分割式カヤックのおすすめ3選｜デメリットは？足漕ぎカヤックも！

山やキャンプ場でアウトドアの回数を重ねていくと、釣りや水上散歩などのアクティビティも経験したくなりますよね。水上で楽しむならカヤックが人気ですが、「大きくて自宅では収納しきれない」「ルーフバーがない車で持ち運べないかも」と考えてはいませんか？

今回ご紹介する分割式カヤックは、単一構造のカヤックにありがちなデメリットを解消する優れたアイテム。2〜3パーツに分解できるので、ベランダや物置にも収納できて車内に積載できるのがメリットです。

本記事では、分割式カヤックの魅力・デメリットや選び方、おすすめの商品をご紹介します。足漕ぎ式が好評なタイダルストリームなど人気メーカーも解説するので参考にしてください。

人を乗せて水上を進むカヤックは、全長約3m×全幅約0.76mが平均的なサイズ。数字だけでは分かりにくいですが、マンションなどで広く採用されている畳のサイズ1.8×0.95mを想像してみてください。

畳1枚に収まらないサイズでは室内で邪魔になり購入をためらう方も。しかし、分割式カヤックは2〜3分割できるので収納サイズは非常にコンパクト。エレベーターにも楽に乗せられますよ。

コンパクトに収納できる分割式カヤックなら、車での移動も楽々です。従来のカヤックでは車のルーフに積載して運搬するため積み込み作業も大変でした。しかし、分割式カヤックなら車内スペースに乗せられます。

旅行先でレンタカーを借りたり、カーシェアリングサービスを活用するのも自由自在。また、車内に積載できると、ルーフに乗せた際の衝撃や飛来物などによるカヤックの損傷も気にせずに済みますね。

陸から離れたポイントで釣りを楽しみたい方にも分割式カヤックがおすすめです。ボートを利用して釣り場まで移動するなら、ある程度の水深が必要ですよね。また、歩いて行けるポイントでも、距離が離れていれば何時間も荷物を背負って歩かなければなりません。

その点分割式カヤックがあれば、水深が浅い場所でも遠くまでスピーディーに進めます。また、カヤックには釣り道具やお弁当などを積載できるので丸1日楽しめますよ。

分割式カヤックは、利便性が高い反面、デメリットもあります。分割式カヤックは、ほとんどのモデルがうしろ向きに移動できないため小回りがききにくく、プロペラタイプよりも高額です。

商品によっては、艤装がされていない・取っ手がかく運搬しづらい・分割式なのでハッチがないなどのデメリットもあります。

「Point65（ポイント65）」は、スウェーデンのストックホルムに本拠地を置くパドルスポーツブランド。2015年にはABS樹脂製バックパックで有名な「BOBLBEE」のライセンスを取得し、さらに製品展開の幅を広げています。

ポイント65のカヤックは、「テキーラ」や「モヒート」など独特なネーミングセンスでも知られています。2分割でソロ用、中間に1パーツ足してタンデムできる汎用性の高いカヤックが人気です。

「TIDAL STREAM（タイダルストリーム）」は、横浜のシーカヤック専門店「サウスウィンド」によるブランドです。シンプルな構造のカヤックは初心者にも扱いやすく、修理やメンテナンスで困らないのがメリットです。

タイダルストリームのカヤックには16種類のラインナップがあります。分割式のカヤックでは人気の足漕ぎ式の他にもパドリングモデルもあり、ご自身にぴったりなタイプを選びたい方におすすめです。

パドル2本で漕ぎ進むカヤックですが、時間を追うごとに疲れを感じる方も多いようです。そのような時にはペダルを漕ぐだけで思い通りのスピードが出せる「足漕ぎカヤック」がおすすめ。手で漕ぐカヤックと比較して、長い距離の移動にも適しています。

また、足漕ぎカヤックは両手が自由に使えるので釣りに使うのにぴったり。分割式ならパーツを組み合わせるだけで1人でも2人でも楽しめます。釣り道具と一緒に車に積み込みやすいカヤックをおさがしの方におすすめです。

マンション住まいでも収納しやすく、軽自動車のリアスペースにも積み込める分割式カヤックをご紹介しました。1人での釣りや親子で行く水上散歩など、人数や目的に合わせて選ぶのがおすすめ。最高に楽しめる分割式カヤックを手に入れてください。