【DIY】スパイスボックスの自作方法を紹介｜100均・ニトリ・無印良品のアイテムで

おしゃれなスパイスボックスを使いたいと思っても、値段が高いので気軽に購入できないとお悩みではありませんか？そんな方におすすめなのが、100均のアイテム等を活用して、スパイスボックスを自作する方法です。

既製品を購入する場合に比べて、圧倒的に費用を抑えられます。キャンプ用品の自作は面倒なイメージがありますが、100均の木箱4個に蝶板・接着剤・木ネジを活用するだけで、自作を行えます。

しかし、普段の日常生活では馴染みの薄いアイテムであるため、どうやって製作したらいいか分からない方も多いはずです。そこで、本記事では、ダイソーやセリアなど100均アイテムを使ったスパイスボックスのDIY方法や、100均で手に入る既製品なども紹介するのでぜひ最後までご覧ください。

オープン型スパイスボックスは、ダイソーで買える3種類の材料を用意するだけで、DIY初心者でも簡単に作れます。電動ドライバー等の高価な道具も必要なく、1,000円以内で自作できるので、ぜひトライしてみてください。

必要な材料・道具リスト

ダイソーのボード・木製ボックス・丸棒には、数種類のサイズが存在するので、大きさをあわせないとうまく組み立てられません。ウッドカッティングボードの幅や、持ち手の穴の大きさにあった、木製ボックス・丸棒を選びましょう。

木製ボックスの側面の両側に、木製ボンドを薄く塗り拡げたら、カッティングボードを接着します。5～10分ほど動かないように手で固定したら、マスキングテープを巻いて、2時間程度かけてボンドが乾燥するまで待ちます。

カッティングボードが固定されたら、両側の穴に丸棒を通して、はみ出した部分の長さを計測しましょう。丸棒の余分な長さが分かったら、端の部分をのこぎりを使って切り落とし、紙やすりで磨いてささくれを取ります。

丸棒を2つのカッティングボードの穴に再度通してから、爪楊枝の先で穴の周囲にボンドを塗り込みます。接着剤が大きくはみ出た部分を拭き取り、硬化するまで1時間ほど待てば、オープン型スパイスボックスの基本的な製作工程は完了です。

ダイソーで販売されている木製の材料は、防水加工が行われていないので、雨や調味料が染み込みカビやシミが生じる場合があります。ニスを塗ることで、液体が染み込みにくくなるため、スパイスボックスの外観の劣化を抑えられます。

濃度や塗る回数により色合いが変わる、ステインと呼ばれる塗料を活用すると、自由に着色可能です。ただし、ステイン自体には保護機能が搭載されていないので、着色した後に透明のニスを塗る必要があります。

塗装した後にステッカーチューンを行うと、自作を行ったスパイスボックスに個性を出せます。100円ショップや、アウトドアブランドのシール・ステッカーを購入して、自分好みのデザインにアレンジしましょう。

2段式スパイスボックスを作成するには、木箱を含めたさまざまな材料と、組み立てるための工具が必要になります。作成するのに必要な必要な材料・道具を、表にして分かりやすくまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

必要な材料・道具リスト

木製ボックスは100均で購入できるものの、さまざまなサイズの製品が存在するので、調味料に合ったサイズのものを選ぶ必要があります。100円ショップで購入する前に、背の高い調味料の長さと、木箱の高さを確認しておきましょう。

ボックスの底面に接着剤を付けて、それぞれの木箱をつなぎ合わせたものを2セット作ります。2つの木箱が重なり合うように、マスキングテープを使用し、はみ出たボンドを拭き取ります。固定されるまで1～2時間かかるので、時間に余裕があるときに行いましょう。

木箱にコーティングを行わないと水が染み込むので、屋外で雨が降った時に、水が染み込んでカビが生じる可能性があります。木箱の表面に、水に溶けない100均の水性ニスを2度塗りして、耐久性を向上せせましょう。

柵がなくても木箱の中に調味料ボトルを置けますが、開けた時の衝撃によって落下する危険性があります。キリを使って、両側面の前側下寄りの部分に下穴を開けてから、丸環ネジ（ヒートン）を側面の前側下寄りの部分に取り付けましょう。

