インスタントアイスコーヒーのおすすめ20選｜酸味の少ないものから水で溶けるタイプまで

コーヒーにこだわりを持つ方はとても多く、コーヒーショップやコーヒー豆専門店も街中でよく見かけます。今では、多数のコーヒーメーカーが出ており、自宅でも美味しいドリップコーヒーが飲めます。

一方、手軽に飲めるインスタントコーヒーも種類が豊富です。最近では、インスタントコーヒーの品質も向上しており、インスタントコーヒーの方が美味しいと感じる人がいるほどです。インスタントコーヒーは、ホットでもアイスでも簡単に美味しく飲めます。

今回は、スプレードライとフリーズドライのインスタントアイスコーヒーのおすすめ20選をご紹介します。選び方や美味しい作り方もご紹介していますので、ぜひご覧ください。

コーヒーには、ドリップとインスタントの2種類あります。それぞれの違いを、メリットとデメリットを含めてご紹介します。

ドリップコーヒーとは、挽いたコーヒー豆をフィルターに入れ、お湯を少しずつ注ぎながら入れるコーヒーです。フィルターの種類によって、ドリップのタイプも異なります。

• ペーパードリップ（紙のフィルタ）ースッキリとした味わい
• ゴールドドリップ（金属でコーティングされたフィルタ）ーコーヒー本来の風味を楽しめる
• ネルドリップ（布のフィルタ）ーまったりとした味わい

ドリップコーヒーは、抽出や後片付けに手間がかかりますが、本格的なコーヒーの味が楽しめます。

インスタントコーヒーは、コーヒー豆から抽出した液を乾燥させて粉末にしたものです。粉末の製法によって3種類に分けられます。

• スプレードライ製法ー牛乳や冷たい水に溶けやすい
• フリーズドライ製法ー熱を加えずに乾燥させるため香りがたつ
• アグロマート製法ーアイスコーヒーにおすすめ（お湯では溶けづらい）

ドリップコーヒーよりも香りが少なく、味が劣ってしまうものが多いです。しかし、経済的で簡単にコーヒーが作れます。インスタントコーヒーも、作り方次第でとても美味しくなります。

インスタントコーヒーは、1899年に日本の科学者加藤博士によって発明されました。第二次世界大戦後に急速に普及したと言われています。別名「ソリュブルコーヒー」とも言われています。インスタントコーヒーの味の特徴は、ドリップコーヒーと比べると香りが少ないことです。

アイスコーヒーは、苦味を感じにくく、酸味を感じやすいです。インスタントのアイスコーヒーは、深煎りタイプにするとアイスでも香りをしっかり感じられます。

アイスコーヒーをインスタントで作る場合は、溶けやすいタイプを選びます。さらに、アイスコーヒーの特徴を考えて深煎りタイプがおすすめです。インスタントのメリットであるコスパのチェックも行いましょう。

アイスコーヒーには溶けやすいタイプがおすすめです。インスタントコーヒーは、製法の違いで3種類あります。スプレードライ製法は、フリーズドライ製法よりも粒子が細かいため溶けやすいです。さらに、アグロマート製法はお湯ではダマで残りやすく、牛乳や冷たい水の方が溶けやすい特徴があります。

インスタントアイスコーヒーには、溶けやすいスプレードライ製法・アグロマート製法がおすすめです。フリーズドライ製法は香りが立つため、味にこだわる方におすすめです。

インスタントアイスコーヒーは、酸味を感じにくい深煎りタイプを選ぶのがおすすめです。インスタントコーヒーは、手軽ですがどうしても香りが少なくなります。人間の味覚は、冷たいものに対して苦味を感じにくく、酸味を感じやすいです。

浅煎りタイプだと、アイスコーヒーにすると酸味が強くなります。インスタントコーヒーは、深煎りタイプにすると酸味も少なくインスタントでも香りをしっかり感じられます。

インスタントコーヒーは、コスパも比較して選びましょう。ドリップコーヒーと比べてコスパがいいのが魅力です。インスタントコーヒーの中でも、メーカーや製法によって価格が異なります。内容量なども確認してコスパをチェックしましょう。

