色黒肌におすすめのアイシャドウ20選｜地黒にあう色は？見えない・似合わない？

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目元は人の顔の中で一番印象に残る非常に重要なパーツです。メイク次第で印象をガラリと変えることができるため、メイクの中で一番重要かつ遊べる箇所といっても過言ではありません。 
 

その分、アイシャドウは自分にピッタリ合うものを選びたいです。肌の色がしっかりしている色黒さんは、「見た目通りに発色してくれない」「くすんでいるように見える」「定番色が似合わない」など、アイシャドウの色選びに苦労されている方も多いです。 
 

この記事では、色黒さんにこそ似合うアイシャドウや、おすすめのメイク方法などを紹介します。デパコスやプチプラのおすすめ商品・日焼け肌の方向けのメイク・くすんで見えない方法なども紹介するので参考にしてください。

お肌の色がしっかりしている色黒・地黒の方は、アイシャドウがなかなか見た通りに発色してくれないことがあります。

「テスターを見たときは綺麗なベージュに見えたのにいざ塗ってみると全然目立たない・発色しない…」「なんだか目元がくすんで見える…」など、アイシャドウ選びに苦戦している声もよく耳にします。色黒さんに似合うアイシャドウ選びとメイク法を把握し、洗練された目元を演出しましょう。

角度によってキラキラと輝くラメは、華やかさ・トレンド感も満載です。グリッターはインパクトがあるので、まぶた全体に付けるのではなく、目頭だけ・目じりだけ・黒目の上だけ・下まぶただけなど、部分使いをすることが鉄則です。 

特に、光が当たっているように見せたい部分、上まぶたの黒目の上や目頭にのせると抜け感が出ます。

しっとりと濡れたようなツヤ感を出して目元を際立たせるのもおすすめします。ジェル系アイシャドウやクリーム系アイシャドウなどはツヤ感があるものが多いです。華美になりすぎず、大人っぽく光を取り入れるならツヤ感がおすすめです。

ツヤ感を出すアイシャドウはさっと指で塗るだけで美しく仕上がるものが多いので時間がないときにもおすすめします。

上品な華やかさを取り入れたいならパールがおすすめです。ただし、パールはものによっては白みがかっていて肌から浮いてしまう場合があるので、控えめな加工のものに限り、黒目の上部分や涙袋など、もしくはベースとなる色にパール加工を選び、その上から中間色や締め色を重ねるなどしてパールのみの範囲は狭めて使用するのがおすすめです。 

偏光パールは青みがかったものや緑がかったものなど苦手なカラーが隠れている場合があるので、さまざまな角度からよく確認して購入しましょう。

濃い色でマットな質感のアイシャドウをメインで使用するのはおすすめしません。色で勝負のマット系アイシャドウは、アイシャドウが発色しずらい色黒さんと相性が悪く、目立たないか厚ぼったくなるかのどちらかになりやすいです。

特にブラウンやグレーなどのベーシックな色は目元が暗くなってしまいます。 ほとんど発色させないつもりで肌馴染みのいい色をベースとして使用した上で部分的にグリッター使用し、まつ毛が主役のアイメイクにするのならマット系もおすすめです。
 

美容関係の話題でよく耳にする「ブルべ」「イエベ」という言葉。その人が持って生まれた肌や髪・瞳の色に似合う色を「パーソナルカラー」といい、黄味がかった肌の「イエベ」とピンクがかった肌の「ブルべ」に大別されます。さらにその中からイエベ春・イエベ秋・ブルべ夏・ブルべ冬と細分化されます。 

一般に、ブルべが色白・イエベが色黒と思われていることが多く、特に色黒さんは「イエベ秋」と思われていますが、そんなことはありません。色白のイエベ秋も色黒のブルべ冬もいらっしゃいます。

以下にイエベとブルべの簡単なセルフチェックの方法をまとめました。

ゴールドやシャンパンベージュは、イエベの色黒さんがハイライトのように使用するのにピッタリです。目頭や黒目の上などに置いて、光を演出したいときにおすすめします。パーティなどのときはベースや中間色として使用しても華やかです。そのときは他の色は抑えめにして、まつ毛の束感のみで勝負するなどしてバランスを取りましょう。

