【最強】セイコー5の腕時計おすすめ16選｜日本製の見分け方は？逆輸入との違いも

セイコー（SEIKO）は日本が誇る時計メーカーです。日本初の腕時計・世界初のクオーツウオッチを製品化した歴史があり、世界的にも有名です。膨大な商品群の中でも腕時計が人気で、数多くのシリーズ・ラインナップを誇ります。

セイコーの腕時計は自動巻きで100万円超えの高級品がある一方で、安いものだと1万円台で購入可能です。低価格路線の中でも特にビジネス・カジュアルをはじめスポーツシーンなど幅広く対応できる腕時計として人気を博しているシリーズが、今回ご紹介する「セイコー5」です。

本記事では最強の腕時計セイコー5の選び方とおすすめ商品をご紹介します。日本製と逆輸入の違いと見分け方も解説するので、ぜひ商品選びの参考にしてください。

セイコー5とは、セイコーのラインナップにおける人気シリーズの1つです。セイコー5の誕生は1963年に遡り、機械式ムーブメントをはじめとする「5つの特徴」に基づいて名付けられました。

高品質を保ちながらも低価格路線を貫いており、相場はおおよそ1～2万円台程度とコスパ最強と言ってもいいほどです。日本だけでなく海外でも人気があり、販売エリアに合わせたデザインもリリースされています。なお、5つの特徴については詳しく後述します。

セイコー5のシリーズ名は5つの特徴に由来します。特徴の概要は下記の通りです。

1. 自動巻き機構
2. 防水機能（生活水 10気圧）
3. 1つ窓のデイデイト表示
4. 切れないゼンマイ（ダイヤフレックス）
5. 耐震装置（ダイヤショック）

なお商品は時代に合わせて設計・仕様が変更される場合があるため、セイコー5の特徴も時代によって少しずつ異なります。

文字盤は腕時計のメインパーツです。デザイン・機能の要であり、文字盤の大きさは印象を大きく左右します。文字盤の大きさはメンズが40mm前後、レディースは24～30mm程度が目安です。

セイコー5の文字盤は、比較的コンパクトなサイズが中心です。メンズは34～42.5mm程度、レディースは24～26mm程度の商品が多くラインナップされています。

セイコー5の腕時計のベルトに採用される素材はレザー・メタル・ラバー・ナイロンの4種類です。各素材の特徴を下表にまとめましたので、参考にお役立てください。

セイコー5の派生モデルに「セイコー5スポーツ」のラインナップがあります。セイコー5の基本設計をベースとしてスポーツ仕様にチューンナップしたもので、防水性・対気圧性などに優れているのが特徴です。

全体的に大ぶりで男っぽいデザインが多く基本的にはカジュアル向けですが、一部にはビジネスで使えるデザインも用意されているため、ぜひチェックしてみましょう。

セイコー5の腕時計には日本製と海外製があります。日本製の見分け方としては以下の2つのポイントを確認してください。

• 文字盤・スケルトン裏に“Made in Japan”の印字がある
• ベルトのバックル部分に“JAPAN”の刻印がある

なお、デイデイトの曜日表記がスペイン語・ローマ字のものは海外製です。国内モデル・海外モデルで品質に大きな違いはないとされていますが、もしも心配な場合は日本製を選びましょう。

セイコー5の腕時計はベルトの交換・カスタムが可能です。既製品の宿命として文字盤は気に入っているのにベルトがいま一つ・使用シーンにマッチしていないといった場合が考えられます。またベルトの寿命がきた場合にも交換が必要です。

上記のような場合は、ベルトを自分好みにカスタムしましょう。交換用のベルトを用意して腕時計修理店に依頼する場合は、おおよそ3,000～5,000円程度の工賃が必要です。故障のリスクを考えると、セルフで作業するよりも専門店に依頼する方がおすすめです。

セイコー5の腕時計を日常的に手入れするには下表の要領がおすすめです。参考にお役立てください。

「逆輸入って実はよくわからない」とお考えの方も多いですよね。日本から輸出した製品を再度輸入するのが逆輸入。また、海外で生産された日本メーカーの製品を輸入するのも逆輸入となります。ちょっとわかりにくいですが、要するに日本製品を海外から持ち込めば逆輸入です。

わざわざ逆輸入するとコストがかかりそうですが、実は逆輸入ならではのメリットもあります。製造コストが低く、さらに円高だと価格が安くなるケースが多い点や、国内モデルとは異なるレアでユニークなデザインが手に入るのもポイントです。

また、逆輸入の中にも正規輸入品と並行輸入品があり、正規代理店の保証・サポートを受けられるか・低価格で販売されているかの違いがあります。並行輸入品の場合は、保証・サポートを受けられない場合が多いです。

セイコー5はセイコーの腕時計の中でも気軽に扱える点に大きな魅力があります。スポーツタイプなら、いっそう堅牢で安心感抜群です。本記事を参考に、ぜひセイコー5の腕時計を身に着けて出掛けましょう。こちらもあわせてご覧ください。