グランドシートの代用品おすすめ4選｜テントの下に敷くシートはダイソーで買える？

グランドシートはキャンプや登山でテントの下に敷くシートです。テントの底が汚れたり濡れたりするのを防ぎ、荷物置き場としても利用できます。熱中症対策として日除けにも使えるため、多くの方が使用しています。

グランドシートはさまざまな店舗で販売されていますが、ブルーシートなどを代用して使えるのはご存知ですか？100均で購入できるものでも代用でき、コストを大幅に抑えられます。しかし、初心者にはどんなものが代用に使えるのか分からず迷ってしまいますよね。

そこで今回は、レジャーシートなどのグランドシートの代用アイテムを紹介します。ダイソーなどの100均やホームセンターで手に入るものや、自作方法なども必見です。本記事を読んで、グランドシートの代用アイテムをぜひ活用してください。

グランドシートはテントに付く傷や汚れを防いでくれる効果があります。テントを設置する場所には石や小枝などの障害物が落ちている場合が多いです。そのままテントを設営すると、テントが破れる恐れがあるためおすすめしません。

また、テントの設営場所は土や砂などで汚れています。グランドシートを敷いていないと、テントの底が汚れてしまってメンテナンスに苦労します。テントを傷や汚れから守るためにも、グランドシートは用意しましょう。

キャンプ場では突然雨が降る時があり、事前の雨対策が必須です。グランドシートを敷いていればテントの底から水が浸透するのを防いでくれます。

また、地面の湿った場所や冬のシーズンなどは結露が出やすくなります。外との温度差が激しいとテント内でも結露が発生するため、雨でなくてもテント内が濡れてしまいます。雨と結露の両方を防ぐためにもグランドシートは必須です。

グランドシートはテントを守るだけでなく、荷物置きや作業スペースとしても使えます。キャンプでは必要なものが多いため、荷物置き場が必須です。地面に直接置くと土や砂で汚れるため、グランドシートの上に置くのがおすすめです。

また、下に敷くだけでなく上に広げての利用もできます。キャンプ場では外で食事をしたり休憩する機会が多いです。夏のシーズンなどは熱中症になりやすいため、グランドシートを上に広げて日除けなどに活用しましょう。

• 荷物置き場
• 調理時や荷物を整理する際の作業スペース
• 食事をする時の日除け

ブルーシートには#2000や#3000などの厚さを表す数値があります。数値が大きいものほど厚手であり、グランドシートの代用に使うなら#3000以上の厚いものがおすすめです。耐久性が高くて破れにくいため、代用として役立ちます。

また、サイズはインナーテントと同じものを選びましょう。サイズが小さすぎるとテントを傷や汚れから守れません。逆に大きすぎると、ブルーシートの準備と片付けに苦労します。使用しているテントのサイズを確認して合わせましょう。

ブルーシートだと色が目立ちすぎて使いづらいと考える方も多いです。シルバーシートは比較的目立たない灰色であり、グランドシートの代用にも使えます。ブルーシートより若干生地が薄いものもありますが、代用としては十分に役立ちます。

シルバーシートもブルーシートと同様に生地の厚みが数値で分かります。シルバーシートも#3000の厚手のものを購入すれば安心です。目立ちすぎて周囲の目が気になる方は、シルバーシートを代用しましょう。

ブルーシートやシルバーシートよりもさらに厚みがあるのがグリーンシートです。厚みがあるぶん非常に丈夫であり、グランドシートの代用として役立ちます。サイズによって異なりますが、価格も500～1,000円と安いです。

大きいサイズなら2.7ｍ×3.6ｍのものがあり、ファミリータイプのテントに向いています。厚みが#3000のものは重量は約3kgと少々重いですが、ブルーシートやグランドシートよりも厚みがあるため信頼度も高いです。

ダイソーなどの100均で販売されているレジャーシートも、グランドシートの代用に使えます。厚みのあるレジャーシートも揃っていますが、1枚だとテントのサイズに足りないものが大半です。そのため、テントのサイズに合うよう複数購入する必要があります。

また、小さいものを並べて使用すると隙間ができてしまう恐れがあります。ブルーシートなどの他の代用品と比較すると、どうしても劣る部分が出てきます。レジャーシートは、ほかの代用品よりも低価格でコストを抑えたい人向けです。

グランドシートは自作もできます。ブルーシートとタイベックの2種類の素材の作り方をご紹介します。

ブルーシートを使用したグランドシートの自作方法を紹介します。

【材料】

• ブルーシート
• カッター
• ハトメ12mm
• 両面テープ
• マジック
• メジャー

【手順】

1. ブルーシートの上にインナーテントを敷いて採寸する
2. ブルーシートにマジックで下書き
3. 下書き通りにカット
4. カットした断面に両面テープをはってシートを折り返す（ほつれ処理）
5. ハトメ金具を通す
6. ハトメ工具でハンドルをしっかりと握る

タイベックとは、軽量で頑丈なポリエチレン素材で防水透湿性に優れているため、グランドシートに適した素材です。タイベックを使用した自作方法をご紹介します。

【材料】

• タイベック
• カッター
• ハトメ
• ミシン
• マジック
• メジャー
• 補強用の生地

【手順】

1. 仕上がりがテントのボトムより10cmほど短くなるように測る
2. 縫い代を含めたサイズでカット
3. 縫い代で折り曲げてミシンで直線縫い
4. 四角のハトメをつける部分に補強用の生地を縫い付ける
5. ハトメを取り付ける

ワークマンには残念ながらグランドシートは現在のところ販売していません。ワークマンのシートは、テントの下に敷くものではなく、レジャーシートや焚き火の際に使えるシートです。

ワークマンのパラフィン帆布フィールドシートは、パラフィン加工されているため水を弾きます。4個のハトメ付きなのでペグで打ち込めば、風のあるアウトドアでもシートは飛ばされません。耐久性が高いため、長く愛用できるシートです。

耐熱性のあるシートなら、焚火グランドシートです。グラスファイバー素材でテーブルや芝生などを傷める焚き火台の熱・火の粉などを防ぎます。ハトメ付きで固定もでき、折り畳めば鍋敷きとしても使えます。折り畳めばコンパクトになり、持ち運びも楽ちんです。

グランドシートはキャンプ場で快適に過ごすための便利なアイテムです。価格が高くて手が出せない人でも、代用のものを使えばグランドシート同様の効果が期待できます。グランドシートの代用を使ってキャンプを快適に過ごしましょう！