ブロンズとは青銅に錫を混ぜた合金のことで、カラーとしてはメタリックな茶色や赤茶色のことをブロンズと呼びます。このブロンズもイエベの色黒さんにおすすめです。

色としては濃いめなので、まぶた全体に塗ると化粧が濃く見えてしまいます。中間色や締め色として部分的に使用しましょう。下まぶた目じりの三角ゾーンに塗ると目の横幅が広く見えます。

締め色として目のキワにおすすめのブラウン。色黒さんに限らずどんな方も一度は使ったことのあるアイシャドウの王道ともいえるカラーです。日焼け肌でアイシャドウがよく見えない方にも気軽に使えます。

ブラウンも濃い色でまぶた全体に塗ると目元が暗く見えてしまうので、全体ではなく目のキワやアイラインのぼかし・目の下の三角ゾーンなど部分的に使用しましょう。奥二重さんは、二重部分より少しだけはみ出すように塗ると腫れぼったく見えません。

イエベ色黒さんがちょっと遊び心を出したいときにおすすめなのがカーキです。特に晩夏～秋に相性がいいカラーです。

発色によっては強すぎる目元になってしまうため、こちらも部分的な使用をおすすめします。目の下の三角ゾーンにカーキを入れて、カーキのマスカラを上下まつ毛の目じりに塗るのも取り入れやすくおすすめです。

流行の韓国風メイクや中華風メイクに使える、肌馴染みのいいコーラルピンク。中間色として二重幅への使用がおすすめです。ふんわりとフェミニンな雰囲気になります。色が薄すぎると発色しづらかったり、白浮きしてしまったりするので濃いめを選ぶようにしましょう。

ブルべ色黒さんの締め色におすすめなのがグレーです。合わせる色により上品にもクールにも仕上がります。

全体に塗ると目元が暗くなるので、締め色として目のキワや目の下の三角ゾーン・アイラインのぼかしなどに使用しましょう。

モーヴピンクとは、灰色がかった紫やピンクのようなくすんだ色のことをいいます。くすんだというと聞こえが悪いですが、 非常に洗練されたカラーです。

ブルべ色黒さんの中間色として二重幅に塗るのがおすすめです。薄すぎる色は発色しづらいので、やや濃いめの色を選びましょう。その際目元が暗くなるようであれば、縦グラデにして二重幅の目じり側のみ使用するのもおすすめです。

ブルべ色黒さんが冒険したいときにおすすめなのがパープルです。深みのある色なので秋や冬に特におすすめです。

こちらも締め色もしくは部分的な中間色としての使用がおすすめ。目のキワや目の下の三角ゾーンに入れると、顔から浮かずにカラーを楽しむことができます。もう少しパンチが欲しいときは同じカラーのマスカラがおすすめです。

バーガンディやボルドーも色黒ブルべさんにおすすめします。流行りの純欲メイクとも相性ばっちりです。

目の下の三角ゾーンに入れるのがおすすめの使用方法です。色っぽさはダントツですがシーンは選びがちですので、ランチよりはディナー・オフィスやレジャーよりはデートやパーティーにおすすめします。

白色がかったパステルカラーや寒色系は、肌馴染みが悪く色黒さんと相性の悪いカラーなのでおすすめしません。どうしても使用したい場合は、二重幅の目じり側だけにしたり、カラーマスカラで取り入れるなど部分的な使用に留めましょう。 

KATE（ケイト）はカネボウ化粧品が展開するメイクブランドです。数百円～千円台の商品が多く、ドラッグストアで買える手軽さで長きにわたり高い支持を得ていますが、最近は「リップモンスター」や「目幅拡張ライナー」などのスマッシュヒットでさらに人気が高まっています。

アイシャドウも、一つのパレットにベースから締め色まですべて入ったものなどがあり大変おすすめです。また、全108色のアイカラーから好きな色を選びセットできるパレットメーカー「無限の欲」も大変人気です。

キャンメイクは株式会社井田ラボラトリーが展開する化粧品ブランドです。リーズナブルかつ期待の品質で手に取りやすく、学生から大人の女性まで幅広い支持を集めています。

キャンメイクのアイシャドウは800円台のものが多く、手軽に試せるのが魅力です。いつも同じような色ばかり選びがちな方は、多色パレットの一色だけ冒険した色が入っているものにしてみるのもおすすめです。

