焼き魚向けフライパンのおすすめ11選｜IH対応・煙が出ないと評判の製品も

魚のシンプルな調理法「焼き魚」を好む方は多く、食卓でもよく登場する食べ方のひとつです。栄養満点で食べたら美味しい焼き魚ですが、焼いた後のグリルの片付けや部屋の生臭さが気になる方もいます。そこでよく購入を検討されるのが焼き魚フライパンです。

魚用フライパンは種類や素材が豊富で、選び方が難しいフライパンでもあります。IH対応のもの・寿命が長いもの・収納しやすいもの・日本製で使いやすいものなど、便利な性能や機能も求め出すとなかなか使いやすいものが見つかりません。

そこで、今回は、魚焼き用フライパンの選び方とおすすめ商品をご紹介します。記事の最後では、焼き魚フライパンで上手に魚を焼く方法も徹底解説するのでチェックしてみてください。煙が出ない？などのメリットも必見です。

焼き魚を作るのによく使われているのが「魚焼きグリル」です。フライパンで焼いたものと、魚焼きグリルで焼いたもの、どう違うのか気になる方も多いでしょう。魚焼きグリルで焼いた場合、短時間でパリッと香ばしく仕上がります。また、網の下に余分な油が落ちるためフライパンで調理するよりヘルシーです。

一方、焼き魚フライパンで焼いた場合は、じっくり火にかけられるので、ジューシーでふっくらした仕上がりになります。

フライパンで魚を焼くメリットとして、煙が少ないことが挙げられます。魚を焼いた際に発生する煙は、魚の油に火がついてしまうのが原因です。フライパンで焼くと魚に火が直接当たらないため、煙の発生を抑えられます。煙が少ないので、部屋に魚独特の生臭い臭いが充満したり染み込んだりしません。

フライパンで魚を焼くと洗い物が少ないのもメリットです。魚焼きグリルを使用するとグリル本体や網など、油まみれになった部品をしっかり洗わなければならず手間がかかります。グリルまわりの拭き掃除も必要で、面倒に感じる方も多いでしょう。フライパンの場合は、使用したフライパン本体のみを洗浄すればいいので後処理の手間が少なくすみます。

焼き魚フライパンは、比較的どこでも購入可能です。購入場所には、ニトリやカインズのようなホームセンター、Amazonなどの通販サイトが挙げられます。実際に実物を見てから購入したい場合は店舗、自宅で気軽に購入するなら通販サイトやオンラインを使用するのがおすすめです。

通常のフライパンで焼き魚を作る場合は、アルミホイルやクッキングシートをしかなければなりません。魚を直接フライパンの上に乗せてしまうとくっついてしまい、剥がす際に形が崩れます。通常のフライパンは他の料理にも使えるので便利ですが、生臭さが残ってしまうなど、デメリットも多いです。

グリルパンは、通常のフライパンとは異なり、溝が入ったフライパンを指します。魚を焼く際、アルミホイルやクッキングシートを使用する必要はなく、溝に魚の余分な油を落とせるためヘルシーな仕上がりです。

また、食材にきれいな焼き目をつけられるので、焼き魚がより美味しそうに仕上がります。オーブンや魚焼きグリルに入れて使える製品が多いのも便利なポイントです。

焼き魚フライパンを選ぶ際は、サイズを必ずチェックしてください。サイズの合わない小さいフライパンを選んでしまうと、焼きたい魚が収まらずにきれいに焼けません。フライパンから魚がはみ出てしまうと、生焼けになったり美味しく焼けない可能性があるので、できるだけ大きめサイズを選ぶのがおすすめです。

さまざまな料理に使用できるよう、深さがあるフライパンを選ぶと便利です。魚や肉を焼くだけでなく、簡易なパン・野菜炒め・卵料理にも使えるフライパンを選びましょう。深さが5cm以上あるフライパンであれば食材や料理を問わず使用できます。

鉄・南部鉄器のグリルパンは耐久性に優れ、熱を通しやすいため素早く温まります。フライパンが温まるまで待たずに魚を焼き始められますが、油を薄く塗り込む必要があり、お手入れが難しいのも特徴です。扱いやすさよりも耐久性を重視する方に適しています。

陶器のグリルパンは、そのまま食卓に出してもおしゃれです。保温効果があるため、蒸し焼きにしたいシーンでも大活躍してくれます。グリルパンの中でも重量が重く、落とすとすぐに割れてしまうため気をつけましょう。扱いやすさよりもおしゃれさを重視しながら選びたい方におすすめです。

扱いやすいグリルパンを求める方におすすめなのが「アルミニウム」の商品です。重量が他のものよりも軽く、力が弱い方でも調理しやすいでしょう。しかし、熱が逃げやすいため、焼き魚を入れたままにしておくと生臭くなります。調理後はそのままにせず、すぐに食卓に並べるのがおすすめです。

グリルパンやフライパンを購入する場合は「IH対応」「ガス対応」の表記を確認してください。IH対応と記載されていても100V以上の場合は使用不可の可能性もあるので注意が必要です。IH対応のものはほとんどがガスでも使用できます。しかし、火の通りが遅くなるため、IHとガス兼用のものを選ぶのが無難です。

蓋付きのフライパンは、料理のレパートリーが広がります。フライパンで焼き魚を作るだけでなく、蒸し料理も可能です。蓋の種類によって調理方法が異なるため、使用には注意しましょう。ガラス蓋はIHやガスコンロのみ使用可能です。陶器の場合は、オーブンでも調理できます。

収納で邪魔になってしまうのがフライパンの取っ手です。取っ手が外せれば、収納にスペースを取らず、コンパクトに収納できます。ベルメゾンネットで販売されている「取っ手が取れる魚焼きフライパン」は人気なので、ぜひチェックしてください。

ここでは、フライパンで美味しく魚を焼く方法をご紹介します。焼き方ひとつで生臭さなども変わるため、ぜひ参考にしながら調理してください。

1. 生臭さを取るために魚に塩を振る
2. ある程度まってから、クッキングペーパーで水気を取る
3. フライパンにクッキングシートやアルミホイルをしく
4. 皮から焼いていく

冷凍の魚を焼く場合は、解凍せずにそのまま焼いても問題ありません。クッキングシートやアルミホイルがフライパンの外に出ていると火がついてしまうので注意してください。

フライパンやグリル以外にも「魚焼き器」もおすすめです。火を使わなくても調理可能で、場所を選ばないで魚を焼けます。形状はグリルに似ており、蓋が閉まるので匂いも漏れません。中には電子レンジで使用できる商品もあるため、ぜひチェックしてください。

フライパンで作る焼き魚は、ジューシーでふっくら仕上がります。また、後片付けも簡単で、部屋も魚臭くなりません。ぜひ本記事を参考にしながら、焼き魚フライパンで美味しい焼き魚をつくりましょう。

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