ヘイワの圧力鍋おすすめ5選｜玄米・白米の炊き方も！【マジックブラウン】

煮込み料理や普段の料理は作るのに時間がかかるので、なるべく短時間で済ませたい料理です。そんな方におすすめなのが、短時間で調理できる「ヘイワの圧力鍋」です。

圧力鍋は加圧をし高温を保ち、短時間で具材の中まで火を通せます。そのため、加圧後火を消してそのままにしておくだけで、料理が完成。またヘイワの圧力鍋は玄米も美味しく炊けるのが特徴で、いつもとは違ったご飯を楽しめます。

本記事では、魅力たっぷりのヘイワの圧力鍋の特徴や選び方・マジックブラウンやIH対応などのおすすめ商品をご紹介します。また、おすすめのヘイワの圧力鍋も紹介するので、圧力鍋に興味がある方や買い替えを検討している方はぜひ参考にしてください。圧力鍋の使い方や玄米・白米の炊き方も要チェックです。

ヘイワは株式会社鋳物屋が製造・販売する圧力鍋などのアルミニウム老舗メーカーです。1918年（大正7年）に軽銀製造所として創業しました。最初は東京で設立しましたが、戦禍を避け山形県へと拠点を移しました。圧力鍋だけでなく、暮らしを支えるさまざまな商品を販売しています。

圧力鍋はステンレス製が現在は主流になっていますが、ヘイワはアルミ製であるのが特徴です。アルミ製の方が軽量かつ熱伝導が高いので料理時間が短縮されます。一方で酸・アルカリに弱いので黒ずみなど汚れがつきやすいです。

ステンレス製はアルミ製よりも重く、熱伝導率が低いので焦げやすいですが、汚れはつきにくくなっています。ヘイワはアルミ製品を他にも取り扱うアルミニウムの専門であり、圧力鍋は必要な強度をしっかりと確保している製品であるのが特徴です。

ヘイワの圧力鍋はカレーなどの普段の料理だけでなく、玄米の調理に特化しているのも特徴です。加えて圧力鍋の中でも、炊飯を追求した圧力炊飯鍋も展開しています。

ヘイワの圧力鍋の種類によっては、おまかせ炊飯機能も搭載している商品もあるので、スイッチを入れて待つだけで炊けるようになっています。

ヘイワの圧力鍋は、厳しい基準に合格した製品のみ取り扱っています。圧力鍋は、使い方や種類によって爆発などの危険性があるので、SGマーク・PSCマークがある製品は安全性が高いです。

万が一圧力で壊れても、重大な事故にならないように鍋自体が変形し、圧力を逃す仕組みになっています。そのため、周囲への被害を最小限にできます。

圧力鍋は壊れたら買い換える場合が多いですが、ヘイワの場合部品を簡単に購入でき、価格も良心的なので長期間使えます。海外製品であれば、届くのに時間がかかったり、部品自体販売していないことが多いです。

ヘイワは、Amazonや公式HPから部品を簡単に購入できます。値段も1,000円前後で購入できるので、壊れたときも安心です。

PC60Aやマジックブランシリーズがあるおもり式は、鍋蓋上部の蒸気口についたおもりで、圧力を調整するタイプです。圧力がかかると、おもりが揺れて蒸気を逃し、圧力を調整しています。

蒸気が出る際にシューっと音が出るので、初心者の方にもわかりやすいタイプです。圧力がかかったときに火を弱める料理もあるので、加圧のタイミングがわかると使いやすいです。

スプリング式は圧力が上がってくると圧力表示ピンが上がり、圧力状態を確認して火力を弱められるタイプです。ピンの状態を見て行うので、蒸気音が出ず、静かに調理できます。そのため夜間の調理多い方や子どもがいる家庭には、スプリング式がおすすめです。

ただ音が出ないので、こまめにピンの状況を確認する必要があります。タイマーなどで時間を確認を工夫するのがおすすめです。

圧力鍋は、商品ごとに容量が異なります。どの容量を選ぶかは、普段何人分の料理を作るかで決めましょう。圧力鍋での調理の場合、1回にできる量は鍋の容量の2/3になるので、家族の人数+1Lが目安です。大きすぎても収納に困り、小さすぎても作るのが不便なので、よく考えてから購入を決めましょう。

