アイゼンケースおすすめ3選｜100均の代用品・軽量なものも【ペツル・山と道】

「アイゼン（クランポン）ケースが欲しい！」という方は多いのではないでしょうか。アイゼンは爪が鋭利なので、そのまま収納するとザックや収納しているギアが破損する恐れがあります。専用ケースに入れることで、安全に持ち運ぶことができ、快適に冬山登山を楽しめます。

しかし、「登山の荷物はなるべく軽量にしたい！」という方も多いはず。アイゼンケースは、軽量なものも多く、さらにザックに外付けできるものもあるので、ザックの収納を圧迫する恐れがありません。

そこで、本記事ではおすすめのアイゼンケースを厳選して紹介します。また、100均のバッグを使ったアイゼンケースの代用方法やおすすめのアイゼンケースのメーカーも紹介するので、参考にしていただけると幸いです。

「アイゼンケースって必要なの？」と感じる方は多いと思います。はっきり言ってアイゼンケースは必要です。そのままアイゼンを収納するとアイゼンの爪でリュックに穴が開いてしまう恐れがあります。

少しでも荷物の軽量化を測りたい方は、タオルを巻いて収納したり、銀マットに包んで収納したりする方もいます。しかし、初心者やより安全に山登りしたい方はアイゼンケースを使用するのをおすすめします。

なるべく軽量なものを選びましょう。雪山登山ではできるだけ荷物を軽くしたいですよね。アイゼンケースが重たくてかさばるなんてことは絶対に避けなければなりません。

重量としてはなるべく150g以下のものを選びましょう。軽ければ軽いほど登山が快適になります。より軽量のものを選んで快適に雪山登山を楽しみましょう。

アイゼンケースの開閉方法を確認しましょう。アイゼンケースの開閉方法は、大きく分けてファスナー式・バックル式・巾着式の3種類があります。もっとも開閉しやすいタイプは、ファスナー式です。ファスナー式は収納口をすべてオープンにできるので簡単に出し入れできます。

また、バックル式はデイジーストラップが付いているものが多いので、バックパックに外付けできるのが魅力です。巾着式はワンタッチで開閉できるので、スピーディーに収納できます。

ザックへの取り付け・外付けが可能なのか確認しましょう。雪山登山は荷物が多いので、できるだけザックへ外付けができるアイゼンケースがおすすめです。外付けすることで、ザックの容量が広くなるので、持っていくアイテムを増やすことができ、より快適な登山を楽しめます。

カラビナでバッグに取り付けたり、デイジーストラップで取り付けたりできます。中にはアイゼンケースに他のアイテムを収納できるものもあるので、よりザックの中の容量を増やせます。

アイゼンの刃は鋭いので、厚めの素材のアイゼンケースがおすすめです。PVC素材のものや爪の部分が二重になっているものなら、アイゼンの爪で破損するリスクがなくなります。

専用のアイゼンケースなら爪部分を安全に収納できる工夫がしてあるので、問題ありません。それでも不安な方は、生地が二重になっているものや頑丈な素材のものを選びましょう。

「メンテナンスしやすいアイゼンケースが欲しい！」という方は、メッシュ素材がおすすめです。メッシュ素材のアイゼンケースなら、溶けた雪の水分で濡れてもすぐに乾くので、メンテナンスが非常に楽です。

メッシュの窓付き開閉口のタイプやサイド部分がメッシュタイプなどがあります。また、ナイロンやPVC素材も速乾性に優れているので、メンテナンスしやすいです。

モンベルは、1975年に創業した日本が誇るアウトドア用品メーカーです。キャンプや山登りに行くと必ずモンベルのブランドロゴを見かけるほど人気があります。豊富な商品量とリーズナブルな価格帯が人気を集める理由です。

モンベルのアイゼンケース「クランポンケース」は、堅牢な素材を使用した丈夫で耐久性が高いのが特徴です。爪が当たる部分には爪が突き抜けないように生地を二重にし、プラスチックボードで補強しています。

アライテントは、国産ならではの丁寧なもの作りで、多くの本格キャンパーから厚い支持を受けるアウトドア用品メーカーです。「ライペン」というオリジナルブランドを展開しており、本格的な機能性と軽量性を同時に実現した登山キャンプ向けの商品を数多く提供しています。

アライテントのアイゼンケースは、PVC帆布製なので、強度が高いのが特徴です。巾着式とバックル式と2種類の開閉タイプから選ぶことができます。また、軽アイゼンケースの取り扱いもあります。

ペツルはフランスの探検家フェルナンド・ペツルが設立した登山用品ブランドです。世界で初めて登山用のヘッドランプを開発したことで知られています。洞窟探検用の道具を開発してきた経歴から、過酷な環境に耐えられるアイテムが豊富です。

ペツルからはナイロン製のアイゼンケース「ファキール」が出ています。しっかりと補強された片面でアイゼンの刃から荷物を保護し、もう片方の面は乾きやすいようメッシュになっているのが特徴です。

山と道はハイカーの夫婦が創業した、ハイキング道具のメーカーです。自らのハイキング経験を基に、本当にハイキングに必要な道具を開発しています。山と道のアイゼンケースは、頑丈さ・軽量さ・扱いやすさを兼ね備えたアイテムです。

高機能な特殊素材「X-PAC」を使い、耐久性と防水性に優れています。サイズは軽アイゼンに適したS・12本爪アイゼンに適したLの2種類です。裏面にはザックへの外付けに便利なデイジーチェーンがついています。

「とにかく安いアイゼンケースが欲しい！」という方は、100均の袋とタオルを使ってアイゼンケースを収納するがおすすめです。アイゼンの爪からザックの中のキャンプギアを守るためにタオルでグルグルに巻いて、100均の袋に収納します。

タオルで巻くことで、アイゼンに付いている雪が溶けてもタオルが吸いとってくれるので、一石二鳥です。非常にリーズナブルで効率よく収納できるのでおすすめです。

「世界にひとつだけのアイゼンケースが欲しい！」という方は、アイゼンケースを自作するのがおすすめです。ホームセンターのネットと結束バンドを使ったアイゼンケースの自作方法を解説します。

1. ホームセンターでトリカルネットと結束バンドを購入します。
2. トリカルネットを折り曲げて袋状にします。
3. 底になる部分と合わせ部分を結束バンドで留めます。
4. 収納口になる部分を折り返し長さを調整して、カラビナを取り付けて完成です。

いかがでしたでしょうか。気になるアイゼンケースは見つかりましたか。アイゼンケースがあると安全にアイゼンを持ち運びできます。アイゼンケースをゲットしてより快適に雪山登山を楽しみましょう。