カーボンクロスバイクのおすすめ5選｜スピード重視派に人気の速い素材！

日常使いやちょっとしたサイクリングに使われるクロスバイクの多くは、アルミやスチールで作られています。しかし、中にはクロスバイクの素材にカーボンを使用したモデルも存在しています。

カーボンは、アルミやスチールの弱点を補う優れた特徴があります。アルミやスチールに比べ、カーボンのクロスバイクは「軽量・速い・丈夫」の三拍子が揃っています。衝撃吸収性があり乗り心地も快適なので、気軽にサイクリングを楽しむ方からスピード重視の方まで幅広く人気です。カーボンの方が値段は高めですが、壊れにくく長く使えるので、コスパ最強との声もあります。

今回はカーボンクロスバイクの特徴や他の素材との違い、カーボンクロスバイクの選び方、おすすめのカーボンクロスバイクなどをご紹介します。サイクリングを始めたい人やこれからクロスバイクを買い換えようと思っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

クロスバイクは、使いやすさとスポーツ性を兼ね備えた自転車です。ストレートハンドルであり、ママチャリと比べるとタイヤが細く、スタイリッシュな見た目をしています。また、移動速度も速い点もメリット。目安として3分で1km程度・1時間で15km程度走れます。

またクロスバイクは変速機のギア数が多いので、上り坂でも疲れにくいのが魅力です。自転車自体が軽量で平坦な道でも小さな力で早く進めるため、力に自信がない女性にもおすすめできます。

クロスバイクとロードバイクはよく似ていますが、性能には大きな違いがあります。ロードバイクは走りに特化した設計です。空気抵抗を抑えながら手のポジションを変えやすいドロップハンドルを採用しているので、レースなどの長距離走行に適しています。

またロードバイクのタイヤが細いのも、空気抵抗を抑えることが目的です。クロスバイクはロードバイクより太いタイヤであるため、道路に凸凹があっても安定して走行できます。

自転車のフレームには、カーボンの他にアルミやクロモリ、スチールがよく使われます。アルミは軽く錆に強いのですが、金属なので重みがあります。クロモリは耐久性と振動吸収性に優れているので日常使いに快適な反面、錆びやすいのがデメリットです。スチールは安く、強度があり長持ちしますが、重いためクロスバイクにはあまり用いられません。

カーボンは高価ではありますが重量が軽く、振動吸収性も高いのが特徴で、金属ではないため錆びないのもメリットです。

カーボンを用いたクロスバイクには、多くのメリットがあります。軽量で、走りやすいのが最も大きなメリットです。振動をしっかり吸収してくれるので、振動が体に伝わりにくく疲れにくいです。不安定な路面や長距離走行にも向いています。

車体が軽いため、小さなエネルギーで速いスピードを出せるのも魅力で、スピード重視の方に選ばれています。メリットをまとめると、以下の通りです。

【カーボンクロスバイクのメリット】

• 軽くてスピードが出る
• 振動を吸収してくれるので、乗り心地がいい
• 強度が高く壊れにくい
• デザイン性が高い

フレーム・フロントフォークの両方にカーボンを使用しているクロスバイクがあります。フレーム全体にカーボンを用いているものは走行性能が高いのが特徴です。

車両の軽さと、走りの快適さを追求したい人は、フルカーボンを用いているクロスバイクがおすすめです。10万円～30万円程度の価格帯の商品が多く販売されています。

カーボンフォークを採用していて、フレームはアルミやクロモリを使用しているクロスバイクもあります。こちらは10万円前後と比較的安い価格帯でラインナップされているのが特徴です。

日常の街乗りでも気持ちよく使うことが可能で、ロードバイクのような快適さを感じられます。まずは手頃なカーボンフォークのロードバイクからスタートするのもおすすめです。

日常生活での移動や通勤・通学に使うなら、適度な軽さがあるクロスバイクがおすすめです。また、パンクなどのトラブルを回避するために、タイヤや車体が丈夫なものを選びましょう。

サイクリングを目的としている場合は、走りの快適さが重要です。タイヤが細いと走りが軽く感じられます。衝撃吸収性などの疲れにくさにも注目しましょう。

クロスバイクのサイズは、自分の身長を参考にして選びます。フレームサイズ・ホイールサイズの2種類に対しそれぞれ適応身長がありますので、チェックしてみてください。

サイズの合っていないクロスバイクに乗ると疲れやすく、事故の危険性も高まるので、しっかりと自分の身長に合うサイズを選ぶことが大切です。

クロスバイクのタイヤが細いと軽快に速く走れます。舗装された道でのサイクリングや日常使いには細いタイヤが適しています。漕ぐ時にあまりエネルギーが必要ないのもメリットです。

その反面、細いタイヤは不安定さが増して滑りやすいので注意しましょう。アウトドアなど不安定な道を走る場合は、安定感のある太いタイヤを選ぶのがおすすめです。太いタイヤはクッション性も高いので、衝撃を吸収してくれます。

クロスバイクのブレーキにはいくつかの種類があります。Vブレーキは、多くのクロスバイクに使われています。パーツが普及しており多くの自転車店で取り扱っているため、クロスバイクの急な不調にも対処しやすいのが特徴です。

ディスクブレーキは制動力が強く、少しの力で自転車を止められます。雨の日や下り坂でも制動力が落ちにくいため、握力の弱い方でも安心です。雨の日の使用をあまり考えていない方や初心者でお手入れが不安な方は、Vブレーキのクロスバイクから始めてみるのがおすすめです。

カーボンフレームのクロスバイクを取り扱うメーカーはある程度限られており、傾向として高級ブランドの商品ほど相応に高品質です。代表的なメーカー3社を紹介しますので、参考にお役立てください。

• GIANT（ジャイアント）・・・独自工法に基づいたフレーム設計が特徴。高コスパで有名
• Bianchi（ビアンキ）・・・スポーツバイクブームの火付け役。独特のチェレステカラーは世界的に有名
• TREK（トレック）・・・レース用スポーツバイクの名門。高耐久でランニングコストに優れる

カーボン製のフレームは、衝撃で割れやすいので注意が必要です。不注意で自転車を倒してしまい一点に衝撃が集中すると、フレームにヒビが入ってしまう可能性があります。紫外線にも弱く劣化してしまうので、丁寧に取り扱いましょう。

また、カーボン自体が高価な素材であるため、カーボンフレームのクロスバイクは他の素材でできたクロスバイクと比べて価格が高いので、購入のハードルが高めです。

カーボン製クロスバイクは軽いので、真っ直ぐ進むのが難しいという欠点もあります。走行の際は注意しましょう。

カーボンクロスバイクの寿命は、目安としておおよそ5～10年程度です。カーボンはアルミ・スチールといった金属素材と比べて錆びに強く、衝撃吸収性に優れています。一方で外傷には弱く、転倒に伴うキズ・凹みなどの影響を受けやすいです。

ほかの素材と比べてとくに寿命が短い・長いといった差があるわけではないため、好みに合うモデルを選ぶようにしましょう。

カーボンクロスバイクは快適な走りができ、多様なシーンで活躍します。すでにクロスバイクに乗っている人なら、さらなるクロスバイクの良さを発見できるでしょう。この記事を参考にして、自分にぴったりのカーボンクロスバイクを見つけてください。

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