【目安】

• 一人暮らし：2.5L
• 2〜4人用：3〜5.5L

作動圧力はメーカーだけでなく圧力鍋の種類によっても異なります。圧力値が高ければ高いほど、沸騰したときの鍋の中の温度が高温であり、加圧する時間の短縮ができます。ただ高すぎても危ないので家庭用の圧力鍋には150kPa以下の上限が決められています。

【圧力値】

• 高めの圧力：100kPa〜140kPa
• 一般的な圧力：70〜100kPa
• 低めの圧力：70kPa以下

ヘイワの圧力鍋の中でも人気の高いマジックブラウンシリーズはアルミ製品です。オールメタル対応の電磁調理器・ラジエントヒーターには対応していますが、基本的にはIHに対応していません。IH対応モデルを探す場合は、アルミニウム合金製のグラン・クリュなど、IH対応と明記されたモデルをチェックしてください。

ヘイワの圧力鍋のパッキンをなくしたり、劣化したりした場合は取扱店や公式サイトで注文しましょう。ヘイワの圧力鍋は部品だけの販売を行なっています。パッキンだけでなく、オモリ・調整装置・安全装置・取手などさまざまな部品が購入可能です。消耗部品が購入できるので、長く使用したい方にもヘイワの圧力鍋がおすすめです。

ヘイワの圧力鍋は、さまざまな料理作りはもちろん、玄米や白米を炊くのにも活用できます。ここでは、そんな白米・玄米を炊くときの手順・ポイントについてご紹介します。ぜひ参考にしてください。

玄米の炊き方の手順をご紹介します。水・時間などは柔らかさなどの好みに合わせて加減してください。

材料：4人分

• 玄米：2合
• 塩：1g
• 水：玄米の1.2～1.4倍程度

手順

1. 玄米を洗い、水をしっかり切る
2. 分量の塩・水・洗った玄米を圧力鍋に入れ弱火で30分程炊く
3. おもりが一定のリズムで動き出したら極弱火にして25～30分炊く
4. 数秒強火にし、火を消して10～15分程度蒸らす

白米の炊き方の手順をご紹介します。一般的な炊飯器で炊くのとは違い、水に浸しておく必要はありません。水加減や時間などは、お好みの炊きあがりに合わせて加減してください。

手順

1. 米を洗い、水をしっかり切る
2. 水・洗った米を圧力鍋に入れ弱火で30分程炊く
3. おもりが一定のリズムで動き出したら極弱火にして3～5分炊く
4. 火を消して10分程度蒸らす

圧力鍋でご飯を炊くなら、カムカム鍋を組み合わせて使うのもおすすめです。カムカム鍋とは、陶器製のフタのついた内鍋として使う容器です。圧力鍋の中にこのカムカム鍋を組み合わせて使うと、遠赤外線効果で芯までふっくらとしたおいしい玄米ごはんが炊けます。

すでに圧力鍋を持っている場合は、カムカム鍋だけを買い足して使えます。これから購入するなら、セット販売されているタイプもあるのでぜひチェックしてみてください。

圧力鍋は、普通の鍋とは違った使い方をします。加圧が始まると蓋が開かなくなるので、無理に開けようとすると事故の元になります。そのため、加圧が下がってから蓋を開けましょう。圧力鍋によっては、レシピや使い方・お米の炊き方がついてくる場合もあるので、必ず確認してください。

【圧力鍋使い方】

1. 具材を圧力鍋に入れる
2. 加圧が始まったら弱火に変更する
3. 時間まで加熱する
4. 加圧が下がったら完成

ヘイワの圧力鍋は、短時間で美味しい料理から炊飯まで、幅広く使いたい方におすすめです。容量や加圧方式はさまざまなので、用途に合うものを選びましょう。本記事を参考に、ぜひヘイワの圧力鍋で美味しく料理をしてみてください。こちらもあわせてご覧ください。