせて冷凍するだけで作れるのも魅力です。

一人暮らしの方は、一人分の味噌汁を作るのは面倒に感じてしまいますよね。一人暮らしの方には、お湯に溶かすだけで作れる、具材入りのフリーズドライの一食パックの味噌もおすすめです。他にも、カップタイプのインスタント味噌汁なら、洗い物の手間も省けて手軽に味噌汁が作れます。

味噌にはさまざまな種類があり、一人暮らしの方に向いた商品も豊富に揃っています。お気に入りの味噌を見つけて、味噌の味を楽しみましょう。