混合肌におすすめの化粧下地20選｜ドラッグストアのプチプラやデパコスも

暑い日に特に気になるメイク崩れ。そんなときには自分の肌質に合った化粧下地でメイク崩れを防ぎましょう。しかし皮脂分泌がひどいのでオイリー肌用の化粧下地を使っているけど、なんとなくメイクののりが悪い、肌に合っているかわからないとお悩みの方はいませんか。

実はオイリー肌と乾燥肌、そして敏感肌のような特性をあわせもつ肌質があります。それが混合肌です。Tゾーンは皮脂分泌が多いのに、頬や口元などは乾燥しやすいインナードライの状態を感じる方は混合肌とよばれます。

そこでここでは混合肌でお悩みの方にぴったりの化粧下地についてまとめました。混合肌のお肌にぴったりの化粧下地の選び方から、ドラッグストアでも手に入るプチプラ、デパコスのおすすめアイテムの紹介、メイクが崩れないための効果的な使い方などをご紹介しています。

混合肌とは皮脂量の多いオイリーな部分と乾燥気味のドライな敏感肌が混在している状態のことです。症状としては、Tゾーンと呼ばれるおでこから鼻の部分は皮脂分泌が多く、それ以外は乾燥しがちな状態が見られます。

インナードライ・乾燥性脂性肌とも言われ気づかない方も多いです。化粧崩れの原因がそれぞれの特徴である油分過多と乾燥にあるため、どちらのトラブルも防げるよう化粧品を選ぶが異なります。

テカリが気になる方は、皮脂の油分過多が起きている状態です。そのため化粧下地にはメイクの皮脂崩れを防止するものがおすすめです。一般的には、ジメチコン・シクロペンタシロキサン・シクロメチコーンなどのシリコン成分が配合しているものを選びましょう。

シリコン系の成分は毛穴をしっかりカバーしてくれるのでおすすめです。テカリ防止と記載のあるものを選びましょう。

べたつきが気になる方におすすめなのが、皮脂分泌をコントロールしてくれる成分入りの化粧下地です。シリカなど皮脂吸着成分が使われているものがおすすめです。過剰分泌された皮脂を吸着し、メイク崩れを防いでくれます。

商品にロングラスティング効果と記載されたものなら、メイクが長持ちします。べたつきの特に気になる部分にだけ塗って、効果的に使用するのもおすすめです。

肌の表面はべたついているものの、肌の角層が乾燥しているインナードライ肌は、乾燥が進むとよりそれを補うために皮脂を過剰に分泌してしまいます。そこで乾燥を補うケアが必要です。

そこで保湿成分の入っているもの、保湿力の高い化粧下地を選びましょう。テカリやべたつきのある部分は薄付きに、乾燥部分にはたっぷりと丁寧に塗ると効果的です。

下地は肌なじみが重要です。厚塗り感のでない自然な仕上がりになるのもを選びましょう。ツヤがありすぎるとかえって毛穴やテカリを目立たせてしまう恐れがあります。ほどよいツヤが出て、肌になじみやすいサラッとしたものがいいですよ。

肌トラブルがある場合や、限定的な条件で使用するのに便利な機能性のある化粧下地も便利です。ここではニキビ肌とUV効果のある化粧下地についてご紹介します。

ニキビが気になる方は、「ノンコメドジェニック処方」と記載のある化粧下地を選びましょう。ノンコメドジェニックとは「ニキビができる状態を起きにくくする」もので、必ずニキビを防ぐものではありませんが、できるだけニキビを作りたくない方にはおすすめです。

他にも「ハイポコメドジェニック」との記載があるものも同じくニキビができる原因を防ぐ効果がありますので参考にしてください。

外仕事が多い方や、紫外線が気になる方におすすめなのがUV効果付きの化粧下地です。SPFとPA値の大きさによって日差しの防止効果が違います。

日常生活ならSPF10～20、一時的に外に出るような場合にはSPF30～40、アウトドアやスポーツなどで外に出ている時間が長い場合はSPF50を選びましょう。PA値も＋の記載の多いものがUV効果が高いものになります。

イエローカラーの化粧下地は、肌の色を健康的に見せてくれます。またシミ・クマなどの肌のくすみをカバーしてくれるので、アラサー・アラフィフ世代にもおすすめです。

日本人に多いイエローベースの肌色の方にもぴったり。使いやすいので1本常備しておくと顔色を明るく見せたいときに便利です。

ピンクやパープルの色は肌の透明感※を引き出し、自然で血色のいい肌色を演出してくれます。ブルーベースの肌色の方には特におすすめのカラーです。

※メーキャップ効果による印象

またエイジングでくすみがちな肌の色もカバーしてくれます。相手にフェミニンな華やかな印象を与えてくれますので、第一印象をいいものにしたいときにもおすすめです。

特にこだわりがない方はベージュやクリアタイプの化粧下地を選びましょう。ベージュは肌の色を一定にしてくれるので、ちょっとしたくすみなどはカバーしてくれます。

ファンデーションを塗らず、化粧下地だけでメイクを完成させたい方もベースの肌色に近いベージュカラーを選びましょう。薄付きメイクや自然な仕上がりが好きな方にもおすすめです。

