【2023年版】紫陽花柄の浴衣おすすめ13選！紫陽花柄の意味も紹介！子ども用も｜口コミ付

花火大会・お祭り・夕涼みなど、夏の涼を彩ってくれる浴衣。着るのも見るのも心が華やぎます。そんな浴衣ですが、モチーフとなっている柄も多く展開されていて選ぶときにはつい目移りをして迷ってしまいます。

そこで今回は、浴衣の柄の中でも人気の高い「紫陽花」柄に注目してみました。紫陽花柄といっても、その中でもまた色合いの違いなどさまざまなタイプが発売されています。そこでお手頃な安いタイプから、ちょっと奮発した高いものまでおすすめをご紹介します。

さらに、浴衣の選び方やお子さまにもピッタリのもの、着こなしのポイントなど、お気に入りの紫陽花浴衣をより美しく着る情報を集めました。ぜひ浴衣でおでかけの際のご参考にしてくださいね。

紫陽花は花びらがひとつに集まって咲く姿から、その花言葉は「仲良し」「和気あいあい」です。また、雨が多い梅雨の時期にその気候に負けず美しい花を咲かせることから「辛抱強い愛情」という意味も含まれています。

そして色によっても花言葉があり「青＝辛抱強い」「ピンク＝元気な女性」「白＝寛容」となっています。紫陽花の浴衣を選ぶ際には、花言葉の意味から選んでみるのも素敵です。

浴衣のサイズは「身丈（みたけ）」と「裄丈（ゆきたけ）」で決まります。「身丈」は浴衣の襟を省いた全体の縦の長さで、身丈＝身長が最も適したサイズです。「身丈」は着付け時に腰部分で布を調整する「おはしょり」がありますので自分の身長＋10cm程度であれば問題ないサイズです。

「裄丈」は浴衣の背中の中心線から袖の端の長さです。自分の首のつけ根から手のくるぶしまでを測りましょう。この部分は着付けで調整がきかないため、「身丈」より「裄丈」を重視したほうがより適切サイズになります。

紺色は大人っぽいイメージを演出してくれます。もとの色味はシンプルですが、そこに紫陽花の華やかさが加わって大人かわいい印象に。大人の女性も綺麗に着こなせる、年代を問わず幅広い層に人気のベース色です。

個性を出したい場合は、帯を明るい色にしたり、帯締めを2色使いやチャーム付きにしたりと遊び心をプラスするとより楽しめます。

水色は涼しげな印象を与えてくれます。まさに暑い季節に着る人気色になっています。紫陽花部分にビビットな色を選ぶと明るく元気なイメージになり、また落ち着いた色でまとめると女性らしいかわいい印象に見えます。

浴衣自体の柄が目立つので、帯は同系色の濃いめでまとめ、飾り付きの帯締めを使うとより華やかな印象になります。

ピンクはまさにかわいらしいの代表で華やかな色合いです。ベースカラーが明るいので、帯にもひとくせ入れると現代アレンジふうにもなり遊び心が出せます。こちらのように、ピンクと反対色の青を取り入れると帯自体も映えて華やかさが増しますね。

浴衣の色が明るい分、小物をシンプルめな色合いにしてみると全体的に引き締まります。

白は上品さを演出してくれます。また、柄となる紫陽花の色によってはクールにもかわいくもなる変幻自在のベースカラーです。紫陽花の色を単色でまとめてレトロな雰囲気にもなれますし、複数の色を織り交ぜて華やかな雰囲気にもなれます。

帯もさまざまな色とあわせられて、涼しげならブルー系、夏らしさなら赤と多彩なコーディネートを楽しめます。

元気な子どもには明るいカラーがよく映えます。原色系はもちろん、パステル系のベースカラーにも、明るい紫陽花の柄を入れると一気に華やかになります。子どもよく動き回るので、帯はマジックテープなどで簡単に着付け直しができると便利です。