CLIO（クリオ）は韓国発のメイクブランドです。アイシャドウパレットのほか「KILL COVER」シリーズのクッションファンデーションも有名です。

アイシャドウパレットは、捨て色なしの鉄板色ばかり入っています。10色入っているので、微妙なニュアンスを変えて楽しめます。10色入って3000円台と価格も手頃です。

MACはアメリカの化粧品会社MACコスメティクスにより展開されているメイクブランドです。発色の良さに定評があり、長年にわたりコスメ好きから愛され続けており、メイクアップアーティストや芸能人にも愛用者の多いブランドです。

MACのアイシャドウは単色の丸いケースに入ったものが有名ですが、リキッドタイプの「ダズルシャドウリキッド」もおすすめです。

世界中から熱狂的に愛され続けているブランド、シャネル。大ロングセラーの4色パレット「レ　キャトル　オンブル」は、コスメ好き憧れの逸品です。薄付きなのに発色がよく、上品に仕上がります。

リキッドタイプ・クリームタイプのアイシャドウもよれにくく、発色とメイクもちの良さはさすがの一言です。

NARS（ナーズ）はアメリカ発のブランドで、2000年に資生堂が買収しています。1994年の創業以来世界各国で愛されているコスメブランドです。近年では「レフ板」とよばれるプレストパウダーが大ヒットしています。

NARSの4色パレット「クワッドアイシャドウ」はパウダーなのに肌に乗せるとバターのように肌に溶け込み、肌浮きせずに馴染みます。

せっかく似合う発色のアイシャドウを購入しても、塗り方が今ひとつだと魅力がうまく引き出せないことも。ここでは、一重・奥二重・二重それぞれの上手なアイシャドウの塗り方について解説します。

【一重さんの上手な塗り方】

1. ベースにする色をチップに少量とり、目を開け、まぶたのキワから2〜3mm上に線を引く
2. 目を閉じ、まぶたのキワから1で引いた線までの間にベースを塗り、ベースを塗ったところからはみ出ないようにシャドウを重ねていく
3. 目を開け、黒目の真ん中から目尻まで、下まぶたに上まぶたと同じ色を塗っていく
4. 明るめの色をチップに少量とり、目頭から黒目の真ん中までハイライトを入れる

【奥二重さんの上手な塗り方】

1. ベースにする色をチップにとり、アイホールの半分まで広げる
2. 濃い色のシャドウを細いチップにとり、目尻にキワに塗る
3. ラメなど派手めのシャドウを太いチップにとり、黒目のちょうど上にサッと重ねる

【二重さんの上手な塗り方】

1. 明るめのベージュ系を太いチップにとり、アイホール全体に伸ばす
2. 濃いめのカラーを細いチップにとり、二重幅〜まつげの生え際まで、ぼかしながら重ねる
3. ブラウンを細いチップにとり、まつげの生え際をぼかすように隙間を埋めていく

アイシャドウベースとは、アイシャドウを使う前にまぶたに塗る下地のことです。アイシャドウベースはまぶたの乾燥を防いでくれるほか、発色を良くしてくれる・粉飛びを防いでくれる・まぶたへの密着度合いを高めてくれる効果もあります。 

しっとりと保湿してくれる美容液入りのものがおすすめです。特に、年齢とともにクスミやカサつきが気になり始める30代40代の大人の方にもおすすめです。

色黒さんはパステル系と相性が良くないため、アイメイクにおいてはブラウンやグレーなどベーシックなカラーを多用しがちです。

そこでおすすめしたいのがカラーマスカラやカラーアイライナーです。特に、「目じりだけ」「したまつげの目じりだけ」にするのは浮きにくく、顔の印象をパッと明るくおしゃれにしてくれるのでおすすめです。 

悩みも多い色黒さんですが、小麦色の肌に似合う色やメイク方法さえ分かれば、重厚で洗練された印象を手に入れることができます。まずはアイシャドウを皮切りに、色黒さんだからこそできる健康的で美しいメイクを楽しみましょう！こちらもあわせてご覧ください。