化粧下地を価格で選ぶ際は、プチプラとデパコスの2種類の商品から選択します。安いものが悪く、高いものがいいとは限りません。それぞれにメリット・デメリットがありますので、チェックしておきましょう。

プチプラの化粧下地はとにかく価格が安いのがメリットです。ドラッグストアなら仕事帰りや買い物のついでに寄れて手軽に購入できます。さまざまな商品の中から、じっくりと自分に合ったものを探せるのも魅力的です。いろいろなものを試してみたい方にもおすすめです。

デパコスはブランドごとにプロの相談員が常駐しているので、自分に合う化粧下地を相談しながら探せる魅力があります。価格は高めになりますが、自分の肌に合う商品を失敗せずに手に入れたい方におすすめです。

雑誌に載っている人気のアイテムや芸能人も御用達のものが使いたい方にもぴったりです。自分の肌質を確認できるテストなどもしているので、気になる方は商品購入前に試してみてはいかがですか。

ラロッシュポゼとは1975年フランスで誕生した敏感肌用のスキンケアブランドです。皮膚科医と協力して開発した商品で、世界的に人気があります。

中でも化粧下地の「UVイデアXLプロテクショントーンアップ」は、2018年ホワイトを発売して以来、2020年にはローズ、2022年にはクリアタイプを発売。トーンアップ効果※で明るく透明感※のある肌に見せてくれると好評を博しています。

※メーキャップ効果による印象

1872年日本で最初の洋風調剤薬局として銀座にオープンした資生堂ブランドです。今なお女性の支持層が厚く評価も高いです。中でも資生堂マキアージュシリーズのコスメは、ラグジュアリーな外観と機能性の高い品質で幅広い年代の女性に人気があります。

そんな資生堂マキアージュの化粧下地は、テカリ・かさつきを防ぐ効果のあるものが多く、混合肌の方にぴったりです。「ドラマティックスキンセンサーベース」シリーズは夏でもメイク崩れしにくいと高い指示を得ています。

2007年に生まれた国内化粧品メーカー、エトヴォスは肌に優しいコスメを開発販売しているブランドで、クレンジング不要の石鹸とお湯で落とせるミネラルメイクが好評です。できる限り自然の原料を使用し、保湿効果に優れた製品内容になっています。

人気の化粧下地「ミネラルインナートリートメントベース」は、ヒト型セラミド、自然の植物オイルなどの潤い成分をたっぷり含んだ、まるで美容液のような製品で大変人気があります。オイリーと乾燥が混在する混合肌のケアにもぴったりです。

ミノンとは、 第一三共ヘルスケア株式会社が展開している日本の敏感肌向けボディケア・スキンケアブランドです。ノンアレルギー・低毒性・ノンアルカリ性に由来した名前で、赤ちゃんからお年寄りまで使える低刺激設計にこだわった製品が人気を博しています。

「ミノン アミノモイスト ブライトアップベース UV」はSPF47・PA+++の高いUV効果を得ながら、紫外線吸収剤を使わないノンケミカルタイプです。保湿効果も高いので乾燥から肌を守ってくれます。肌を明るく美しくみせてくれると人気のアイテムです。

1985年、ポーラ化粧品の通販部門として設立。保湿力高めな機能性の高いコスメが人気の国内ブランドです。通信販売を主としているので、価格がお手頃なのも魅力のひとつといえます。

「スキンモイスチャーベース」はうるおいベールが密着するスキンケア発想の化粧下地です。はちみつやヒアルロン酸などを主とした美容液成分87％を有し、潤いたっぷりのテクスチャーが乾燥を防ぎます。くすみカバーにも効果的なピンクベージュで肌を明るく見せてくれると人気です。

顔全体に化粧下地を塗る場合は、適量を手の甲に出し、中指と薬指を使って優しく肌にタッピングしながら伸ばしていくのがポイントです。人差し指を使うと余計な力が肌に負荷をかけるのでおすすめしません。軽くのせるように伸ばすと化粧崩れしにくい効果があります。

部分的に使用する際も同じです。気になる部分に下地を乗せてタッピングしながら伸ばしましょう。塗るタイミングは商品によって異なりますので、使用方法をよく確認してください。

自分の肌質に合う化粧下地を見つけて、メイク崩れを防ぎましょう。使い心地がいいもの、使いやすいものは必ずしも値段に比例しません。自分に合った化粧下地を見つけてメイクを楽しみましょう。こちらもあわせてご覧ください。