インスタントでアイスコーヒーを作る時は、できるだけ急冷すると濁りにくいです。濁る原因は、コーヒーに含まれる「タンニン」が原因です。タンニンは、コーヒーの渋味のもとになっています。コーヒーは冷やす時には、カフェインとタンニンがクリームダウン現象（結果として濁って見える）を起こします。

ゆっくり冷やすと、現象が多く発生して濁りやすくなりますが、急冷すると現象を抑えられます。アイスコーヒー作りは、短時間で完成させましょう。

おうちでも美味しく飲める、インスタントアイスコーヒーの作り方をご紹介します。インスタントコーヒーのタイプは、瓶に入っている粉末タイプと個包装されているスティックタイプの2種類です。作り置きする場合のポイントも参考にしてください。

インスタントコーヒーの粉末タイプは、適量を自分で入れるため、分量がポイントになってきます。ブラック・アイスカフェオレ・アイスカフェモカの作り方をご紹介します。

ブラックの作り方です。

1. ティースプーン山盛り1杯をグラスに入れる
2. 後に氷を入れる場合を考え、お湯を少なめに（約90ml）コーヒーが溶ける程度入れてよくかき混ぜる
3. 氷を適量加えてさらにかき混ぜる

氷をかき混ぜる時は、濁らないように手早くかき混ぜましょう。

アイスカフェオレの作り方です。

1. ティースプーン山盛り1杯を少なめの溶ける程度のお湯を入れて溶いておく（別のカップで）
2. 先に氷を適量入れてから牛乳をお好みの量入れる
3. コーヒーを入れる前にストローを挿しゆっくりと1を注ぐ

コーヒーを注ぐ前にストローを挿しておくと、キレイな2層になりおしゃれです。

カフェオレとカフェモカの違いは、チョコレートを入れるか入れないかの違いになります。

1. ティースプーン山盛り1杯のコーヒーをグラスに入れ、溶ける程度のお湯を注ぎよくかき混ぜる
2. チョコレートソースを入れて混ぜ合わせる
3. 牛乳を入れ、混ぜた後に氷を入れて混ぜて冷やす
4. ストローを挿し、お好みでホイップクリームを乗せる
5. トッピングとしてさらにチョコレートソースをかける

工程3を手早く行うことで、冷やす工程での味の劣化を防げます。

スティックタイプのインスタントアイスコーヒーの作り方は、とても簡単です。

1. グラスにスティック1本を入れる
2. コーヒーが溶ける程度のお湯を注いでよくかき混ぜる
3. 適量の氷を入れて冷やす

スティックタイプは、注ぐだけでいろいろなコーヒーが楽しめます。

インスタントアイスコーヒーを作り置きする場合は、いくつかのポイントがあります。

• 賞味期限内に飲み切る
• 酸化を防いだ入れ方にする

作り置きしたアイスコーヒーの賞味期限は、48時間が目安です。冷蔵庫で保存しましょう。酸化を防ぐには、手早く冷やすことが重要です。作り置きでも美味しく楽しめるようにポイントを守りましょう。

猛暑には体を冷やしてくれるコーヒーアイスがおすすめです。コーヒーアイスは市販のものでも美味しいですが、おうちでもインスタントコーヒーを使って作れます。

1. 卵黄を入れたボウルにインスタントコーヒー・ココアパウダー・スキムミルク（水に溶けやすく加工された脱脂粉乳）を加え、なめらかになるまで混ぜる
2. 生クリームはツノが立つまで泡立てる
3. 2に1と卵白を加えて混ぜ合わせる
4. 保存容器に移し、冷凍庫に入れ固まるまで待つ

苦味と甘味のバランスの取れた大人味のアイスクリームです。

インスタントアイスコーヒーを持ち歩くには、水出しコーヒーがおすすめです。水出しコーヒーは、水出し用のインスタントコーヒーを購入し、持ち運ぶ水筒などに浸せば簡単に作れます。味は、今までご紹介している冷やして作るアイスコーヒーと比べてまろやかで飲みやすいです。

水筒で持ち歩く時は、衛生面に気をつけましょう。コーヒーを持ち運びにおすすめの水筒は、カファコーヒーボトル・カファコーヒータンブラーなどがおすすめです。

年々暑くなり、熱中症対策が当たり前になるほどです。この暑い夏を少しても快適に過ごせるよう、自宅でも美味しいアイスコーヒーを楽しんで乗り越えましょう。