【最強】日帰り登山におすすめのザック5選！グレゴリーなどの人気メーカーもご紹介！

初めての登山を行うなら、取り扱いやすいザックを選びたいですよね。そんな方におすすめなのが、日帰り登山用のザックです。クライミング用ザックに比べて高さが低いので、一般的なリュックと同じような感覚で使えます。

日帰り旅行を行うなら、30L程度の容量が推奨される場合が多いですが、登山で使うと意外と中身が埋まりきらないんです。さまざまなサイズの製品が存在するので、登山用ザックを初めて選ぶ方は、どの製品を選んだらいいか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、登山用ザックの特徴について説明した上で、各用途に合った容量の選び方を詳しく解説します。人気メーカーのおすすめ商品も紹介するので、ザック選びで迷っている方は参考にしてみてください。

日帰り登山用ザックは、装備の出し入れを行うためのポケットが充実していて、リュックサックのような外観をしています。しかし、一般的なリュックと異なり、ウエスト・チェストベルトが付いているので、重い荷物を長時間運んでも疲れにくいです。

ザックによって背面の構造が異なり、通気性を高めるために、荷室と背中の間にスペースがあるものも存在します。簡単に水分補給を行えるように、ハイドレーションと呼ばれる吸水システムが内蔵されているものもあります。

クライミング用のザックは、肩が動きやすくなるように、荷室の幅が狭く作られているのが特徴です。日帰り登山用ザックと異なり、ポケット等の収納機能が最低限に抑えられている上に、荷室の仕切りがない製品が多いです。

登山向けのバックパックには、耐久性に優れたアルパインザックと、非常に軽量なULザックがあります。登山用ザックに比べて、パッドが薄く作られているので、登山初心者には使いこなすのが難しいです。

調理器具やレインウェアをコンパクトに収納すれば、20～25L程度に収まる場合が多いです。そのため、分厚い防寒着がいらない、春から秋の日帰り登山で使う場合は、容量が15～25L程度の小型ザックがおすすめです。

容量が30～40Lのザックは、ポケットや吸水システム等の登山用の機能が充実していて、分厚い防寒着も入れられます。そのため、厚手の服が必要な冬場の日帰り登山や、小屋泊・ハンモック泊用のザックとしておすすめです。

45L以上の容量を持つザックは、シュラフ・タープ等の大型のアウトドア用品も楽に入れられるので、テント泊に最適です。本格的なキャンプ生活を楽しみたい方は、容量の多いなザックも用意しておきましょう。

腰（骨盤の一番上）から首の根元までの長さと、リュックの背面長を合わせれば、快適に荷物を背負えます。登山用のザックを初めて購入する方は、背面長を調節できる機能が付いたモデルがおすすめです。

一般的なユニセックスの登山用ザックは、体の大きな人でも付けられるように、男性向けに設計されている製品が多いです。身長や胸のサイズによっては、背負いにくい場合があるため、女性はレディースモデルの製品を選びましょう。

外側にポケットが搭載されていれば、スマホ・ペットボトル・レインコート等の、小物を素早く取り出せます。使い勝手のいいザックを求めている方は、バックパックの側面と背面に、3個以上のポケットが付いた製品がおすすめです。

内側にポケットが付いている製品であれば、汚れたものや濡れた衣服も安全に収納できます。フロントアクセスが付いたモデルであれば、快適に荷物の出し入れを行えるので、荷室の開閉方法もチェックしましょう。

21世紀に入ってから、アドベンチャーレース等のスポーツで速く動けるように、ウルトラライトな軽量ザックが作られました。クッションが少ないので登山初心者には取り扱いにくいものの、200～300gと非常に軽量なのが特徴です。

耐荷重が小さく設計されているので、ザック内の荷物も軽くしないと、バックパックに過剰な負荷がかかります。キャンプ泊を行わなければ荷物を少なくできるので、軽量な日帰り用ザックを探している方にはおすすめです。

日常生活でも使えるバックパックで有名なグレゴリーは、装着感に優れたザックを多数販売しています。容量のラインナップが28L～100Lと幅広いので、日帰り登山から本格的な雪山登山まで利用可能です。

各モデルで男性向け・女性向けに分けられて設計されているので、レディースモデルの製品を求めている方におすすめです。人間工学に基づいて、ベルトが取り付けられているため、ハイキングや登山でも快適に使えます。

アメリカの大手登山用バックパックメーカーである、オスプレーはポケット等の収納機能が充実したザックを販売しています。柔らかい素材でできていて、表示収納量以上に荷物が入るので、コンパクトで大容量なザックを求めている方におすすめです。

大人気モデルのケストレルでは、背面長を自由に調整できるため、幅広い体型の人にフィットします。ザックの側面にあるストラップに、トレッキングポールを固定できるのも魅力的です。

ドイターのバックパックは、堅牢性に優れていて、長時間荷物を持ち運んでも疲れにくいのが特徴です。背面と荷室の部分にすき間ができるように作られていて、通気性が抜群なため、熱い夏場でも快適に使えます。

人間工学に基づいて設計されていて、フィット感にも優れているので、付け心地がいいザックを求めている方におすすめです。大容量のハイドレーションシステムや、ヘルメットホルダーが搭載されているので、サイクリング用のザックとしても使えます。

スイス発の登山用品ブランドである、マムートの登山用ザックは、背が高く体が振られにくく作られています。他のメーカーに比べてポケットの数は少ないものの、アルパインクライミングに最適化されているので、冬山登山を行う方におすすめです。

クッション性は抑えられているものの、コンパクトかつ軽量なため、素早く動けます。雪山登攀に欠かせないピッケルやアイゼンも収納できるので、クライミング用のザックとして使えるのもメリットです。

冬山の登山を行う場合は、防寒着・ピッケル・アイゼン等のアイテムが必要になるので、夏に比べて必要な容量が多くなります。日帰り用の雪山登山用ザックを選ぶ場合は、容量が35～40Lの大きめサイズの製品がおすすめです。

雪山で使う場合は、雪が侵入しづらく耐久性に優れた、アルパイン用のザックの方が向いています。通常の登山用ザックでよく使われるメッシュ生地は、雪が溶けて浸水してしまうので、防水生地でできたものを選びましょう。

荷物を正しく収納しないと、コンパクトに収納できなかったり、ザックが揺れて快適に持ち運べなくなります。ここでは、パッキングのコツについて詳しく解説するので、登山初心者の方は必ずチェックしておきましょう。

パッキングの手順

• 下側の部分には使用頻度の低い予備の衣服を入れる
• 中間部分に重みのあるキャンプ用品や食料・ガス類を入れてバランスを整える
• 荷物を取り出しやすい上側にはレインコート・防寒着を入れる
• 側面には使用機会の多いスマホ・カメラやペットボトル等を収納する

日帰り用の登山用ザックには、さまざまな製品が存在するので、自分に合った製品を選べるようにする必要があります。日帰り登山用ザックの選び方について理解した上で、お気に入りの製品を選んで、楽しく快適に登山を行えるようにしましょう。