丸環ネジを4～8個取り付けたら、結び目を作ったヘアゴムを、奥の方から左側のネジの穴に通して結びます。手前から反対側のネジにヘアゴムを通し、テンションをかけた状態で結んでから、余った紐をはさみで切れば柵の完成です。

木箱を開閉できるように、継ぎ目の部分に100均の蝶板を3個使って、ボックス同士を接続します。下穴を開けたい位置を決めたら、マスキングテープで動かないように木箱と蝶板を固定してから、ペンで穴を開けるための印を付けます。

印を付けたら、蝶板が動かないように手で固定しながら、キリを使って蝶板の穴の位置に下穴を開けましょう。ドライバーを使って穴の部分に付属のネジを締めて、マスキングテープを取れば、木箱の開閉を行えるようになります。

100均の留め金を2個用意して、蝶板の時と同じように、きりで印に下穴を開けてからネジを固定します。このとき、2つの蝶板の間隔が離れすぎていると、ロックがかからなくなるので、留め金同士が接していることを確認してから印を付けましょう。

スパイスボックスの上側にガイロープを取り付けることで、持ち手の部分を作成できます。ここでは、スパイスボックスの持ち手を付ける方法について解説します。電動ドリルで穴を開けて直接ロープを付ける方法もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

持ち手を付ける方法

以下の2つのアイテムを活用することで、スパイスボックスを作成できます。小分けボトルは1本60円で購入できるので、木箱で自作したスパイスボックスでも有効活用可能です。

• PET小分けボトルワンタッチキャップ（12ml）×8個
• ポリプロピレン　ペンケース横型Ｌ×1個

ペンケースとボトルの両方にシールが付いているので、見栄えをよくするために、シールをきれいに剥がす必要があります。ボトルのラベルは手で剥がしにくいので、以下の4つの手順を行いシールを取りましょう。

シールを剥がす手順

1. ラップの上にボトルを8本同時に並べる
2. シール面に中性洗剤をまんべんなくかける
3. 並べたボトルをラップで包んで15分間放置する
4. ラップを剥がしてから水道水をかけ流しながらシールを剥がす

無印良品の製品で自作したスパイスボックスは、8種類までしか調味料を入れられないので、厳選してスパイスを選ぶ必要があります。塩・醤油・こしょうは美味しい料理を作るのに欠かせないので、必ず持っていきましょう。

ここでは、12mlボトルに入れるのに適した、おすすめ調味料のリストをまとめてみました。万能調味料である「ほりにし」を入れれば、後悔する可能性を抑えられるため、調味料選びで迷った方はほりにしスパイスを活用しましょう。

名前シールを貼らないと、調味料の見分けが付きづらくなり、間違って味付けしてしまう可能性があります。名前シールはどんなものでも使えますが、粘着力が強すぎると、調味料を変えた時に剥がしづらくなります。

無印良品のマスキングテープなら、剥がしやすく何度でも貼り直せるので、さまざまな調味料を使いたい方におすすめです。防水加工も行われていて、雨が降ってもテープがぼろぼろにならないので、屋外でも安心して使えます。

スパイスボックスのDIYの材料を購入するのが面倒な方は、DIYキットがおすすめです。スパイスボックスのDIYキットなら、材料を購入したり、作り方を調べたりする手間が省けて簡単にスパイスボックスが作れます。手軽にスパイスボックスをDIYしたい人にうってつけです。

スパイスボックスを自作する自信がない場合は、セリアで手に入る既製品を選ぶのも手です。セリアの「バックルBOX」は、ポリプロピレン製ですが、キャンプに持っていっても違和感のないデザインとカラーから人気となっています。

プラスチック容器や収納BOXのコーナーにありますが、取り扱い終了・店舗在庫がない場合もあるので、気になる方は事前に問い合わせましょう。

自作のスパイスボックスを活用すれば、調味料をコンパクトに収納できる上に、購入費用も抑えられます。スパイスボックスの自作方法について理解した上で、自分好みの調味料入れを自作して、アウトドア料理をより快適に調理できるようにしましょう。