マジックハンドのおすすめ10選｜狭い・高い場所や腰の負担軽減に

狭いところや手を伸ばしても届かない場所にあるものをつかんだり、身体が不自由な方やご高齢の方にも便利なアイテムのひとつなのがマジックハンドです。どんな場所にある何をつかみたいのかによって、選ぶ基準も異なります。

「届く」の意味である「リーチ」からリーチャーとも呼ばれている商品で、自分の代わりに狭くて届かない場所に落ちてしまったものを拾ってくれたり、人間の手のように動いてくれるお助けマンです。

マジックハンドはどこで購入したらいいのか、どんな選び方をしたらいいのか迷ってしまいます。この記事では、そんな疑問にお答えする選び方の基準の解説とともに、おすすめの商品を紹介していきますので、最後までご覧ください。

マジックハンドの用途は、子どものおもちゃとして遊ぶ道具でもありますし、介護の場面でも活躍しています。更に、握力が弱い方でも自分の代わりに人間の手の動きをしてくれる『もう1つの手』として、便利に使えるお助けアイテムです。

手が届かない場所や狭いところに落としてしまったものを、拾いたい時などのサポートとして活用されています。たとえば、天井の電球を交換したいときに使える電球交換用のマジックハンドもあります。

回転するグリップのタイプから伸縮可能なタイプ、そして暗い場所でも使う事ができるLEDライト付きのものなど、あらゆるタイプがあり種類も豊富です。

マジックハンドの購入場所として代表的なのは、ホームセンターと通販です。ニトリやコーナンなどであれば、自宅から近い店舗で見つけられます。実際に使い心地を確認しながら購入できるので、失敗も少ないです。

100均の商品でも日常生活で活用できるものが見つけられます。手軽に手に入れられる価格帯なので、試してみるには最適です。しかし、操作してるときに開閉音がガチャガチャとうるさかったり、壊れやすいデメリットもありますので、用途に合わせた選び方をしてください。

通販でじっくり探すのもいい方法です。幅広い商品数の中から自分に適した商品を検索して比較しながら選べますし、口コミのチェックも忘れずに確認しておくと安心です。

紙やティッシュペーパーなどの薄いものを取りたいときや、プラスチックなど滑りやすいものをつかむ場合には、先端にゴムのような滑り止めがついているものがおすすめです。しっかりとキャッチしてくれるので、便利に使えます。

ゴムの部分に凹凸がついていたり、吸盤がついているタイプなら更につかみやすくなりますので活用できる場面が多くなります。

マジックハンドの先端に磁石がついているタイプもあります。これは、クリップやねじなどの金属製のものをつかむときに活躍してくれます。狭いところに落とした小さなものを磁力の力でキャッチしてもらえるので、便利に使えます。

磁石が先端ではなく、グリップの部分についているものもありますので、好みと使いやすさで選ぶようにしてください。

マジックハンドの先端部にフックがついているタイプの場合、ものをつかむといった使い方だけではなく、目的のものにひっかけて自分の近くまでたぐり寄せられます。たとえば、タオルや衣類といった布製のものに適しています。

ハンガーにかけた衣類をフックにひっかけて手元まで持ってきたり、洗濯ものを取り込む場合などに活躍します。

マジックハンドのグリップが握りやすい形状になっているのかは、選ぶときの重要なポイントになります。ほとんどのマジックハンドは、引き金式を採用しているので幅が広く握ったときに力を入れやすいものがおすすめです。

グリップにゴムがついているタイプの場合、滑りにくくなり手にフィットして便利に使えるので、手の負担が軽くなります。

マジックハンドの長さは、使い勝手に直結していきます。長すぎると無理な姿勢で作業するようになりますので、体の負担が増す原因です。床に落ちたものを拾う行為などに適している長さは、40〜50センチの長さがあれば便利といえます。

高い場所の棚などからものを取りたい場合や遠くのものを取りたい場合に適している長さは、70センチ以上のロングタイプがおすすめです。ただし、長いタイプは重量も増してしまうので、気を付けてください。

普段の庭いじりをしたいときや、水槽の掃除用として使用したい場合のマジックハンドは、鉄製のものは避けてください。屋外での作業で使う場合には、鉄製のマジックハンドだと錆びる可能性があります。この場合、素材を錆びないタイプのものにすると解決できます。

屋内用と屋外用を準備するのもひとつの方法です。

手首の動きに不安がある方におすすめのタイプです。グリップが回転できると狭いところに落としてしまったものを拾いたいとき、手首をひねらないと掴めないものをキャッチしたい場合に便利です。

手首に痛みがあるときなどに、回転してくれるマジックハンドを使うと手首への負担も軽くなります。360度回転するようなタイプもあります。

長さが伸縮するタイプのマジックハンドなら、必要な場面ごとに長さを微調整して使う事が可能になります。長さを調節して使用できると、手が届かない場所のものを取りたいときには伸ばして使い、少し手を伸ばせば届く場所なら短い長さで作業できます。

コンパクト収納が可能になる場合もありますので、簡単に伸縮できるのかもチェックしておくと便利です。

暗い場所の隙間などにものを落としてしまうと、探しだすのに苦労します。そんなときには、アームの先端にライトが付属しているタイプがおすすめです。狭いところにライトを当てながら作業できますから、万が一の災害時にも活用できますし、幅広く使っていけるタイプです。

懐中電灯を使わなくても、このマジックハンド1本で作業できるので便利です。

伸縮が自由自在になる素材のタイプなら、車いすに乗っている方のように普段の生活で、頻繁にマジックハンドを使用する場面に適しています。体の不自由な方が、無理な姿勢で手を伸ばさなくてもいいように、伸縮性のあるマジックハンドがあれば、便利です。

直線的なアームだけではなく、曲がるタイプの道具もおすすめします。

マジックハンドは、握力が弱い方や体の不自由な方のサポートとしては勿論、一般家庭でのあとちょっと届かないといった場面でも活用できます。この記事で紹介した、用途や機能を参考に最適な商品を選んでください。こちらもあわせてご覧ください。