また、ドレス型の浴衣など新しい形の浴衣も発売されています。子どもに好きなカラーを選んでもらい、お気に入りの1着を決めましょう。

浴衣は着心地も大切です。自分にあった素材をみつけましょう。浴衣の素材は主に以下の3つになります。まず「綿」はやわらかい肌ざわりで加工しやすい素材です。色鮮やかな染色やデザイン性にも富んでいます。

「麻」は通気性がよく、暑い時期に着る浴衣にぴったりです。色合いが少し黄色がかっており、ナチュラルな印象です。「ポリエステル」は綿や麻よりしわになりにくく扱いやすい素材です。また耐久性もあるので洗濯機でも洗濯ができます。安価な商品も多いのが特徴です。

浴衣初心者さんは、浴衣の柄と帯の色の組み合わせなどにも悩んでしまいます。そういった場合はセットでの購入がおすすめです。浴衣や帯はもちろん下駄や小物もそろって販売されているので、組み合わせの失敗がありません。

また、帯も自分で作るのはなかなか難しい作業です。そこで今はワンタッチ帯が主流になっています。体に巻く部分はマジックテープで止め、造り帯の部分は、すでに組まれているものを背面に装着するのみの簡単仕様です。まずはこうした便利アイテムを使いながら、浴衣を楽しみましょう。

子どもに浴衣を着せたいけど、着付けが難しい・着崩れが心配…そう思っている方はセパレートタイプがおすすめです。ワンピースの上に上衣を羽織るだけなので、動き回っても着崩れの心配はなく簡単に本格的な着付けに仕上がります。

お手洗いもセパレート浴衣だと行きやすいので安心です。着付けで無理に締め付けないため、子どもたちも窮屈な思いをせず自由に動き回れます。ワンピース部分は普段着としても使えるため、一石二鳥な仕様です。

自分にピッタリ合った浴衣にこだわりたい方は反物から仕立てるのがおすすめです。呉服屋さんに行って仕立ができるのはもちろんですが、今では通販でも細かいヒアリングで、仕立ててくれるお店があります。

できあがりに少し時間がかかるのと、市販されている商品より価格はお高めになりますが、とくにお気に入りを長く着ていきたい方は、仕立てをぜひお試しください。

浴衣の着付けで大切なのは、浴衣用の下着です。そこで浴衣と同時に購入するべきなのが、浴衣スリップです。以下のように1,000～2,000円程でセット販売されているので、そちらを購入すると初心者さんでも使用方法がわかりやすいです。

また、下着の上に胸の下から腰までを平らにするイメージでタオルを巻きつけると、帯の食い込みを防ぐと同時に、浴衣の形を整え、さらに汗を吸い取り快適にしてくれる効果もあります。

着付けのポイントでおさえておきたい点は「衿抜き（衣紋抜き）」と「おはしょり」です。衿抜きはとは着物のえりを胸で合わせたところを指します。ここの形を最初に決めてアンダーバストに締める腰紐で、バストから上をしっかり固定しましょう。衿芯を入れるのもおすすめです。

その後、おはしょりは下の線をできるだけ真っ直ぐに整えましょう。おはしょりの長さは短い部分に揃えて、余った部分は伊達締めで押さえると綺麗に整います。

浴衣にプラスをして個性を出したいなら、まずは帯に注目しましょう。帯の作り方ひとつにしてもたくさんの種類があります。最初は自身で作るのは大変かもしれませんが、帯の形が幅広くなると、おしゃれ度合いもグッとアップします。もちろん作られた帯をいくつかそろえてもOKです。

また、帯ひもや帯どめをプラスするのも素敵なアレンジです。ほかには、うちわや扇子・足袋などの浴衣にあう夏小物を取り入れると、さらに浴衣を素敵に彩れます。

いかがでしたでしょうか。紫陽花柄の浴衣は、愛らしさと可憐さがあり幅広い層に人気があります。同じ紫陽花でも色味や柄の形もさまざまで、小物とのアレンジもしやすい万能柄です。今年はぜひ、人気の紫陽花柄の浴衣でおしゃれに出掛けてみませんか？こちらもあわせてご覧ください。